今世紀に入ってからブライスにはまりましていろいろ集めました。
ある人形に興味を持つと、ほかの人形の情報も入ってきます。
創作人形を知ったのもそれからでした。
ネットで作家さんやギャラリーやお店の情報を集めました。
機会があれば展示会にも出かけました。とにかく情報を集めるのに必死でした。
展示会があれば必ず顔を出して、気に入ったら必ず買う(大物は売れてたら諦めます。でも、小物やマスコットみたいなものでも必ず購入します)
そうやってお店の方と顔なじみになる。信頼関係を築くのです。
でもここでやってはいけないのが「買ってやってる」という態度です。客商売の人は敏感です。上から目線の態度の客には、多分、人気作家の人形など紹介しないでしょう。
ここで重ねて言いたいのは、かつかつの経済力の人間は、そこで「これだけ買ってやってるんだから良い人形を紹介してくれるのが当然でしょ!」という態度が透けて見えたりするんですけど、人気作家の作品は、欲しがる人は沢山います。
私が店の人だったら、そんなお客さんより、もっと感じの良いお客さんに声をかけるでしょうねぇ・・・
良い人形を手に入れたければ「良いお客になってお店に気に入られる」に尽きると思います。
ギャラリーでの展示販売なんかでも、熱意を見せるに尽きますね。とにかく熱心なお客であるということをアピールする(つもりはなかったんですが、結果的にそういう状態になっていたことは多々ありました)
ギャラリーで作家さんが在廊してたりしたら、お話して仲良くなったりするのもいいんじゃないかと思います。あんまり人形について無知過ぎても困りますが、あんまり詳しすぎてもどうなのかなと思われるでしょうから、多少の無知があるほうが、作家さんも熱心に説明してくださって、かえって仲良くなれたりできます。
展示会(複数の作家さんの)に行くと、作品の傍に各作家様の芳名帳のようなノートが置いてありますから、そこに感想と住所など書くと、この次の展示会の案内状などを送ってくださることがあります。
私はいわゆる人気作家さんのお人形を何体か持ってますが、それなりにお金を使って集めたものばかりです。
好きな作家さんの作品が出ると知ったら、遠方でも出かけて行きましたし(私は田舎に住んでます)欲しい作家さんの作品が出る展示会には、必ず初日を狙って行きました。
そうやってうまく手に入る子も、タッチの差で売れてしまった子もいました。でもそれこそご縁だと思うので、願っていれば、いつか必ず手に入ると思ってました。
でも、私の持っている人形は欲しいと願われても困ります(苦笑)
私はドールショップではありませんし、どの子も手に入れるのに、それなりの努力をして手に入れた子たちです。手放す気はまったくありませんのであしからず(^^;