冷え込みが厳しくなってきたこの頃。
今秋の好調はまだ続いてるかな。
イカも段々スレてきてるんじゃないかな。
などと考えながら、ようやく待ちに待った連休です。
土曜朝、目覚めると軽い頭痛が。
体に無理はしたくないし、風邪もひきたくないし。
家でおとなしくしていたほうがいい。
…というわけにもいかず、防寒を整え出発です。
前回、前々回と同じ東伊豆某港へ。
夕方投宿、早速港に向かいます。
まず大場所の様子を伺うと、
ファミリーとウキカゴ師等でぎっしり。
日没撤収の人と入れ替わり、隙間で数投するも異常なし。
ほぼ満潮の午後6時過ぎ、本命のポイントへ移動。
こちらも混んでいますが、10分も待つと
隙間が空き、入ることができました。
風向きはころころ変わりますが、弱風なので
あまり苦になりません。沖目を意識しながら
中層でしゃくりとフォールを繰り返します。
しばらくしてアタリらしきものを空振り。
調子が狂います。
午後7時頃。気がつくとポイントから釣り人が
ほとんど居なくなっています。
ここから潮が動き出せばいい時間のはずなんだけど…
そしてさらに気がつきます。寒い!
日没後の冷え込みを甘く見ていました。
中にもう一枚着込んでくればよかった…
と後悔しはじめたとき、テンションフォール中の
竿先がふっと持ち上がります。
合わせると乗ってくれました。
胴長約12cm。
このあとは続かず30分ほど経過。
もう少し粘りたいところですが、寒さと頭痛で
無理は出来ず、早めの一時撤収です。
宿に戻り夕食仮眠後、午前1時から再開。
寒さ対策に、中に一枚着込んで、手袋もはめます。
干潮が1時半頃で、潮の動きはほぼありません。
深夜の干潮にいい思い出はありませんが、
ポイントはエギンガーで賑やかです。
やはり沖目を意識してしばらく粘りますが、
アタリらしきものを空振った以外に異常なし。
午前2時半。ポイントをわずかに移動。
え、こんな所で?という場所に墨跡を発見。
数投するも異常なく、あきらめかけた4投目。
中層キープで手前まで引いてきて、回収しようと
竿を立てると、なんと乗っていました。
胴長約15cm。
手前まで丁寧に、を意識しながら数投。
すると今度は中間あたりで、フォールから
しゃくりに移ろうと竿を立てると、
ずしっ、という重みが。
胴長約20cm。
今秋一番の引きを楽しみました。
その後ポイントをあちこち移動するも
むなしく、異常なしで午前5時半納竿です。
今回は前回同様3匹の釣果で、型もわずかに
良くなっていますが、前々回からの流れでとらえると、
徐々に時合いを捉えられなくなってきているようです。
これから冬に向けて釣果を維持するには、
潮を読む力や、場所・時間帯の選択で時合いを捉える
力が必要なのかもしれません。
単発エギンガーの自分にとっては、
秋のボーナスシーズンが終わり、
いよいよ厳しいシーズンの到来を予感させる釣行でした。
その他、今回の釣行で感じたことを箇条書きで。
・底付近でガリッというアタリが数回。エソ?タチウオ?
・アタリの空振りが数回。イカのやる気の問題か。腕の問題か。
・ヒットエギがひとつのエギに集中。たまたまか。それとも…
ちなみに納竿後、宿でひと眠りすると
頭痛はほぼ治まりました。
頭痛の原因はもしかしたら「イカを釣らなきゃ」
というプレッシャーかも知れません(笑)。
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場所:東伊豆
日時:2012年11月3日17:00-19:30 , 4日1:00-5:30
潮回:中潮
釣果:アオリイカ3匹(胴長12~20cm)
ヒットエギ:エギ王Q VPN(バイオレット・ピンク/虹)3.0号