家猫さん、お昼寝中です。
昨日はなにかそわそわしてじっとしていられない感じだった。
最初の入院の時に、昨日よりももっとひどいそわそわ病になった。椅子に20秒もじっとしていられないという感じで、当然ベッドでも同じだった。仕方ないので、一日中病棟を歩き回っていた。
退院してから、クリニックの医者に「それはアカシジアという副作用だよ。主治医とか看護師さんに言わなかったの?」と言われた。
そんなこといわれたって、副作用を患者ははじめから知っているわけじゃないのだ。あるいは自分は我慢強すぎたのかもしれない。一度、痙攣がおきて病棟で大騒ぎになったことがあった・・・。あれもアカシジアと連続線上の副作用だったと思う。
長く精神科の病人をやっていると副作用の判断って難しいと思う。
一過性のものもあれば、上述の入院時のときのように月単位のものもある。
薬の飲み始めにのみ出てくる副作用もあれば、飲み続けたすえに出てくる場合もある。
診察の時に副作用のことを話題にしたとき、それをある程度しっかりと問題視したり助言をしてくれる医者はよい医者だと思う。昔かかっていた医者はそれが副作用とは言わずに「泌尿器科にかかれ」とかいわれた。
現在はネットで厚労省外郭団体発表の精神薬の医師・薬剤師向けの添付文書を誰でも読むことができる。だから患者側でもある程度薬の副作用を知ることが可能である。昔のクリニックの先生はその意味では不誠実だったと思う。たぶん泌尿器科にいったら「精神科で言え」と戻されただろう。
たぶん今ではそんな言い方は上述の理由であまりできないと思う。古い医者はまだやってるかもしれないが。
治療に関する負の部分も含めた相互のコミュニケーションは大事だと思う。