お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

2010トリノ

2010-03-30 15:51:43 | 日常生活、もしくは趣味
今回も写真なし。しかも認知症関係でも無し。すんません。
先週終わったトリノのフィギュアでしたが、男子の放送が無かったのがとても残念でした。でも高橋くんが「4回転飛べないチャンプではいけないので4回転頑張る!」みたいな発言をしてくれて頼もしかったな。

女子は長洲未来のスピンが見事でした。いや、オリンピックでこの子の競技観られなかったのでSP、1位流石だと思った。低い位置からしなやかにビールマンでまとめあげる柔らかさはソチ期待できそうです。アメリカからでもいいから、出てきて欲しい。つーか出てくるでしょう!

ほんでもって真央ちゃんは「漢」というか「男前」というか、すげぇ~と・・・言葉も無かったわ。あれぞ力技で捻じ伏せるというか。でも「オリンピックの悔しさはオリンピックでなければ晴らせない」ちゅうまおちゃん、「漢」だね。「古武士」のようじゃぞ!あっぱれなり!
荒川さんが「彼女の戦う相手は(もう)彼女自身しかいませんね」とは、あの状況ではあそこまでしか言えなかったんだと思うけど、判る人には判りますから、荒川さん!よく言ってくれました。要するに、まおちゃん以上の選手は今はもういないってことを言いたかったのだと思うけど、それ言ったらお仕事無くしちゃうから、聡明な荒川さんはそこまで言葉を選んで、まおちゃんを讃えてくれたんだと思いたい。

まおちゃんのこと苦手だったらしい荒川さんだけど、才能のある人は才能のある人をちゃんと認められるし見分けられるんです。

それにしても翌日のワイドショーは一体どこの国の放送局かと思いましたよ。テレビ欄の見出しだけ見てうんざりして見なかったけど。フジテレビ、もうやめろや放送!浅田が君が代唄う姿も放送しないなんて・・・・国分の訳判らん喋りでお茶を濁した編集で誤魔化して・・・・それまで散々持ち上げてた安藤をスルーして(11位から4位まで追い上げるなんてなかなか出来ないぞ!今までの安藤で最高だったのに!)エキシビションは夜中の放送だっていうし・・・・アベック金の大会に対する扱いだろうか?これが日本のマスコミ、放送局のやることか?信じられんわ・・・・

関係ないけど私はある法則に気づいてぞっとしたんですが・・・・
フィギュアの有望選手を大会前にNHKが持ち上げた特集をするとその選手は・・・・落ちる・・・・
安藤美姫・・・・カルメン持ち上げ放送→メダル取れず
ブライアンジュベール・・・・4回転の王者の秘密放送→カナダでは全然跳べず圏外
浅田真央・・・・・「鐘」の振り付けの挑戦放送→銀メダルで大泣き(仕方ないけど)

荒川静香・・・・・ダークホースとしてどこも注目せず→トリノで金!→NHKで「荒川静香金メダルへの道」をやっと放送(これ見て私けっこう感動して荒川さん好きになりました。NHKよくこんなの撮ってあるなと褒めたいわ)

かの国の選手の名前を入れると荒らされたら怖いのでここらへんで止めます。まおちゃん「金」おめでとう!
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認知症生活

2010-03-26 11:08:56 | 日常生活
今日は写真無しです。撮るのを忘れました。あとで貼ります。
昨日は冷たい雨が一日中振りました。オークションの入金をするのに、近所の郵便局に行って振り込んで、ついでに近くのコンビニに寄ったら、斎藤茂太さんのまぁその~呆けに関する文庫本が置いてあって、金額もお手ごろなので買ってきました。
中身もめくると活字も割りと見やすいし、ほっとするような文体で書いてあって、初版は2006年ですが、今まで版を重ねているということは、きっと良いことが書かれているのだろうと思ったのです。医療に関する本の情報はなるべく新しいものを読みたいのですが、この4年間に認知症の治療方法が格段に進歩したという話も聞かないので、読んで励みになるのならと思います。

