ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)です。
高1生が来年度に向けて、文理選択や数学・理科の選択科目を決める時期が近づいてきました。
前置きはさておき、結論から言うと、文系私大を目指している人に数学(特に数Ⅱ、数B)は必要ありません。
(ただし、文系でも国公立大学を受ける可能性がある人は話は別です)
文系私大のほとんどは、英、国、地歴・公民の文系3教科(科目)で受験可能です。
もちろん、中には数学で受験できる文系私大もあります。
しかし、高校の定期テストで平均点以上取れない人は、数学を選択する(あるいは文系国公立コースのように数学が必須のコースを選ぶ)必要はないでしょう。
中学校レベルで言えば、学校の定期テストの数学で85点以上とれなかった人は、なおさら数学を選ばない方が良いでしょう。
理由は、受験で通用しないからです。
でも、高校の先生は「数学が苦手だからと言って、安易に数学を捨てないように」と声高に言います。
だまされないでください。
文系に数学は必要ありません。
いやいや、最近では文系私大でも数学が必須になってるところもあるじゃないですか!
って、はいはいそれ早稲田大学の政経学部ですね。
で、早稲田の政経、受けるんですか?
しかも、早稲田の政経は数学を必須にして受験者は、3分の1まで激減しましたよ。
それに、経済学部に必要なのは数Ⅱみたいな内容で、必須になった数IやAではありません(笑)。
高校の先生はきっと、「これからの時代、文系でも数学が必要だから」とかもっともらしいことを言って、文系でも数学をオシてきますが、それウソです。
正しくは、論理的な思考が必要なだけで、高校数学が必要なわけではありません。
そもそも、社会に出たことない高校の先生の言うことを真に受けてはいけません(笑)。
政府もデータサイエンスなるものを推奨していますが、数学や情報の教科のお勉強とデータサイエンスは別物です。
大学でやってる統計学の授業と高校でやってる数学の確率・統計の分野を比べてみれば一目瞭然です。
高校の数学や情報でやってる勉強は、社会では全く役に立ちません。
分散と共分散から相関係数を求めましょう?
忘れもしない2022年度の共通テストの数学では、分散と共分散から相関係数を小数点以下3けたまで求める問題が出ました。
これを「時間内に手計算で解きなさい」という問題です。
あんぽんたんですか?
これ、全部エクセルでできます。
しかも、共通テストで出された問題は分散か共分散が29.9という数字だったので、勝手に四捨五入して30として計算すると、小数第3位の値が変わって、バツになります(笑)。
多分、こんな間抜けな問題を高校生に解かせているのは世界中で日本だけでしょう。
統計学を学んで身につけなければいけないことは、このような数学的なテクニックではなく、統計的データから何が読みとれるかという思考力です。
例えば、国語と英語の成績の間に正の相関があったととします。では、国語の勉強をしたら英語の成績が上がるでしょうか。
ちがいますよね。
国語の成績が良い子は言語性知能が高い可能性があり、その結果、国語と英語の成績の間に正の相関が見られるだけかもしれないからです。
残念ながら、高校数学ではこのようなことを学びません。
それどころか、机上の問題(入試問題)をひたすら解くという作業をやっているだけで、統計学的な知識や思考は一向に身につきません。
つまり、文系の人は高校数学を学んでも、受験以外で全く役に立たないのです。いえ、受験にすら役に立たないのです(笑)。
こうしたことに加え、今は、私大の半分以上は推薦で大学へ入ります。
推薦で大学へ入る場合は、高校受験と同様に一定以上の通知表の平均評定(内申点)が必要です。
ですから、無駄に得意でもない数学を選択して、評定に響いたら損ですよ。
それでもなんだかんだ高校の先生は数学を選択することをすすめてくるでしょう。
それ、ただ国公立大学の合格者数を増やしたいだけですからね。
そう、文系でも国公立大学を目指す人は共通テストで数学が必要です。
高校側は少しでも国公立大学の合格者数を増やすため、生徒の個性や希望を無視して、共通テストを受験させます。
可能性がほぼゼロでも、文系私大が志望の受験生にもです。
いい迷惑ですよね?
そう、みなさんの将来のことを考えて数学をすすめてくるのではなく、「ただ国公立大学の合格実績を稼ぎたいだけ」なのです。
そういうゲスな理由ですすめてくるわけですから、みなさん、だまされてはいけません。
それでも心配という人は、「学業成績の3分の2は遺伝で決まる」って知ってましたか?(安藤寿康「遺伝子の不都合な真実-すべての能力は遺伝である」ちくま新書)
高校数学ができる人は、十中八九、小中学校で算数も数学も得意だった人です。
高校だけ数学を勉強しても克服することはほぼ不可能です。
そういう根性論、精神論も根強いため、がんばれば数学ができるようになるという幻想を抱かせるのはいかがなものかと思います。
みんながみんなスプリンターになれるわけではないのです。
学校の先生がすすめるからという全くエビデンスのない根拠をもとに、無理に数学を選択するのはやめましょう。
そんなことより、自分の長所を伸ばした方がよいと思いませんか?
そもそも世界的に見たら、日本人は平均的な数学力をすでに高校受験で身につけています。
アメリカのSATという日本の共通テストみたいなテストの問題を見ればわかります。
ほぼほぼ中学生でも解ける問題です。
はっきり言いますが、世界的に見たら日本は文系の高校生にも理系レベルの数学を必須とされています。
以上から、受験に数学が必要ない人は、さっさと捨てて自分の得意なことを伸ばした方が、どう考えても得策なのです。
もちろん、数学はあまり得意ではないけれど受験に必要という人は、センター試験の数学が200点満点中197点だったネクサスの塾長が丁寧に数学を教えてます!
