先日、北海道新幹線が北海道まで開通することにより函館本線、山線といわれている、長万部〜余市間の廃線が決定しました。
自分が始めて北海道にいったとき高校時代の友人三人で行きました。一泊目が小樽でその時にこの路線を利用しました。(当時一緒に行った友人のお兄様が小樽の大学に通学していたため友人のお母様が「(お兄様の)様子を見てこい」といわれたたのが北海道行きのきっかけです。)
当時は寝台特急ゆうづるで上野を夜出発(寝台は上段、中段、下段の三段式でジャンケンで決めて自分はのぞき窓の中段でした。)
青森から青函連絡船にのり、函館からは倶知安、小樽経由の「特急北海」に乗り山線を通り小樽へいきました。本当に山の中をはしっている良い景色の沿線です。なくなるなんてもったいない。
ということで思い出にひたるため長万部から小樽間を乗り鉄する目的で今回のGWは札幌へ!
ちょうどよい切符もあります。
5月2日
仕事を終えてから羽田空港へむかう。
空港内はこれから旅立つひとたちで一杯。食事ができるお店も入るのに列ができています。
1番すいていた立ち食いそば屋で夕食。
その後ラウンジに行って携帯充電。
時間になったので搭乗口に行ったら「只今、上空に雷雲発生のためご案内を見合わせております」「搭乗ご案内時間及び出発時間は未定です。」
自分の乗るのはANA81便、20時半出発、22時5分着。
ちなみに新千歳空港から札幌行きJR最終は22時53分発。。
しばらくたったら搭乗口変更のアナウンスあり。58番から63番に移動。大勢の人が63番搭乗口にむかう。
羽田空港って広いので63番搭乗口までとても遠く感じました。
しばらくして「21時出発、新千歳空港は22時35分着予定」のアナウンスあり。
新千歳空港から札幌行きJR最終電車は22時53分発。。空港についたら荷物受け取りもあるから間に合わない!!
空港に寝泊まりしないといけないのか?
でも同じ飛行機に乗っている人は札幌へ行く人は必ずたくさんいるはず。。。臨時列車出してくれないかな〜。23時チェックインで予約しているホテルに遅れの連絡いれなくては。。などいろいろと考えました。
新千歳空港着22時35分着気温9度。寒い!!
飛行機から降りて荷物受取場所へ移動途中て空港職員の方が「23時26分発札幌方面手稲行き臨時便あります。」と声をかけてくれました。
あーよかった!!
とりあえずホテルへチェックインが遅れることを連絡する。
この時点で22時47分、荷物を早く受け取った方たちは53分発の最終便に乗るため駆け足で駅に向かっていました。
自分も荷物をうけとり新千歳空港駅でホームに向かう途中で53分発は発車してしまいました。
23時26分発臨時列車手稲行き普通列車
階段近くの車両は混雑していましたが一番前の車両にいったらすいていました。
日付がかわり0時16分札幌駅到着。
札幌駅最後の到着のようで構内は警備の方たちがところどころにいるだけ、ガランとしていました。
お腹が空いたのでセブンイレブンでおにぎり2個とワンタンスープを購入、東横インにチェックイン。
寝たのは2時半。朝6時7分発然別行きに乗る予定だがはたして起きることができるのか!?
5月3日
起きたら6時10分でした。。。(始発にまにあわず!!)
朝食もたべず慌ただしくホテルをでて札幌発6時52分小樽行きに乗ります。(小樽からの倶知安行き列車に間に合わすために)
沿線は海が近い。
朝早い電車はすいていて快適です。
小樽駅着7時42分
倶知安行き列車発車まで時間があるので
一旦改札をでます。
駅前にある三角市場。
中に入ると朝食に海鮮丼を食べるお客さんがたくさんいました。
倶知安行き小樽発8時6分列車1両編成なり。混雑していました。
新幹線が開通したら廃線になってしまう駅をこれから通ります。
今まで使用していたホームは立入禁止になっていました。降りたホームがのちの新幹線ホームになるのかな。
駅周辺、駅前です。
駅全景、まだ新幹線用の駅舎の建設はしていないように見えます。
駅をでて左方向
駅をでて真正面方向
駅をでですぐ左に交番があります。桜は七分咲きでした。
ちょっとしたスペースもあり、懐かしい水飲み場がありました。「くっちゃんの水」です。
38年前は胆振線(倶知安〜伊達紋別)がここから始発でその待ち時間に友人の一人が「ここの水は有名なんだよ」といって水筒にこの水を汲んでいました。
飲んでみても冷たくてクセがなくておいしかったです。(羊蹄山の水)
駅に戻ります。
倶知安駅の待合室 こじんまりしています。ちなみにトイレの左側には観光案内所があります。
ニセコやヒラフに行く場合ここからバスにのることになります。
蘭越行き9時50分発列車到着。
ちなみに駅ホームには鐘がありました。
倶知安から比羅夫間、尻別川が流れています。
比羅夫駅ホーム
駅舎が宿泊(ゲストハウスになっています。)
夏になると宿泊客で駅のホームでバーベキューの夕食になるとのこと。
いつかは泊まってみたいです。
でも廃線になってしまったらどうなるのだろうか。。(周辺には公共交通機関及びお店コンビニはなし)
沿線にはふきのとうと水芭蕉の群生がたくさんありました。(写真とれなくて残念)
昆布駅到着10時17分
降りる人多し。
駅前には美人の湯と呼ばれる温泉宿泊施設があります。もちろん日帰り入浴できます。ここで降りた人は皆、温泉にいきました。
次の列車は11時11分発、ゆっくりしていられない、温泉へ行きます。
なかなか気持ちよく入れました。つぎの電車を逃すと四時間後になるため滞在時間20分ほどででました。
温泉施設前には除夜の鐘がある保育園かありました。
左方向に少し行くとカフェがありました。
時間がなかったので入りませんでした。
昆布駅待合室
ニセコ駅到着11時22分
この次に乗る電車まで三時間半あります。
ニセコ駅構内にカレーのおいしいお店があるというのでここでランチ。席は空いておりすぐ座れました。
ここは若い夫婦で営業していました。
(ネットによると今まで経営されていた方がご高齢とのことで今年4月に20代の夫婦がお店を引き継いたとのこと。)
オーナーさんにおすすめをきいたところ
「ハンバーグカレー」とのこと。
ハンバーグはたべきれないと思ったので特製カレーにしました。
特製カレー850円
辛くはないです。野菜が煮込まれてルーに溶け込んで、野菜のうまみが感じられておいしかったです。
隣でたべていた夫婦は長いものカレーをたべていて「これ本当にうまい」「長芋とカレーって合うんだね」と絶賛していました。
店内は古時計などかざられていてアンティークでおちついた感じです。
またぜひ来たいです。
ニセコ駅近辺
駅前には温泉があります。
駅前温泉綺羅乃湯
昔友人とニセコのスキーの帰り、電車
の時間まであったので入りました。
もちろん今回も入りました。
ニセコ駅周辺
駅をでて真正面
駅をでて右方向に案内図あり。
ニセコ大橋がすぐ見えます。
駅周辺は居酒屋さんが2軒はあるぐらいで昼間食事ができるところは「ヌプリ」しかないです。
次は倶知安に戻り乗り換えてなつかしの小沢駅に行きます。
長万部方面からきた電車は1両編成、たくさんの人が乗っていた上にニセコ駅からも10人ほど乗り込み車内はめちゃ混みでした。
続く。