認知症の治療のは、進行をくいとめるのが限度で、元に戻すということが出来ないというのが、悲しいです。

昨日、兄が実家に行き母を病院に連れて行ってくれたのですが、夜電話が来て、話をしたら「相当きてるときはきてる。でもたまにまともになるからうっかりしたことは言えないし」とのことで。

たまたま父が「認知症の薬を飲んでるから・・・」と言ったら「認知症ってなんども言わないで!認知症におさんどんさせてるのは誰なの?!」と逆切れ(まぁ、判らんでもないその気持ち)なので、兄が父に「あんまり言わないでおいてやりなよ」と言って帰ってきたそうです。はい・・・・お疲れ様でしたといしか言えませんでした。
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老いとはどんなものかしらその2

2010-03-21 11:44:09 | 日常生活
NEC_0437.jpg
実家の庭の桜。多分この撮影のあと、大風と雨で散ってしまったことでしょう。良かった撮影しておいて。

え~と、細々とではありますが、このblogをご覧になってる方もいらっしゃるので、今回の「認知症と認めない人間をうまく病院に連れて行く方法」みたいなものを書き留めます。でもあくまでもこれは私がやってなんとか治療にこぎつけた方法なので、万人に通用するかは責任持てません。グーグルあたりで検索されていらっしゃった方、ご覧になってがっかりしたらごめんなさい。

今年ももう3月になりますが、昨年80歳になった母の言動がおかしくなったのは2009年の12月にちょっと大きな病気をして入院をしてからでした。病名は「敗血症」深夜に震えが止まらなくなり、血圧が急激に低下、しかし脈拍は200というとんでもない症状に救急病院に運びました。あ、ちなみに私は嫁に行った娘で、老いた両親は二人きりで生活しております。病院には父が連れて行きました。父も困ったことには糖尿病と脳梗塞という持病があります。後遺症は残ってませんが、85歳、無理の利かない身体です。

入院中に身体のどこに膿が溜まってるか検査をする必要がありました。CT検査です。病巣が判れば必要によっては手術で切除しなくては命に関わります。

検査の結果は手術は必要は無いと言うことで、集中治療室に入院することとなりました。この入院で母の認知症っぽいところが発覚することになってしまったのです。
高齢で大病すると呆けが進むといわれます。
私が見舞いに行った時に「看護婦さんに自分の水を飲まれた」と言い出したのです。ありえないことです。しかしそうは言えないので「あ、そうなの?困ったもんだね。新しい水買ってこようか?」と言ったら「いらないよ。でも最近は看護婦の質も落ちたもんだね。油断も隙もないよ」「・・・・・」
年内のうちに母は退院しました。その後年が開けて、母の言動がおかしくなってきていることを父から電話で聞きました。

同じおかずを何個も毎日買ってくる。昨日言ったことを忘れる、あるいは全然違うことを言う。指摘すると逆切れする。
私が行ったときは、病院の予約票が無い無いと探しまくってました。「失くしたなら病院に電話して確認すればいいじゃん」と言うと「ああ、そうだね。そうすりゃいいよね」と納得するのですが、ふと気づくと再び「無い、無い」とがさがさバッグをひっくり返しているのです。さっき探して見つからなかったバッグです。「これは~かなりきてるな~」父に「ばーさんの予約票知ってる?」と訊いたら「電話の脇を見てみろ」というので見ると、多分、器用な父がつくったのであろう小さな木のボードにゴムが渡してあって、
丁度、予約票サイズの紙が挟めるようになっている。そこに次の予約票がきちんと挟まっているではありませんか。
私はそれを母の目の前に出して「ほれ、ここにあったよ」と言ったら「あ~これこれ。ここにあったんだ~」とやっと探索をやめたのでした。1月下旬のことでした。

