ピントが前になってる(^0^;)。
自然体で生きるとよくいうが、人間自体不自然なもののような気がする。
病気になればそれを一生懸命治そうと努力する。
しかし一方でそれは自然に起こった病気に対して、少なくとも心の態度としては不自然であり、自然を支配しようとする態度なのかもしれないと思ったりもする。
水の中にいて、もがけばもがくほど沈んでいくように、病気に対してもがけばもがくほど不自然になっていくのかもしれない。
あたかも精神病とか心の病とか呼ばれる病気は、まるで修行をしているようなところがある。
世界の端っこや終わりにたった一人ですくっと立っていられるか、そうした佇まいが試されている気がする。
「あす世界の終わりがきても、今日私はリンゴの木を植える」という言葉があるが、結局は明日ではなく今日という日を与えられていることを感じて、必要に応じていつものようにに過ごすことが、自然体ということなのかもしれない。