ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年6月15日。ウクライナ侵攻から112日目

2022-06-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年6月15日。ミンスクは天気が回復しました。

 ロシアとベラルーシで事業を一時停止していたIKEAが事業を更に縮小し、完全撤退するようです。ロシア国内では2つの事業所を完全閉鎖、4箇所にある工場を売却、そしてロシア国内の商品在庫を売り切るそうです。従業員は解雇へ。
 ベラルーシには2000人の従業員を抱えるIKEAの工場がモギリョフにありますが、これも閉鎖されます。
 ちなみにベラルーシにはIKEAの店舗はありません。インターネット上にはIKEAはベラルーシでも販売が行われています。しかし、これももうすぐ在庫処分されたら、なくなるのでしょう。


 ウクライナ軍偵察部隊に所属していたアメリカ人義勇兵2人が、ハリキウ郊外での激しい戦闘中、ロシア軍の捕虜になりました。
 行動をともにしていた偵察部隊のウクライナ兵は消息不明。
 アメリカ人が捕虜になったことによって、ウクライナに対するアメリカの支援が滞るのではないかと懸念されています。
 
 
 ウクライナでロシア人従軍ジャーナリスト、セルゲイ・ポストノフ氏が死亡しました。ホストメリ市を「解放」しようとしていたロシア軍の取材をしており、他にもヘルソン州やルガンスク人民共和国でも取材をしていたそうです。


 ウクライナ国家警察は、ウクライナ大統領あるいはその側近の誰かを標的としたテロ攻撃を防いだことを公表しました。(おそらくわざと)詳細を明らかにしていません。
 ウクライナ大統領はすでに、自分が死亡した事態になったとき、政府としてどのように対処するか指示書を用意しているそうです。