武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

壽展『新春の祝い』イベント

2005年12月27日 19時17分15秒 | Weblog
2006年1月9日(月)~18日(水)
東急東横線白楽駅西口1分
街の小さな美術館[アングル21]にて

壽展『新春の祝い』 書・渡邊佐和子

イベントに参加、語ることになりました。
日 時:1月13日(金)午後2時開演
演 目:近松『曽根崎心中』
語 り:武 順子
    この日の語りは、武順子一人です。
参加費:1500円


ぜひぜひ、皆様お出かけください。
いつも、告知が下手なので、今回はがんばって、みなさまをお誘いすることにしました。…と言っても、この、ぎりぎりの、行動力のなさ!とほほ。

夜は原宿にて、師匠の新春ライヴもあります。近松の「はしご」も 粋なものでございます。よろしかったら、おつきあいくださいませ。
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姿勢…生きる姿勢にも通じて

2005年12月23日 07時06分14秒 | Weblog
最近姿勢が悪くなりました。寒いから?いつの間にか背中が丸くなっています。おなかに、ぐっと、力を入れて、胸を柔らかく開いて。つま先と土踏まずと踵に、それぞれの存在している意識を高めて歩きます。頭は、てっぺんを、糸で引っ張り上げられているように、自分の力ではなく「天からの力」で引っ張りあげられる感覚で。すっと顎を引くことができます。

思考が、後ろ向きになってくると、姿勢が悪くなります。姿勢と思考が、即リンクしてしまう単純さに、あきれることがあります。

昨日、久しぶりに、姿勢を正して歩きました。もやもやとした澱のようなものが、すっきりと消えました。

日常の慌しさに、大事なものを忘れかけてしまいます。
今年は、目が回るほど忙しかった…。来年は、もう少しじっくりと語りと向き合いたい。

語りは、一人で語りますが、だからといって、独りよがりでものごとを進めるわけにはいきません。周りの人たちの助けがあって、初めて会が開けるのです。感謝しつつ、でも、時には、窮屈に感じてしまう我侭な自分がいて、小さな葛藤が、姿勢を悪くさせます。何があっても、揺らがない。強い精神力を持ち続けることは、簡単ではありませんねぇ。

あらあら、だめよ。後ろ向きになっているよ。姿勢を!そう、しゃんとしよう。

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語りの稽古

2005年12月22日 07時37分16秒 | Weblog
昨日、語りの稽古が、久しぶりにありました。
『冥途の飛脚』上の巻きの下読みです。内容理解をしていなければ、おはなしになりませんもの。古典の授業よりもずっと楽しいんですよ。この段階では!!

季節は、冬。
『堀川波鼓』『曽根崎心中』との違いを問われました。
自ら死を選ぶ者たちと死にたくない男女と。
陥れられた罪と、自ら犯した罪と。

店の金を使い込む忠兵衛は、義母に、「鼻紙びんびと遣ふ者は曲者じゃ」と陰口をたたく。この「鼻紙」の意味を、知らなかったのです。色街に通いつめる忠兵衛です。ピンと来た方!! 大人ですねえ~。この話題で、1時間ほど笑い転げていました。

ひとつ、大きな課題があります。
大阪弁です。私は、両親が東北出身ですので、宮沢賢治の訛りには馴染めても、なかなか大阪弁に、なじめない。文楽、歌舞伎を観ること。CDを聞き続けることで、馴染むように努力。大阪に行くよりも、効果的であるとのこと。去年に続いて、これが最もしんどい作業なのです。一生の課題となりそうです。こればかりは…。
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近松門左衛門の全集《冨山房》発行を探しています

2005年12月22日 07時01分39秒 | Weblog
今まで、近松は《岩波書店》の『古典文学大系』を使っていました。が、冨山房がよいということで、探しています。このブログにいらした方で、本をお持ちの方がいらしたら、ぜひ!!ご連絡ください。全3冊です。ゆずってください。よろしくお願いします。
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学校に行かない子を持つ親とのかかわり

2005年12月17日 18時29分14秒 | Weblog
小学校の担任との信頼関係が崩れてしまい、5年生の男の子が、学校へ行かなくなりました。読み聞かせ仲間のお子さんです。

どう付き合っていけばいいのだろう。ほかの人達の冷ややかな対応を見ていられず、かといって、どう接していいのかもわからず、悩んでいます。

以前、長男の友達が、中学で不登校になりました。その子の母親とは、友人でしたので、時々食事に行って、子どもの事はほとんど話題にすることなく楽しみます。今でも、まともな生活はしていないようですが、死ぬまで心配と言いますが、話は、聞くだけ。私の役目は、子どもの様子のカウンセリングではない。愚痴を聞いても、的確なアドバイスが出来るわけじゃないし。考え方も全く違うし。ただ、母親が外に出て元気になると、きっと子どもも元気になる、そう信じています。私も、苦しいときはそうでした。

苦しい人と、苦しみについて話し合って、楽になれるとは思わない。ますます苦しくなります。

彼女には、息を抜いてほしい。もう、家に帰れば、充分頑張っているのだから。

でもね、時々、これで良いのか、不安になることがあります。

淋しいとき、苦しい時、誰かにそばにいてほしい。
ただそれだけで良い。…でも、私の場合は、です。

さて、今度の彼女も、食事に誘って、おいしいものをたらふく食べてこよう。
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