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ネクサスは、主に一宮高校、江南高校、一宮南高校、名古屋西高校、尾北高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、古知野中学校、布袋中学校、江南西部中学校、宮田中学校、一宮市では千秋中学校、西成中学校、西成東部中学校、岩倉市では岩倉中学校、大口町では大口中学校の中学生が通っています。
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前置きはさておき、結論から言うと、文系私大を目指している人に数学(特に数Ⅱ、数B)は必要ありません。
(ただし、文系でも国公立大学を受ける可能性がある人は話は別です)
文系私大のほとんどは、英、国、地歴・公民の文系3教科(科目)で受験可能です。
もちろん、中には数学で受験できる文系私大もあります。
しかし、高校の定期テストで平均点以上取れない人は、数学を選択する(あるいは文系国公立コースのように数学が必須のコースを選ぶ)必要はないでしょう。
中学校レベルで言えば、学校の定期テストの数学で85点以上とれなかった人は、なおさら数学を選ばない方が良いでしょう。
理由は、受験で通用しないからです。
でも、高校の先生は「数学が苦手だからと言って、安易に数学を捨てないように」と声高に言います。
だまされないでください。
文系に数学は必要ありません。
いやいや、最近では文系私大でも数学が必須になってるところもあるじゃないですか!
って、はいはいそれ早稲田大学の政経学部ですね。
で、早稲田の政経、受けるんですか?
しかも、早稲田の政経は数学を必須にして受験者は、3分の1まで激減しましたよ。
それに、経済学部に必要なのは数Ⅱみたいな内容で、必須になった数IやAではありません(笑)。
高校の先生はきっと、「これからの時代、文系でも数学が必要だから」とかもっともらしいことを言って、文系でも数学をオシてきますが、それウソです。
正しくは、論理的な思考が必要なだけで、高校数学が必要なわけではありません。
そもそも、社会に出たことない高校の先生の言うことを真に受けてはいけません(笑)。
政府もデータサイエンスなるものを推奨していますが、数学や情報の教科のお勉強とデータサイエンスは別物です。
大学でやってる統計学の授業と高校でやってる数学の確率・統計の分野を比べてみれば一目瞭然です。
高校の数学や情報でやってる勉強は、社会では全く役に立ちません。
分散と共分散から相関係数を求めましょう?
忘れもしない2022年度の共通テストの数学では、分散と共分散から相関係数を小数点以下3けたまで求める問題が出ました。
これを「時間内に手計算で解きなさい」という問題です。
あんぽんたんですか?
これ、全部エクセルでできます。
しかも、共通テストで出された問題は分散か共分散が29.9という数字だったので、勝手に四捨五入して30として計算すると、小数第3位の値が変わって、バツになります(笑)。
多分、こんな間抜けな問題を高校生に解かせているのは世界中で日本だけでしょう。
統計学を学んで身につけなければいけないことは、このような数学的なテクニックではなく、統計的データから何が読みとれるかという思考力です。
例えば、国語と英語の成績の間に正の相関があったととします。では、国語の勉強をしたら英語の成績が上がるでしょうか。
ちがいますよね。
国語の成績が良い子は言語性知能が高い可能性があり、その結果、国語と英語の成績の間に正の相関が見られるだけかもしれないからです。
残念ながら、高校数学ではこのようなことを学びません。
それどころか、机上の問題(入試問題)をひたすら解くという作業をやっているだけで、統計学的な知識や思考は一向に身につきません。
つまり、文系の人は高校数学を学んでも、受験以外で全く役に立たないのです。いえ、受験にすら役に立たないのです(笑)。
こうしたことに加え、今は、私大の半分以上は推薦で大学へ入ります。
推薦で大学へ入る場合は、高校受験と同様に一定以上の通知表の平均評定(内申点)が必要です。
ですから、無駄に得意でもない数学を選択して、評定に響いたら損ですよ。
それでもなんだかんだ高校の先生は数学を選択することをすすめてくるでしょう。
それ、ただ国公立大学の合格者数を増やしたいだけですからね。
そう、文系でも国公立大学を目指す人は共通テストで数学が必要です。
高校側は少しでも国公立大学の合格者数を増やすため、生徒の個性や希望を無視して、共通テストを受験させます。
可能性がほぼゼロでも、文系私大が志望の受験生にもです。
いい迷惑ですよね?
そう、みなさんの将来のことを考えて数学をすすめてくるのではなく、「ただ国公立大学の合格実績を稼ぎたいだけ」なのです。
そういうゲスな理由ですすめてくるわけですから、みなさん、だまされてはいけません。
それでも心配という人は、「学業成績の3分の2は遺伝で決まる」って知ってましたか?(安藤寿康「遺伝子の不都合な真実-すべての能力は遺伝である」ちくま新書)
高校数学ができる人は、十中八九、小中学校で算数も数学も得意だった人です。
高校だけ数学を勉強しても克服することはほぼ不可能です。
そういう根性論、精神論も根強いため、がんばれば数学ができるようになるという幻想を抱かせるのはいかがなものかと思います。
みんながみんなスプリンターになれるわけではないのです。
学校の先生がすすめるからという全くエビデンスのない根拠をもとに、無理に数学を選択するのはやめましょう。
そんなことより、自分の長所を伸ばした方がよいと思いませんか?
そもそも世界的に見たら、日本人は平均的な数学力をすでに高校受験で身につけています。
アメリカのSATという日本の共通テストみたいなテストの問題を見ればわかります。
ほぼほぼ中学生でも解ける問題です。
はっきり言いますが、世界的に見たら日本は文系の高校生にも理系レベルの数学を必須とされています。
以上から、受験に数学が必要ない人は、さっさと捨てて自分の得意なことを伸ばした方が、どう考えても得策なのです。
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