私は登山とかトレッキングとかはやらない。千葉県には高い山が無いんだもん。
だからもっぱらテレビの日本百名山とかヒマラヤとかそういうのを見るのが好き。
だって絶対無理だから。
なのでNHKBSプレミアムで放送してたアドベンチャーレーサー田中陽希君の百名山、二百名。三百名山一筆書きをよく見てた。
彼は本格的なクライマーでは無いので「よくこんな場所登らせるな・・・」と思ってたら撮影スタッフにピオレドール賞受賞者の平出さんがいたのだった。
この人は凄い人なのよ。
で、私は某巨大掲示板の山岳遭難スレッドというのをよく見てる。
ヤフーニュースでも毎日山岳救助の報道が無い日は無いほどそのスレッドの話題には困らない。
今年は何でこんなに多いんだろうと私なりに考えたら今年の夏からコロナ5類になって初めて迎えた夏なので2類の頃は登山を控えていた人々がどっと山に繰り出したのはいいけど
3年位ブランクがあるのにいきなり以前まで登れてた山に登るもんだから、ね、判るでしょ?
そう、体力が無くなっているのに気づかず以前のように体を動かそうとしても体が動かなかったり、勘が狂って脚を踏み外したりして滑落したり
重いザックを背負って動いていて、ちょっと休憩とザックを下して一休みしてさあ行こうと荷物を担ごうとしたら「あれ?こんなに重かったっけ?」なんてことがあったり
山小屋泊が予約制になったので予約出来なかった人が無理やり日帰り山行を強行しようとして遭難したり。
で、先日登山中に腰痛で動けなくなって救助要請した人の記事があったけど
「これ、ひょっとして登山中にぎっくり腰になったんでは?」と思った。
そりゃね、こんな激痛では山の中でも動けなくなるわよ。下手したら熊に喰われるかもしれないわよ。
たかがぎっくり腰でも命に関わるわよ、高山では。
というわけで、若い頃から山に登ってた同僚もいたけど私は山は「スキーやる為」にしか行かなかった。
スキーでなら野沢温泉や蔵王や草津や五竜遠見や白馬にも行ったわ。
昔の上司が「室堂なんか景色いいよ~」と言ってたけど「はぁそうですか」だった。
でもね、あの雪の壁の間をバスで行くツアーに申し込んでいたのよ、実は。
黒部ダムだって見に行く予定だったのよ、実は。
だけどコロナのせいで旅行自体が中止になってしまったわけです。悲しいです。
なので山好きの皆さんが5類になって高い山に押し寄せるのは判るけど衰えた体力を考えて登って欲しいなと思うわけです。
私はYoutubeで山の怪談でも聞いて震えあがる方が向いてます。
あるんですよ~山の怪談。絶対に出る山小屋とか、有るはずの無い避難小屋に泊まったけど気持ち悪くてさっさと出て登頂して
下山するとその避難小屋が見つからなかったとか。
私はインスタグラムで上高地と燕岳をフォローしてるんですけどそこの写真を見るだけで十分です。
以前上高地に行きましたが帝国ホテルに泊まって河童橋で記念写真を撮るだけで満足でした。
後ろに見える穂高連峰なんてきれいだけど登りたいとも思いませんでしたわ。(そういえばこの夏も穂高で遭難や亡くなったりしてますね)
でも高い山は好きです。富士山も見るだけなら美しいですし。
今朝のインスタで燕岳では霜が降りたと書いてありました。ライチョウも冬毛に変わりつつあるみたいです。
ネットって便利だよね。