武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

武 順子 「高瀬舟」.MP4による動画のアップができました!

2012年06月19日 15時43分43秒 | Weblog

またひとつ新しいことができた!うれしいなっ☆

新しいこととは、相方の指導により動画ブログにアップできたこと。

相方の柿原智恵子は、素晴らしい指導者でもあります!ありがとう

みなさまどうぞご覧になって、ご感想などをくださいね。

 

武 順子 「高瀬舟」.MP4

 

いつも思うのですが…私って、本物のほうが、若く見えます^^)w

えへっ言い訳言い訳♪

 

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『高瀬舟』朗読を録画…お暇なときにご覧くださいませ

2012年06月19日 12時34分25秒 | Weblog
先日の京都府本庁舎での朗読を、相方が録画してくれました。

歴史の重みを、その空気の中に感じつつの朗読でした。


録画は雰囲気をみていただく…という意味で、ご覧くださいませ。

やはり、朗読の時の息遣い、喜助の心情などは、ライブでこそ身に染みて感じることができると思います。

どうぞ、この次はぜひ、なまの朗読会にお運びくださいませ^^)

44分近くかかりますので、どんどんスキップしていただいてもかまいませんが、

一番最後に、立ち上がったところで、ドレスの全体をみることができます。

このドレス、母の大島紬をリフォームしたものです。

リフォームは、市川市にあるアトリエヒロコのスタッフの皆さんです。

とても素敵だと褒めていただきました。この部分だけは、ぜひご覧になってくださいね。一番終わりの部分です。



この会に呼んでくださった志摩欣也さんとスタッフの方々、雨の中お出かけくださり声をかけてくださったお客様たち、録画のためにカメラを長い時間抱えてくださった柿原さん、アトリエヒロコのスタッフのみなさん。そしてこの日は行くことができないけれども、と応援のメッセージをくださったみなさま。

ありがとうございました。

http://www.youtube.com/watch?v=mNryj7EmQlE&list=UUfnrz79ajukqMsWmvXjg9DQ&index=1&feature=plcp


上をクリックしていただくと、ユーチューブが出ます。

もしもうまく見ることができないときには、武順子で動画検索していただくとあると思います。

ご感想をいただければありがたいです。この動画は、あくまでも2012年6月のもの。これからもどんどん変化してまいります。どうぞお楽しみにしていただければ、幸いです。
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貝殻亭…千葉にある老舗フランス料理屋のイケメンウェイターのパフォーマンスに感激

2012年06月14日 09時24分42秒 | Weblog
昨日、千葉県八千代市にあるフランス料理店“貝殻亭”で、食事をしました。

庭は、ブリティッシュローズガーデンになっており、まずは庭の散策。

そして食事。

コースを頼んだのですが、デザートは、伝統のフランス風クレープでした。

運ばれてきた大きなワゴンには、フライパンと洋酒が6~7種類とまるごとオレンジとお皿と、いろいろ…。

原宿のクレープ屋さんのように目の前で焼いてくれるのかなと思っていたら、とんでもない!

グラニュー糖をフライパンで溶かしカラメルを作り数種類のお酒をだぶだぶ入れて、レモンやオレンジジュースをがぶがぶ入れて煮詰める。

ソースを作るのです!その中にクレープを入れて煮込みます。

その、煮込んでいる間に!!

パフォーマンスが始まります!

イケメンのウェイターのお兄さんが、おもむろに彼の顔の位置でオレンジの皮をむき始めました。

長く垂れ下がったオレンジの皮に、あらかじめ調合していたコニャックを流すのです。

そして、そこに火をつける!


これはホームページから引用しました。



炎が下に置いてあるクレープに流れ落ちていきます!

照明を落とし店内はほんのり暗闇に。炎は暗闇の中に優しく流れる稲妻のようです。

イケメンのお兄さんにも、ついつい視線が…。

写真を撮るのに追われて、私は慌ただしい気持ちでしたが、店の中は妙にゆったりとしていて、柔らかい拍手で終わりました。


おいしくゆったりと、2時間以上の時間をかけて食事を終えました。




さて。

いよいよ明後日は、京都府庁舎での朗読会です。

森鴎外の「高瀬舟」を読みます。

もしも京都にお近いかたは、ぜひぜひお出かけくださいませ。


みなさまにお会いできることを楽しみにお待ちしております。
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二人会一周年。雨や嵐の日が多かった…とは、天気の話でありまして

2012年06月10日 09時08分05秒 | Weblog
正確には、昨日の二人会で2年目に入りました。

どういうわけか、二人会の日は、雨嵐が多い。そんな悪天候の中、遠くから近くから足を運んでくださるお客様がいらっしゃる。お客様あっての朗読会。有り難いことです。

毎月定例で朗読会を開くというのは、慣れるまではとてもきついことです。
「毎月定例」と名がつく会は、あちこちでかれこれ5~6年くらい(もっと?)続けているのですが、演目決めやら諸々で次から次へとやることに追われます。