2月になって実家に電話をしたら母が出て「どうしよう~私、呆けてきちゃったみたい~」というので「やっと気づいたの?」と言ったら「え~あんたもそう思ってたの?困ったな~」というので「医者に行こうよ。呆けを治す薬は無いけど進行を止める薬はあるから出して貰おうよ」と言ったのですが「え~治らないの~困るよ~医者にはちゃんと行ってて何でもないって言われてるのに」
というから「それ、いつの話よ?行くなら早い方がいいよ」と言ったら「うん、でもね~頭のCTはきれいだって言われたんだよ」
そこで、私は安藤加津さんのご母堂が認知症ではなく脳腫瘍だった(症状がそっくりらしいのです)話を思い出して、そっちの方、脳腫瘍は安心したのですが、ほんまもんの「認知症」と取り組まなきゃいかんと決心したのでした。

★脳腫瘍と認知症は似たような症状が出るそうです。最初から認知症と決め付けずに、まず脳のCTを先に撮ってみることをお勧めします。母の場合はそれは済ませてあったので、ワンステップ早く治療にとりかかることが出来ました。
いや治療にとりかかるまでがまた大変だったのですが・・・・

今日はここら辺で止めておきます。若年認知症の映画「明日の記憶」など観ておくといいかもしれません。患者の気持ちがよく描けてます。

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景気

2010-03-20 23:41:32 | 日常生活、もしくは趣味
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あのあと病院に行ってからまあいろいろとあってやっと認知症の薬を出して貰えました。
これ飲まないことには症状が進行しちゃうので母には申し訳ないけど病気と向き合って貰わないと治療もできないし、父の体も深刻だし。なので第一のハードルはクリアしましたが…

ところで、ここのところヤフオクに恋月姫が連続で登場してます。
不景気に手放す人が増えたのかと悲しくなります。落札出来るお金もありませんけど。あ~お買い得だったのに…お金さえあればね

なので写真見てます。
ケラマニアックスのBNにいい写真があるのでちょいと嬉しい。
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老いとはどんなものかしら

2010-03-18 18:05:41 | 日常生活、もしくは趣味
NEC_0439.jpg
実家の庭の桜がほぼ満開!まだ3月も半ばだと言うのに!
家の中からこのように見事な眺め。通りかかる人が立ち止まって見上げて眺めて行くのが良く見える。
名前は不明。ソメイヨシノより小ぶりな花を咲かせる。散った後は食べられるさくらんぼが実る。

自分の実家なのに、いつもこの桜が満開に咲き誇る姿を見た記憶が無い。たいていは既に葉桜になって、さくらんぼが実をつける頃にしか帰って来なかったからなぁ~。

さて、タイトルは「フィガロの結婚」のアリア?のもじりです。

なんで、こんな季節に実家にと言うのは、別に実家に花見に行ったわけではなく・・・・老母を病院に連れて行くために昨日の朝、帰りまして、ほぼ満開の桜に迎えられたのでした・・・・・

母の認知症が徐々に進行しているようなのですが、数日前に電話したら「私はきちんとおじいさん(老父です)に毎日ご飯を食べさせて、洗濯も買い物もやっているのに、呆けたなんてひどいことを言わないで頂戴!」と激怒されたのでした。
実家は老親二人で生活しております。以前にも書きましたが、父は糖尿と脳梗塞の既往症がございます。

一昨日の夜、突然、母から電話がありまして「一緒に病院に行って頂戴、明日行きたいんだけど、来て貰える?」と必死に訴えるので「あ、行くよ!行けるよ!大丈夫だから安心して」と言って、昨日の朝、実家に行ったら・・・・想像したとおりなんで笑えるんですが「あら?どうしたの?」なんですわ。「あの~今日病院に行くから来てって言われたから来たんですけどね~」父が後ろで苦笑いしてます。想定どおりの反応です「あたしが?そんなこと言ったの?予約してあるの?」「予約なんかしてないよ~いいから早く行って受付してこようよ」「予約なしで行ったらどれだけ待たされるか判らないわよ、本当に行くの?」「いいから行くだけ行こうよ」「わかったよ。じゃ行く前にトイレに行ってくるわ」と母は部屋を出ました。

残された父は憔悴した顔で「昨夜は全然寝られなかった・・・・あの調子で・・・俺は頭の血管が切れそうだ・・・」「や!止めてよ~わかったよ~早くタクシー呼んで病院に行こうよ」

私は心の中で泣きました「呆けとはこんなもんなのね・・・・」

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