「いとう式」高校勉強法の著者で、江南ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)の塾長の伊藤です。
今年は特に、新高校生に対して啓発していることがあります。
理由の一つは、今年は高校入試の日程が繰り上げられたことにあります。
2月22日に筆記試験が終わって、そこで緊張感がとぎれてしまっている子が大半です。例年だと今頃まで入試があったので、勉強習慣を含めて緊張感がありました。
ところが、今年は高校に入るまでに1ヶ月以上、間隔が空きます。
推薦で受かった子はまるまる2ヶ月空きます。
頭がなまらないはずがありません。
だから、多くの塾が新・高校生に対してそうならないように警鐘を鳴らしています。
それともう一つ、高校に入って、高校(の先生)の言うことを鵜のみにしない方がいいということです。
これは、必ずしも学校の先生がまちがっているというわけではありません。
しかし、高校は全生徒をひとまとまりとして指導します。
ですから、トップの子もビリの子も同じ教材を使って同じ授業を行って、同じ課題を出して同じテストを行います。
でも、平均点より上の点数をとれる子と、平均点より下の点数しかとれない子ができてしまいます。
本来、両者の指導方針は変えなければいけません。
しかし、上の子に合わせれば下の子が落ちこぼれ、下の子に合わせれば上の子が浮きこぼれることになります。
まさに、あっちをたてればこっちがたたずとなるわけです。
っで、基本的に進学校は「真ん中より上の子」に照準を合わせます。下のはおいてきぼりです。
一度、平均より下の点数を取るようになると、残りの高校生活はまず真ん中より下の成績をとることが確定します。
自力で浮上することはまずありません。
そうならないためには、
・平均点以下をとらない
・平均点以下をとったらすぐに対策を取る
の2つしかありません。
そのときに、学校の先生の言うことを鵜のみにしない方がということです。
例えば、歴史が苦手な子に、学校の先生は十中八九「教科書を読むといいよ」とアドバイスするでしょう。
しかし、それは真ん中より上の成績の子に対するアドバイスです。
教科書を読んでも意味がわからないから平均点より下の点数しかとってないんですよ。
つまり、逆なんですね。
教科書が読めるから平均点以上取れる。
教科書が読めないから平均点以下しか取れない。
なのに、アドバイスとして教科書を読みましょうって、それは精神論・根性論を言っているのに等しいんです。
ではどうすればいいか?
まずは、マンガ日本の歴史・世界の歴史などで流れをつかんで、一問一答式で用語を覚えてください。
教科書を読むのはその後です。
このように、学校の先生の言うことを鵜のみにしないということが、平均点以下に沈まないために必要な絶対条件です。
87.8%が偏差値10以上アップ! [いとう式]高校勉強法(大和出版)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c2/0e1876f97db5c13675cd1664d17096ff.png)
■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
今年は特に、新高校生に対して啓発していることがあります。
理由の一つは、今年は高校入試の日程が繰り上げられたことにあります。
2月22日に筆記試験が終わって、そこで緊張感がとぎれてしまっている子が大半です。例年だと今頃まで入試があったので、勉強習慣を含めて緊張感がありました。
ところが、今年は高校に入るまでに1ヶ月以上、間隔が空きます。
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頭がなまらないはずがありません。
だから、多くの塾が新・高校生に対してそうならないように警鐘を鳴らしています。
それともう一つ、高校に入って、高校(の先生)の言うことを鵜のみにしない方がいいということです。
これは、必ずしも学校の先生がまちがっているというわけではありません。
しかし、高校は全生徒をひとまとまりとして指導します。
ですから、トップの子もビリの子も同じ教材を使って同じ授業を行って、同じ課題を出して同じテストを行います。
でも、平均点より上の点数をとれる子と、平均点より下の点数しかとれない子ができてしまいます。
本来、両者の指導方針は変えなければいけません。
しかし、上の子に合わせれば下の子が落ちこぼれ、下の子に合わせれば上の子が浮きこぼれることになります。
まさに、あっちをたてればこっちがたたずとなるわけです。
っで、基本的に進学校は「真ん中より上の子」に照準を合わせます。下のはおいてきぼりです。
一度、平均より下の点数を取るようになると、残りの高校生活はまず真ん中より下の成績をとることが確定します。
自力で浮上することはまずありません。
そうならないためには、
・平均点以下をとらない
・平均点以下をとったらすぐに対策を取る
の2つしかありません。
そのときに、学校の先生の言うことを鵜のみにしない方がということです。
例えば、歴史が苦手な子に、学校の先生は十中八九「教科書を読むといいよ」とアドバイスするでしょう。
しかし、それは真ん中より上の成績の子に対するアドバイスです。
教科書を読んでも意味がわからないから平均点より下の点数しかとってないんですよ。
つまり、逆なんですね。
教科書が読めるから平均点以上取れる。
教科書が読めないから平均点以下しか取れない。
なのに、アドバイスとして教科書を読みましょうって、それは精神論・根性論を言っているのに等しいんです。
ではどうすればいいか?
まずは、マンガ日本の歴史・世界の歴史などで流れをつかんで、一問一答式で用語を覚えてください。
教科書を読むのはその後です。
このように、学校の先生の言うことを鵜のみにしないということが、平均点以下に沈まないために必要な絶対条件です。
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