二人会は、相方の柿原に頼ることが多くて私は楽をさせてもらっています。迷いなどがあると相談できる! 相談しながら進めることができる! 有り難いことです。

さて

昨日の会で、相方の読んだ壱葉竹鶴「ここにいる」が、圧巻でありました。
感情の運びといい間合いといい、素晴らしいものでした。

このような読みというのは、録音や録画で伝えるのが難しいかもしれません。

ライブの醍醐味、というのでしょうね。
あの空気感は、数あるライブの中でもなかなか出会うことが難しいものです。

とにかく、素晴らしいものでした。竹鶴さんにこそ聴いていただきたいと心から思ったものでした。


そして、二人会であることの醍醐味!

後半の「なめとこ山の熊」を読むときの私の精神状態が、相方から刺激を受けました。

闘争心ではなく、気持ちが素直に盛り上がるのです。テーマを「命」と決めていましたので、そういうものを伝えたいという意思もあり、相乗効果を感じました。


相方は、ぐんぐんと変化しています。彼女には、若さを感じます。年齢はさほど変わらないのだけれど、彼女を見ていると、若いっていいなあ、と、ついつい思ってしまうのです。


7月は、21日土曜日です。

柿原智恵子は、泉鏡花の「外科室」を読みます!!

武 順子は、ひと月遅れの桜桃忌、太宰治の「葉桜と魔笛」を読みます。

ガス燈では、葉桜は2回目です。いろんな作品を読み返していきます。

全体に、今までは重っ苦しい読み方だったものが、軽くなっています。

軽くなったことで、内容がより鮮明になるようだと、昨日聴いてくれた友人が教えてくれました。


軽くなったということは、ひとつ乗り越えることができたということです。

目の前に立ち塞がっている壁が、いつの間にか消えていたということです。

うれしいな。

昨夜は、疲れて眠ってしまったけれど、今夜はビールで乾杯だ。
おいしいビールになりそうだ。

外は台風一過。抜けるような青空です。
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丸2年の軌跡を、なんてかっこいいことは書けないのだけれど。

2012年06月07日 15時23分40秒 | Weblog
ブログの中で、変化する、変化しているって、よく書きます。

昨日と同じであることが、苦手なのです。

明日が今日と同じって思うと、今日をぶち壊したくなるのです。

変化するって、良くなることではなくて、進化できるわけでもなくて、

良くも悪くも、変わっていくことなんです。





朗読だけじゃなく、生活のすべてで。


ブータンという国は、離婚が多いと聞いた。過去に執着しない国民性がそうさせるらしい。幸福度が高いってこととも通じるらしい。



では、今の私は幸せか。



たぶん、幸せなのだと思う。



しかし、私の幸せは、多くの人の不幸の上に乗っかっている幸せである。


全部を置いて家出をして、丸2年が経った。


この間、たくさんの変化があった。


まずは、卑屈な思いで、心が歪んだ。家庭を全うできなかった自分を責めた。


私生活の人間関係にも変化が起きた。

そりゃあ、泣いた泣いた^^)


朗読に関して…


独立直後、人から、「武さんのオーラが消えたような気がする」と言われた。
この言葉にはショックを受けた。たぶんその通りだったのだろう。

真剣に、もうやめるしかないのだろうかと悩んだ。

生きていくために、果たして朗読は私にとって、どれだけのものなのだろうか、と考えた。

しかし、だ。

悩みながらも一方で、有り難い出会いもあった。

そっと受け入れてくれる友がいた。

見捨てずに助けてくれた友がいた。

いろんなひとに助けられて、朗読を続けることができた。

こうやって生きていて、こうやって朗読を続けることができている。

感謝、という言葉や、合掌という言葉を、頻繁に使われる人もいるけれど、私は2年経って、ようやく使うことができるようになった。その分、重いものだと感じてください。


ブログには、あまり詳細を書けないし書きたくもなかったのだけれども、ようやく覚悟ができてきたのだ。

覚悟すること。…この言葉について説いてくれたのは、皮肉にも、元夫である。


いや、まだまだこれからも、何が起こるかわからないし、どんなに変わるかわからない。

相変わらず言葉足らずで申し訳ないですが

どうぞ見守ってやってください。

お願いします。



今月は、9日(土)ガス燈二人会、15日(金)試演会、16日(土)京都府庁…と続きます。

お時間を作って、どうぞお出かけくださいませ。元気と生きる強さのおすそわけができれば嬉しいなと思います。

…なんて宣伝してしまう、このしたたかさ☆うふっ


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