武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

次は『藤十郎の恋』を読みますと宣言することで己を追い込んでみる

2014年07月07日 14時44分53秒 | Weblog

『名人伝』の次は、菊池寛の『藤十郎の恋』を読むことにしました。

 

これも難しいです。特にセリフのところで、悪戦苦闘するだろうな。馴染みのない会話ですので。

少しカットもしなくちゃならないかもしれません。

けれどもカットはあまり好きではない。自分の書いた作品がばしばしとカットされたりしたら、悲しいから。

無駄な描写など微塵もないはず、どこもみな大切な伏線なのだから切ってしまうなどもってのほかと激怒するだろう。・・・たぶん。

作者に失礼かなあと思うのは私だけなのかなぁ

 

さっそく台本を作り、スタートです。

 

演目選びは頭が痛いけれどもおもしろいです。

先ずは自宅の本棚で背表紙とにらめっこします。過去に読んでみたいと思ったものを再度読み返します。

あああれも読みたいこれも読みたい・・・あああれも駄目これも駄目、という間に日が暮れます。

外に出ると本屋に立ち寄り、ぼおっと背表紙とにらめっこします。

でも実は、読みたいものはすでに掌中にあったりします。

朗読の楽しさって、ここにあるのではないかなあといつも思います。

 

菊池寛の本は、最近改めて読んで、ああこんなにおもしろかったのだ、朗読できればいいなあと思いましたが難しそうで、自分には太刀打ちできないと思っていました。ほんとうは『恩讐の彼方に』も読んでみたい。しかし長すぎて。では読み進めるうちにどきどきして興奮を覚えた藤十郎にしよう、と決めました。これも長い。しかし、このブログを書きつつ、やはりカットなしで挑戦してみようかと心が動き始めています。信念がないのか、決めたことをすぐに翻してしまう私のこの優柔不断さ、どうにかならないものかしらねえ。

 

『藤十郎の恋』は、11月の勉強会で初演です。そして、11月22日の本八幡「二人会」で読みます。

11月なんて、あっという間にやってきます。

もしよろしければ聴きにいらしてくださいね。

 

これからの予定

9月27日(土)の午後、北総線千葉ニュータウン駅近くで、歌とピアノとフルート&朗読

詳細は決まり次第お知らせします☆

10月19日(日)の午後、神奈川県伊勢原にある「風海」さんでライブがあります。

オカリナとギターとのコラボ「おもちゃ箱」☆

 

どちらも、スケジュール帳に加えていただけたら嬉しいです

コメント
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