どこ吹く風

旅のことを主に書く。

青蔵鉄路 あれこれ

2008年11月23日 18時39分10秒 | 08年中国の旅
訂正とおわび
 14日付のコメント蘭でKMさんからマチガイの指摘がありました。
写真で確認したところ、指摘どおり康定橋ではなく「濾定橋」でした。
濾定橋に訂正します。本来なら本文のその箇所を訂正すべきでしょうけど、この記述で一括変換(訂正とおわび)したことにすることにご勘弁のほどを! 
全部探し出し訂正する自信が無いものですから・・・
(書き込みに今日気づきました。)
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 汽車の旅の音はガタンゴトンとレールの継ぎ目の音とカンカンカンカーンカーン・・・とだんだん高くなり音が引っぱられるように間延びしていく踏切の音である。ところが下から聞こえるレールの音はするものの、踏み切りの警報機の音が聞こえない。何故か物足りない感じがする。中国の線路は道路と交わらないので踏み切りが無いのだろうか。
疑問に思った。

 車中泊が2日続くのでさぞかし退屈だろうとそれなりの覚悟を決めていたけど、そんなにタイヘンさは無かった。外の景色を眺めているうちに時が流れてしまった。西寧までは中国の田舎の風景が続いた思う、何故か景色が頭に残っていない。
写真で確認しようにも、写した写真の後四分の一が再生できない。海螺溝から青蔵鉄路の部分になるとPCに取り込めない。
カードエラーという表示が出たので新しいメモリーを挿し込んだ、それでもエラー表示が出るので、もう写真は撮れ無いものと諦めた。それでも諦めきれずにラサのホテルで試してみると撮影できる。本当にホッとしてラサではシャッターを押し捲った。
300枚ほどの写真が取り込めない、何か取り込む方法が無いものだろうか。

 ところで青蔵鉄路は西寧、北京、上海、成都、重慶それに蘭州から出ている。ということは私が期待していたハイライトであるチベット高原を走る時間がまちまちということだ。そこまでは考えていませんでした。
私が乗った成都発は5時半にラサに着いた、ラサの日暮れは遅いので早く着きすぎる、日中は目いっぱい景色を楽しみたかった。結果論ですがラサ着がもっと遅い8時過ぎの便がいい。夏なら北京時間10時頃着の方がいっぱい楽しめるのじゃないかと思う。その時間帯の汽車があったとしたらの話ですけど

 しかしこの事は、西寧に近いほうの景色が美しいのか、それともラサよりのそれが素晴らしいのかの比較を抜きにしています。どちらが好いのでしょうかネ~

 景色はやはり凄さもあるし素晴らしい風景も見られた。なだらかな丘が幾つも連なっているがそれらは全て4千メートルを越えているのだ、その事に気づき奇妙な感じになった、4千mの丘か。雪を頂いた山が見える、ヒマラヤ襞らしきものも見えた。あれが本当にヒマラヤ襞なら嬉しいのだけど。
 
朝方高度が上がるに連れて冷えてきたのでセーターを引っ張り出して着た、しかし太陽が上がり直射日光が差し込むと暑くなった。また眩しくてまともに景色を見ることができない。空気が薄い分陽射しは強い、サングラスを持ってきてよかった。

せっかくの景色が写真に撮れなかった。妻もカメラ持って行ったが、何故か640x480に設定されていてガックリ。気づいたのがPCに取り込んだ時だった、全行程がそのサイズになっている。この旅は写真にツイテいなかった。