愛媛県で開催されている、第72回国民体育大会「笑顔(えがお)でつなぐえひめ国体」で、鹿児島県沖永良部島の選手が大活躍!
本日付け地元紙によると 和泊中学校出身の 川畑孔明選手(東洋大2年)が、レスリング成年男子グレコローマンスタイル85キロ級で勝利しベスト8入りしたようだ。
■グレコローマンとは、腰より下を使ってはいけない競技(足を攻撃したり、足を使った技は使えない)。当然 上半身だけでの戦いになる。(フリースタイルは制約が無く足技もオッケーみたいです)
川畑孔明選手は、以前 本ブログでも紹介した事があるが、関西から帰省した大坪繁さんが立ち上げたキッズレスリングクラブ道場で小学生時代から レスリングの基礎を学んだ。
当時の沖永良部島の児童生徒のスポーツと言えば、サッカー 、バレーボール、野球が中心だった。
大坪さんは、南京都学園高校でレスリングの指導者で、男子グレコローマン120キロ級の王者を育てあげた実力者。
大坪さんは仕事に従事しながら夕方からは、古ぼけた旧和泊港待合所の冷たいロビーに練習用マットを敷くだけの簡易道場で幼児から児童を相手に
定期的にレスリングの基礎を教えた。
幼児 児童と言えばヤンチャで手がかかる年頃。
しかし大坪さんは、優しくレスリングの基礎を教え 東京で開催される全国大会や沖縄県での大会などに参加させ経験を積ませてきた。
大坪監督曰く「いつかは沖永良部島からオリンピック選手を!」が口癖だった。
何度か、町営テレビでも練習風景などを取材したが 記憶に間違いが無ければ 川畑孔明くんは、小学生時代に何度か全国大会で優勝を果たしてきたと思っている。
誰もが考えもつかなかった、沖永良部島でのレスリング選手の育成!
監督兼指導者の大坪さんは、練習生のちびっ子と保護者だけの光の当たらない地味な練習馬で体力強化と柔軟な体づくりに明け暮れていた。
サンサンテレビで取り上げられる度に、レスリング道場の存在が広まり 中でも川畑孔明の名前は町内の相撲大会でも活躍が光り、有名になってきた。
川畑君以外にも、女子の東日向子?川畑光?などなど活躍したキッズ達がいました。
川畑くんは、2012全国中学選抜選手権大会でも、フリースタイル73キロ級で第3位に入賞している。
今、大坪繁監督兼コーチ(当時)の夢が川畑孔明選手を通して花開こうとしている。
又、逆に川畑孔明くんも 大坪繁指導者と出会うことが無ければ今のレスリング人生は無かった事だろう。
2020東京オリンピック代表選手を狙え!
川畑孔明くん。監督と沖永良部シマンチュの夢を叶えてくれ!
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