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おはようございます。
昨日の和泊港は台風17号が接近し高波が岸壁や波消しブロックにあたり 高く打ち上げていた。
台風17号の心配をしながら、役場近くの病院で家族の看病をしていた午後2時20分頃、グラグラと発生した地震には流石に驚いた。
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折しも 和泊町議会では、一般質問で新庁舎問題が取り上げられ 、当局は 国や県の想定している南海トラフ地震や奄美大島太平洋沖地震でも最大震度5強とのこれまでの説明を繰り返すだけであり残念ながら、8月下旬の町民説明会以降 追加調査はしてない模様だ。失望に尽きる。
町長が新庁舎建設に意欲をにじませる熊本地震を取り上げるなら、熊本の震度7を想定した調査を担当課は率先してやるべきだが、町長の信念を後押しする調査努力を怠っていると言わざるを得ず町長を本気で支える真剣さを感じない。
▪️新庁舎問題を質す新人議員
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想定外については 今年新しく就任した三反園鹿児島県知事が職員に対し、安易に使うなと苦言を呈していた。
これだけ想定外の自然災害が発生している昨今 「国や県の基準をクリアしている」を繰り返し、震度7は想定外であるような発言を安易に使ってはならないと思う一人である。
しかも昨日の地震は知名町が震度5弱の大きな地震であり、震源地が沖永良部島周辺と見られ、今後 沖永良部島近海でも発生する可能性は否定出来ないだろう。(正式な情報は未確認)
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津波が無かったのは幸いである。
和泊町には昨日 波浪警報が発令されていた。過去には、奥川が台風の高波で増水し奥川流域被害をもたらせた事がある。
大津波ならひとたまりもないことだろう。
過去にテレビ番組で、屋根が凹んだ黄色い乗用車が道路を走り行く様子が台風ニュースやその後のバラエティクイズ番組で取り上げられている。
台風で横転した車だが撮影場所は沖永良部島。
横転した車に被害を与えた台風と、奥川にかかる白百合橋の欄干が高潮で破壊されたのは同じ台風である。
新庁舎問題は、やはり震度7や沖永良部島近海地震、沖縄トラフ地震も想定し、再度追加調査を行い現在地が安全である事を示してほしい、、
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これからの行政は想定外を想定内に見据えた防災計画が必要ではなかろうか!
町長が昨日の議会答弁「職員のための新庁舎ではありません、住民の為の新庁舎建設ですよ」(言わずとも当然。だからこそ建設場所も含めた施設の安全性が必要)なる旨の言葉を借りるなら、一度立ち止まり 真剣に国や県の基準を上回るレベルでの追加調査を行ってほしい。
そして現在進められている計画地が、安心安全で万一の災害時に 災害支援活動や住民の避難場所として相応しい十分機能できる場所である事が確認され、住民に情報を提供するなら、現在地は利便性も良く建設に賛同できる。
ただ担当者が町民説明会で、「1階が浸水してもエレベーターや災害対策本部機能を果たせるように、電気室と電算室を3階に設計してある!」旨の説明は まるで現在地が津波被害を受ける可能性がある事を示唆しているようにも感じ取れる。不安である。
東京都の築地市場から豊洲市場への移転問題で、数々の疑問点がブラックボックスから明るみにされてきている。豊洲市場移転に際しては多くの利権が絡んでいるとも報道されている。
すでに巨額の費用で建設された豊洲市場の案件を考えると、建設も始まっていない和泊町新庁舎建設は、建設前に多くの住民が子々孫々まで残す財産を、コストや施設規模、安心安全な立地場所への建設場所再検討要望など、町民の新庁舎建設への意識が高まり、執行部と堂々と議論することが出来たことは、反行政では無く共に歩む住民参加型行政への一歩になり良かったと思う。
そして昨日は、地震や相次ぐ台風で 自然災害の恐ろしさを思い出させた1日であった。
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