オークションで落札した 法螺貝が届きました🎶
法螺貝は、その昔 情報伝達手段が無かった頃の大切な情報発信を行うもので各集落公民館に置かれていた。
法螺貝の尾の方を切断し、唇をあて音を出しますが上手に吹けるまではコツがあり 素人には中々吹けなかった。
広範囲な集落であった私の地区でも 公民館(当時は 集会所と読んでいた)から聞こえる法螺貝の音で「何時から会合があります」、、
など 音の長短などで内容を知ったものである。
昭和から平成初め頃まで本町役場の屋上に設置されていた「サイレン」も サイレン音の長短や間隔などで時刻や火災、招集などの目的で使用されていた。
しかし、今や防災無線屋外トランペタや戸別受信機がその代わりを務めており 便利な時代になりました。
今回 法螺貝加工をする事にしたのは、昔IT技術が無い時代の情報伝達手段として使われていた先輩達の知恵を後輩達に伝承していきたいとの思いからです。 忘れ去られていく昭和を残していきたい。
法螺貝は口金を付ける事で 独特な音色の楽器にもなるので 楽器としても使えるモノに加工をお願いする事に、、、本土では 法螺貝笛として山伏修験用としても使われているようですね。
どのように加工された ホラガイ楽器に加工され返ってくるか楽しみです。
■余談ですが、ホラ吹きとは昔は大切な役割をする人の事を言ってたのかなぁ、、と 勝手に想像しています。
さらに大ボラ吹きとは、大きな法螺貝を吹くには肺活量が多くないと大きな音が出せないので、体格も大きく頼りになる法螺貝吹きの名手?
今は、ホラ吹きは悪い意味で使われていますが。