グスタードを出発したバスはたちまち街並みを抜けて郊外へ出た。
あたかも峠巡りをしているようだ、峠へ行くのだから当たり前だが・・。この辺りはフランス語圏でコルとは鞍部、峠の事なのでコル・デ・ピヨンはピヨン峠です。峠はレストランとロープウェイ乗り場があるだけの閑散とした場所だった。駐車場は広い、冬場は大勢のスキー客がいるのだろう。
スーツケースを事務所に預けて頂上へ、さらにリフトで雪原に下りた。一面雪に覆われている、これまでは山は雪に覆われて氷河は川のように流れていたが、ここは一面雪の平原だ。緩やかなスロープはスキーに適しているだろう、スキー用のリフトは動いていなかったが夏スキーのメッカらしい。
しばらく雪道を歩いていくと犬が橇を引いているのが見えた。周回するコースと展望の良い地点までのコースがある、高かったが展望の良い地点まで犬ぞりに乗ることにした。スノコになった橇に座ると10匹ほどの犬が橇を引く。イヌイットのようにムチを振るうことはせずに声で励ましたり、ルートを誘導している。緩やかに上りだが犬はきつそうだ、声も止むことなく発せられている。
雪上車が通ったり人が歩く所はミゾが掘られてデコボコになっているので段差を乗り越えるのがタイヘンな様子だ、犬も一所懸命引っぱっている。
途中から雪の原に入る、踏み後の無いまっさらな雪の上に出ると快調に進んだ、犬もすべりが良くなったせいか元気が出たようだ。ソリと座席のスノコの間に雪がたまって動きが鈍くなったので雪を掻き出すために一時ストップする、周囲を見回して雪原の犬ぞりツアーを実感した。
三人とも年甲斐も無くキャッキャと騒ぎ顔に雪つぶが当たるがこれも又楽しい、1泊分相当の費用がかかったがめったに体験できない事をした。
一人75chfでした、時間は20分足らずかな。同じ場所まで雪上車で行けば12CHFとのこと。
レ・ディアボルレ、グレッシャー3000と銘打った雪原は日本からの観光客は少なくガイドブックにも説明が少ない、時間に余裕があるならシャモニへの途中あるいはジュネーブやローザンヌから足を延ばしてみては如何でしょうか。半日あれば寄り道して別天地を楽しめます。
モンブランやマッターホルンが見えるはずだが高曇りのためにハッキリ確認する事は出来なかった。
峠のレストランでスープを頼みバスが来るのを待った。オーベーぶんぶん(ハエが多いさま)はスイスの特徴と諦めているがやはり気になるので手で振り払いながら食べた。
今日はレ・ディアボルレの村に止まる予定だったが、少しでもシャモニに近づくのが好いだろうと、鉄道の分岐点マーティニMartignyまで出ることにした。
バスから降りて1両だけの電車でAigleエーグルに出てマーティニまで行った。
アイガーの見えるメンリッフェンを朝出てグレッシャー3000の雪原を楽しみモンブランの入口マーティニまで行けるのだから、私たちの行動力というよりも”スイスは狭い”を念頭に入れて計画した方がいい。また日が長いので行動時間も長く取れるのもアタマに入れておくことも肝心です。
あたかも峠巡りをしているようだ、峠へ行くのだから当たり前だが・・。この辺りはフランス語圏でコルとは鞍部、峠の事なのでコル・デ・ピヨンはピヨン峠です。峠はレストランとロープウェイ乗り場があるだけの閑散とした場所だった。駐車場は広い、冬場は大勢のスキー客がいるのだろう。
スーツケースを事務所に預けて頂上へ、さらにリフトで雪原に下りた。一面雪に覆われている、これまでは山は雪に覆われて氷河は川のように流れていたが、ここは一面雪の平原だ。緩やかなスロープはスキーに適しているだろう、スキー用のリフトは動いていなかったが夏スキーのメッカらしい。
しばらく雪道を歩いていくと犬が橇を引いているのが見えた。周回するコースと展望の良い地点までのコースがある、高かったが展望の良い地点まで犬ぞりに乗ることにした。スノコになった橇に座ると10匹ほどの犬が橇を引く。イヌイットのようにムチを振るうことはせずに声で励ましたり、ルートを誘導している。緩やかに上りだが犬はきつそうだ、声も止むことなく発せられている。
雪上車が通ったり人が歩く所はミゾが掘られてデコボコになっているので段差を乗り越えるのがタイヘンな様子だ、犬も一所懸命引っぱっている。
途中から雪の原に入る、踏み後の無いまっさらな雪の上に出ると快調に進んだ、犬もすべりが良くなったせいか元気が出たようだ。ソリと座席のスノコの間に雪がたまって動きが鈍くなったので雪を掻き出すために一時ストップする、周囲を見回して雪原の犬ぞりツアーを実感した。
三人とも年甲斐も無くキャッキャと騒ぎ顔に雪つぶが当たるがこれも又楽しい、1泊分相当の費用がかかったがめったに体験できない事をした。
一人75chfでした、時間は20分足らずかな。同じ場所まで雪上車で行けば12CHFとのこと。
レ・ディアボルレ、グレッシャー3000と銘打った雪原は日本からの観光客は少なくガイドブックにも説明が少ない、時間に余裕があるならシャモニへの途中あるいはジュネーブやローザンヌから足を延ばしてみては如何でしょうか。半日あれば寄り道して別天地を楽しめます。
モンブランやマッターホルンが見えるはずだが高曇りのためにハッキリ確認する事は出来なかった。
峠のレストランでスープを頼みバスが来るのを待った。オーベーぶんぶん(ハエが多いさま)はスイスの特徴と諦めているがやはり気になるので手で振り払いながら食べた。
今日はレ・ディアボルレの村に止まる予定だったが、少しでもシャモニに近づくのが好いだろうと、鉄道の分岐点マーティニMartignyまで出ることにした。
バスから降りて1両だけの電車でAigleエーグルに出てマーティニまで行った。
アイガーの見えるメンリッフェンを朝出てグレッシャー3000の雪原を楽しみモンブランの入口マーティニまで行けるのだから、私たちの行動力というよりも”スイスは狭い”を念頭に入れて計画した方がいい。また日が長いので行動時間も長く取れるのもアタマに入れておくことも肝心です。