日記帖

飛ぶ鳥のように、渡る風のように、流れる水のように、野に咲く花のように、煌めく星のように。

~分業制の限界~

2024-04-29 03:08:14 | 作文する
ある先輩は、仕事の分業制についての問題点を指摘していました。
1枚の図面に対して、
「事前調査する人」「図面を描く人」「納品する人」が別々に行っている為
チェックが足りない。ある意味、無責任になっていると。

漫画についても、たぶん、作者がいて、スタッフがいる場合があり
(スタッフを使わない方もいます)
確かに、画の描きこみは凄いのですが、服装に矛盾が生じている場合があります。
連続した(会話)シーンで、帽子を被っていたはずが、脱いでいて、また被っている。
本来は、チェックする人がチェックで気が付かなければならない。
作者がチェックで気が付かなければならない
あるいは、編集者が気が付かなければならない。
あるいは、コミックスにするときに
再度チェックして気が付かなければならない。

と思う。誰もが間違いを犯す存在ではあるのだけれども。

優れた作者であっても、優れた監修で優れた物語であっても、
テレビ化されていても、である。

完全というのは難しいものなのだ。





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