いきなりですが、問題です。
(第一問)
次の足し算は答えが合っていない。
そこで、直線を1本だけ引いて正しい式にするにはどうすればいいだろうか。
5+5+5=550
(第二問)
草原の真ん中に、直径30センチメートルの杭が1本打ってある。
その杭には鎖が巻きつけてあり、鎖の先には1頭のライオンがつながれている。鎖の長さは5メートルだ。
このライオンは、何平方メートル分の草を食べることができるだろうか。
(第三問)
鼠田くんの上司である牛尾部長には、5人の部下がいる。
虎谷さんと卯野さん、辰川さん、蛇塚さん、さてあと1人はなんという名前だろうか?
(第四問)
世界を股にかけて暗躍するスパイにあるメッセージが届いた。
「新月の夜、背景に月も太陽もない場所で待つ」
さて、その場所とはいったいどこだろう。
いきなりですが、(小学生には解けて、大人になると解けないクイズです)
大人になると、先入観や固定観念に縛られて、柔軟な発想が出来なくなりますねー。
上の4つの問題をスムーズに解けたあなたは、(ピュアな心を持った素敵な人)かもしれません。
4つの問題を全く解けなかったあなたは(知らぬ間に、先入観にこり固まった、頑固な人)かもしれませんね。
大人になるって怖い・・・
(下に解答があります)
1問 1つ目の「+」の縦線上端と横線左端を結ぶように斜め線を1本入れて「545+5=550」です。
2問 思考力を問うライオンのクイズの答えは、「0平方メートル」となります。ライオンは、どんなに草が生い茂っていても食べない肉食獣だからです。
3問 アイデア力を試す問題の答えは、「鼠田」です。十二支にちなんだ漢字が並ぶことに惑わされて馬場さんなどと答えないように。
4問 最後に紹介したスパイの問題の答えですが、頭を柔らかくして考えたうえで考えてみて下さい。ヒントは「漢字」です。
答えを見ると「そんな簡単なことだったのか」と思うのに、次のクイズに進むと再び頭を悩ませてしまうような問題の連続です。
簡単なはずなのに解けないのは、頭が凝り固まってしまっている証拠。
アイデア力や思考力の乏しさに苦しんでいる人や物事をすぐ難しく考えてしまう人は、きっと本書のクイズに苦しめられることでしょう。
本の紹介でした。