日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

A Fairy Tale 大劇場千秋楽ライブ中継

2019年09月30日 | Memories of ZUKA
9月の最終日といえば
花組 宝塚大劇場公演
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
『シャルム!』
千秋楽!

…をライブ中継で観る日



『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』は
やっぱり歌がいいなあと思った

冒頭から
「Like a Fairy Tale」に引き込まれるし
「The Blue Rose」は
明日海りおの歌声に圧倒される

華優希と2人で歌う
「Never forget you」を聴くと
自然に涙が出ちゃう



庭師のニック(水美舞斗)が
自分が仕える奥様への気持ちを
友情に隠して歌う歌もいい

Time goes by♪って歌う歌も
主題歌CDに入れてほしかった〜



ライブ中継だと
オペラグラスで
見落としてたものもよく見えた
猫のトムは
きっとおこげがモデル

謎の老婆の杖の先で
小鳥が動いてて感心した



『シャルム!』は実は
退団公演に地下という設定は
そぐわないような気がしてたけど
一場面一場面とその流れを
よーく見ていったら
そんなこともないのかなと思えた



サヨナラショーは
5年分の歌が
ぎゅっと詰まってた

宝塚歌劇の殿堂に展示されてた
舞台写真パネルの上段
すべてを網羅する勢いで
花組トップスターになってからの
大劇場公演の主題歌を中心に歌われた



順番がちょっと違うし
歌の題名がわからないのもあるけど
だいたいこんなラインアップ

始まりは
『エリザベート −愛と死の輪舞−』から
「愛と死の輪舞」



『宝塚幻想曲』と
『カリスタの海に抱かれて』から



『新源氏物語』と
『Melodia -熱く美しき旋律』から



『金色の砂漠』から
「金色の砂漠」



『MESSIAH −異聞・天草四郎−』から
「メサイア」



『EXCITER‼︎ 2017』から
「EXCITER‼︎」



『CASANOVA』から
「人生には恋と冒険が必要だ」



ここで小芝居あり
カサノヴァとバルビの迷コンビ登場
だから殿堂の衣装を展示替えしたのか



ベアトリーチェ〜♡と叫びながら
カサノヴァが駆け寄る
赤いドレスの後ろ姿

ベアトリーチェはもういない
明らかにデカイ男役サイズ
誰?誰?



瀬戸かずやでしたー



『ポーの一族』から



「時の輪」
明日海りお×柚香光
デュエット


(写真はイメージです)

明日海りお×華優希
デュエットダンス


(写真はイメージです)

『Santé‼︎』から
「Santé‼︎」は
芽吹幸奈 白姫あかり
乙羽映見 城妃美伶
退団する娘役4人で歌った



『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』から
「ETERNAL GARDEN TAKARAZUKA」

これがラストソングかと思ったら



『ハンナのお花屋さん』から
「Happiness」

この歌
『サウンドオブミュージック』の
「My Favorite Things」みたいで好き



そして
明日海りお含む退団者5人
宝塚大劇場最後の大階段を降りての挨拶

気になったお花は
城妃美伶 乙羽映見 白姫あかりの3人が
バラがメインのお花だった
芽吹幸奈も白一色でまとめた中に
バラも入ってるようだった

城妃美伶のバラが
リアルブルーローズっぽかったけど



白姫あかりへの
同期からのお花を
月組の紫門ゆりやが現れて渡した

明日海りおは
花組生のみんなに
みりおさーん♡と呼ばれて
ハイ!と男前に返事
黒燕尾姿で
最後の大階段を降りてきた

同期は
雪組トップスター
望海風斗が登場



16年後





渡したお花は
ほんのりピンクがかった
カラーだった

袴姿と同様
バラは東京に取っておくのか
それとも袴姿には
定番の純白コチョウランか…

そのまま行っちゃうかと見えて
やっぱりささやき合ってた
例によって
全然聞こえなかったけど

退団ささやき語録集が出ないかな



挨拶は出だしが
退団の挨拶というよりは
終演後のトップスターの挨拶みたいな
雰囲気だった
まだまだ終わらない
東京へ続いていくんだなと
思わせられた

そして
昔のエピソードを
いくつか語ってくれた

中3で初めて宝塚を知り
あまりの感動に
ごはんも喉を通らず
受験を決意
反対する親に
部屋に3日立てこもって訴え
しまいに熱を出した
というエピソードには驚いた

月組下級生時代のエピソードは
今はとても想像できないけど
バウホール公演
『なみだ橋えがお橋』で
下手くそ過ぎて
台本何ページ分もセリフをカットされたことや



彩輝直に芝居が好きなんだねと言われ
ひとつひとつの役に
真剣に取り組んでいると
お芝居が好きなように見えるんだなと
思ったことなど





組長が読み上げたメッセージと
ごっちゃになってるかもしれないけど
『CASANOVA』は本当に楽しくて
公演期間中は
毎日遊びに行く気分だったそう



宝塚大劇場に対して
ありがとうございましたと
心からお礼を言って
挨拶は締めくくられた

わりとあっさりしてて
泣かされそびれた感があるけど
東京まで
気持ちを切らせたくないんだなあと思った

そうそう
恒例の花組ポーズも
明日海りお直々の説明で行われたし
(お花があるからお手本は柚香光が)

最後の最後は
緞帳前に現れて
投げキッスして
稀代のプレイボーイ
ミリオ・カサノヴァは去って行った



映画館出て見上げた空
心配した雨は
宝塚も大丈夫そうだった
よかった



余談だけど
先日たまたま
AIを使って美空ひばりの声を再現する
という番組を見た
AIは正確に再現するんだけど
往年のファンの人たちも秋元康も
口を揃えて深みがないと言う

そして
美空ひばりの歌声には
人を感動させる秘密が隠されてることがわかる

うまく説明できないけど
低い音を出しながら
同時に高い音も出してる
というようなことだった

それと同じかどうかはわからないけど
みりおさんの声にも
きっと何かあると思う〜



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中年の記憶で綴りました
間違ってるとこあったら
堪忍〜

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...

当ブログ
下手の長ブログを少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!