日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”
今日は
これを受け取りに行くのを楽しみに
1日がんばった
小説は
第1部が終わったところ
第2部は
明日 読みはじめようと思う
いよいよ2人の自動車の旅がはじまるはずだ
音楽を聴くと 映画の場面が浮かんで
また見たくなる
物語に思いを馳せて
職場から持ち帰った つまらない思いを
遠くへ追いやった
この前の 私の意見はきっと
若い人から あの上司に相談された時点で
なきものにされたんだろう
そうなることは わかっていたけど
少し前に 散歩道で
小さな木を見つけた
木の子ども
よく見ると
ドングリから伸びてる
こういうのを
実生(みしょう)と言うと
どんつきの庭のおじさんに教わった
立て札に
イングリッシュオーク
とあるこの木が
この子のお母さんらしい
となりのトトロのメイを思い出した
チビすけ 踏まれないといいけど
今日は珍しく
直行直帰の出張だったから
移動中に読み進めた
仕事の前にしては
物語に入り込みすぎてしまったので
目的地の駅よりも数駅手前で
本を閉じた
映画の登場人物の年齢を
なんとなく推測するとき
役者の年齢が考えに入ってしまうけど
原作のCarolとThereseは
10歳若かった
Carolはともかく
Thereseの若さには ちょっと驚いた
原作のエピソードが
映画では 別のかたちで使われてる
そういうの いいなと思う
原作を生かしながら
映画で表現するのに最適なかたちを
探った結果だと思うから
ジブリ映画の 思い出のマーニー
原作のイギリス児童文学を読んだあとで
映画を見た
イギリスが舞台の物語が
原作の雰囲気をそこなうことなく
日本が舞台の物語になっていて
心底感心した
翻案 というらしい
カバー曲も好き
名曲が
アレンジや歌い手を変えて生まれ変わるの
よくないですか
恋した相手(映画)のことは
なんでも知りたくなるもの
原作を読めば
Carolは
なぜHargeと結婚したか
Thereseに
よるべない雰囲気が漂うのはなぜなのか
Abbyは
ふだん何をしている人なのか
などなど
わかるんじゃないかと思って
この映画の原作コミックは
結末が映画と違った
映画の結末のほうが好きだ
いつからか
桜の満開の時期以上に
バラのピークが気になるようになった
今週末か 来週末か
天気はどうか
ウィークデーに休みを取るべきか
そわそわする
ピークというと
学生のときに入っていたサークルの
揃いのジャンパーの背中に
Peak Hunt
と入っていたのを思い出す
いちおう山へも登るサークルだったから
頂上制覇
みたいな意味だったんだろうけど
私の記憶では
キャンプに行って酒を飲む
もっと言うと
酒を飲むためにキャンプに行くような
サークルだった
引越しのとき
サークルで使うのに買ってから
ずっと持っていた寝袋を捨てた
ものすごく久しぶりに広げたら
カビだらけだった
ジャンパーは出てこなかった
実家に残してきて
きっとあのとき失われたんだ
ほかのたくさんの物といっしょに
そういえば
どんつきの庭の世話をしてる
若い庭職人さんが言ってた
毎日 花ばかり見ていると
山や海が恋しくなるって
アーチのくぐり抜けは
来週末までとのこと
その頃にはもう
ピークを過ぎているんだろうな