お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

アマゾネスのように その1

2009-12-05 23:00:30 | 日常生活
ところで、さっきはすんごい雷雨でした。パソコン逝ってしまったらどーしよっかと心配しましたがこうして書いております。
「アマゾネスのように」は「転移」で絶筆となった中島梓氏の最初の癌闘病記です。当時彼女は30代。右側の乳房(にゅうぼうと読みたいですね)を切除して、5年が経過して再発はありませんでした。
かっこいいタイトルです。「アマゾン」は伝説の女だけの戦士の国。そこの女戦士たちは、戦いで弓を引いて矢を射るのに、邪魔になる右の乳房を切り取って戦い易い肉体にするんです。癌と戦うために、右の乳房を切り取った自分はまるでアマゾネスのようじゃないの。と彼女の誇らしさが伝わってくるようなタイトルです。

その後も彼女は精力的に、執筆活動だけでなく、ジャズピアノのセッションとかダンスとかやってらっしゃったみたいで、やはり表現者としてすごい人だなと感嘆してしまいます。

残念なことに今度の癌で彼女は帰らぬ人となってしまいましたが「転移」読み始めまして、これ書いてた半年後にはもう亡くなってるんだよな。亡くなる半年前までこんなことやってたの?信じられん!そしてこれほどの本が一刷程度で絶版になってしまったことが信じられません。

彼女の家系は癌家系のようで、ご尊父も癌で亡くなってらっしゃる。最初の癌である程度は覚悟されてたんでしょうね。仕方ないかってか。

関係ありませんが、私の家系には癌が一人もおりませんのです。今時珍しいです。父方も母方も、癌で亡くなった人は皆無です。じゃ身内に癌はいないのかというと、父の姉、父方の伯母の旦那さんが癌で亡くなってます。その娘達3人も癌で手術を受けてます。癌にかかってないのはうちの父方の血を引いてる伯母だけ。旦那さんが癌家系だったんですね。

自慢では決してありません。これから罹るかもしれませんし先のことは判りません。でも昔入った癌保険は解約しました。
随分前ですが、その事実に気づいたからです。実際、以前、私の乳房にもしこりがあって、精密検査とかやって、結果が出るまで針の筵状態でした。結果はただのしこりでした(苦笑)というか、若い頃やった乳腺炎の名残だったのでした。無害なしこりです。

それより甲状腺にぽつんと何かあるってのが気になります。でかくはなってないみたいですが。
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