松阪牛など高級牛として飼育される素牛は
沖永良部島の子牛も含まれています。
一昨日から子牛競り市がありましたが 昨日は
ウオーキング中の瀬名の坂道まで泣き声が聞こえていました。
現在は、沖永良部島全体での子牛競り市ですが、十数年前になりますかねえ、和泊町の競り市で50万~60万円で売却された子牛が
何と、東北方面の肥育業者だったかと思いますが なんと1千万円近くで売れたとか!
沖永良部島にとり、牛は大きな収入源!
ただ、毎日の世話を計算すると一月当り二万前後!
沖永良部島では、現在は、専作農家、例えば 花農家は花だけ、輸送やさい農家はジャガイモと里芋だけになっていましたが 最近の各々の農畜産物の上下落で苦境にある。
我々が若い頃の役場からの指導は、防災営農と呼ばれる 牛飼いプラス複数の作物を栽培し
どちらかの収入で 確実に生計を立ててきた。
しかも、牛は農耕用に労力として重要な役割を果たしつつ、子牛を産み家族一同を養ってきた。
最近の花き類の暴落や
台風被害等で 他の作物に転換する花農家も出ている。
国が進めてきた 集約農業による大規模農家育成の専作農家のあり方を防災営農の面から考え直す機会では!