bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

双極性障害の自覚。

2011-10-26 11:50:27 | 双極性障害・躁うつ病

ボクは双極性Ⅱ型障害なので、抗うつ剤で躁転するまでは軽躁で、だから自分自身の病気に対する自覚というのは弱かった。

というより、最初「双極性Ⅱ型障害ではないか」と言われたときに、非常に反発を感じたし、自分の仕事やそのほかの活動が病的であったという可能性を認めることが難しかった。

いま思うと、全部ではないが、やはりその頃もうつ病治療で抗うつ剤を使っていて、躁転はしなくとも軽躁状態であった頃も存在していたと思っている。

認めるのはすごく嫌だが、実際双極性Ⅱ型障害が脳の病気であったり、現在の精神科の薬がよくもわるくも脳内物質に直接働きかけるものなのだから、軽躁であったことは全否定できないし、十分にあり得る。

自分の認めがたい状態を認めるというのは勇気のいることで、現実を現実として認めるのもほんとうに勇気のいることだ。

ただよく臨床心理で「いま、ここに、生きる」と言われるように、そうした心の態度が本当に大切なのだと思う。

病気という今を、双極性障害という今をここに生きる。結局、それがいちばん大事なのだ。