皆様いかがお過ごしですか?
先週パワースポットツアーへ行ってきました
まずは和歌山県にある高野山へ
高野山とは標高約1,000m前後の山々の総称で弘法大師空海が修行の場として開いた
場所で恐山・比叡山とならぶ日本三大霊山の一つです
行く前まで高野山は大きなお寺が一つあると想像していたのですが現場につくと
お寺の数に圧倒されました。
それもそのはず山上の人口は約4,000人でそのうち僧侶は1,000人を超えるそうです。
117もの寺院がありその景色に圧倒されました
表はお寺が目立つのですがガイドさん曰く実はこの小さな町にないものはほとんど
ないとの事でした。
幼稚園から大学、警察、病院、銀行、コンビニ、お酒屋さん、焼肉屋さん、スナック
などあり僧侶たちもよく利用しているそうです(笑)
あえて挙げれば教会と映画館とパチンコ屋さんが無いぐらいとの事。
意外に近代的でびっくりしました
他にも街中をみていると欧米人が多かったのですがガイドさんに理由を尋ねてみると
ミシュランガイドに掲載されたからとのことでした。
観光で来たものの高野山に魅せられ修行されている外人さんもいらっしゃる様です
高野山にはホテルが一切なくそのかわり宿坊といってお寺が運営している宿が52カ所あり
それぞれ精進料理や庭園に特徴があるそうです。
宿坊は諸国大名と檀縁関係があるようで福岡の柳川の大名と関係がある宿坊などがありました。
厳しそうなイメージですがお酒やビールも自由に飲めるそうです
(勿論ダメなところもあるかもしれませんが…)
ちなみに宿坊は一般的に非公開になっておりますが今回特別に見せてもらえました
中には1,000年前の仏像やいかにも古そうな襖、屏風が飾ってあり
和尚さんに空海にまつわる伝説や教えを説いて頂き心が洗われたようでした
次に空海の御廟がある奥の院へ…
御廟とは先祖の霊や貴人の霊を祭る殿堂との事です
参道には皇室、公家、大名などの墓が多数並びその総数は正確には把握できないもの
の20万基以上あるといわれているそうです。
その中には珍しいお墓(供養塔)が立ち並ぶエリアがあり面白かったです
↓下の写真はその一部です
ふくすけの供養塔
韓国の供養塔
シロアリの供養塔
一番高いと言われているお墓(2億後半とのことです)
他にもUCC上島コーヒーのコーヒーカップがのっている供養塔
カップの中は高い場所にあった為みれませんでしたが中には茶色い墓石が入っているそうです
手が込んでます
ユーモア溢れる?参道を抜けると世界遺産に指定された参道へ…
杉の木と無数の石塔が樹立しており人間の世界ではないと言われているそうです。
↑神仏分離令が出る前のお墓 鳥居の中にお寺があり鳥居の回りの石は
49本ありそれぞれ仏の名前が彫ってあるそうです。
↑奥に見えるのが空海の御廟です。
ここから先は写真撮影NGでした
御廟は線香の匂いが立ち込めており僧侶の方がお祈りをしておりとても神秘的な
空間でした。
空海は835年に入定(にゅうじょう)したとされています。
入定というのは亡くなったわけではなく宗教的な瞑想に入ったということです。
つまり現在も空海は生きて祈りを続けているとされているのです。
御廟の裏を回ると地下へ降りる階段があり今でもその霊窟には今でも祈りを続ける
空海がいるとされておりわずか十数メートルの距離からお参りすることができます。
即身仏としての姿を直接うかがうことはできませんが、
蝋燭の灯影のあいだから空海の肖像を見ることができます。
とても神秘的な場所でパワーを貰えました
長くなりましたので熊野三山、伊勢神宮は改めてブログにアップしたいと思います