通勤の途中で
手袋を落とした
毎度のごとく急いでたから
後ではめようと思って
片方ずつポケットに突っ込んで家を出た
いざはめようと探ったら
右だけカラだった
すぐに戻って探したかったけど
遅刻するわけにはいかず
探しに行けるのは
少なくとも11時間後
頭の片隅で片手袋を想いながら
長い1日を過ごし
ようやく鍵のない牢獄から解放されて
帰る道道探したけど
見つからなかった
落ちてる手袋に
動物たちがどんどん入っていくお話を
思い浮かべて
ひとつ残された片手袋と
自分をなぐさめた
手袋を落とした
毎度のごとく急いでたから
後ではめようと思って
片方ずつポケットに突っ込んで家を出た
いざはめようと探ったら
右だけカラだった
すぐに戻って探したかったけど
遅刻するわけにはいかず
探しに行けるのは
少なくとも11時間後
頭の片隅で片手袋を想いながら
長い1日を過ごし
ようやく鍵のない牢獄から解放されて
帰る道道探したけど
見つからなかった
落ちてる手袋に
動物たちがどんどん入っていくお話を
思い浮かべて
ひとつ残された片手袋と
自分をなぐさめた