日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ガソリンを入れに行ったら

2016年10月20日 | 日記
合う写真を用意できなかったので
散歩道のコスモスを添えてお送りします



セルフサービスのガソリンスタンドで
ガソリンを入れていたら
店員さんに声をかけられた
無料でウィンドウウォッシャー液補充してますと



わりと最近補充したばかりだなと思いながらも
せっかくだからとお願いしたら
オイル交換は最後にいつしたかと聞かれ
少なくとも1年は前だと答えた
換えなければと思っていたところだったので
それもお願いした



店内で待っていると
さっきの店員さんがやって来て
気になるところがあるので
一緒に車を見てほしいと言う
店員さんは整備士でもあるようだった



車は腹が見える格好で上げられていて
整備士さんと一緒に
下からエンジンオイルのタンクを見上げた
オイルがじわりと漏れていた

オイルタンクをまるまる交換すると
金額が大きいので
第1段階としてできる処置をすることになった
それで止まれば儲けもの



この前 15年物の自転車を修理してもらったら
買い替えで引き取る自転車よりもひどい状態
と言いながら修理してくれた
商売で言うのでなく
もうこれ以上この自転車に
お金をかけてはいけないとも言われた



今 車も自転車も似たような状態

どちらでも言われたのが
まめにメンテナンスするほうが
1回のメンテナンスの負担が小さくて済みますよ
ということ

自転車を修理してくれた人は
ベテランといった風情だったし
車の整備士さんは若い人だったけど
それは乗り物メンテナンスの基本らしい



ちなみに車の整備士さんは女性だった
長い髪をキャップにたくし込んでいて
肌はまんべんなく小麦色に焼けていた
最初に声をかけられた時 若い男性かと思った

私の車を"この子"と言ったりして
きっと えらい車好きなんだなと思った



最近の低燃費車と違ってガソリン食いだし
スピードも出にくくて
よく後続車にあおられるけど
もう少しだけ一緒にいたい
この子と


娘役 朝めし読みにて読了

2016年10月19日 | Memories of ZUKA
朝ご飯(朝ごパン)を食べながら
何気なく傍らの「娘役」を手に取って
昨日読んだところを開いたら
続きが読みたくなって



最後は朝めし読みになった



別の結末を望んでいたけど
やっぱりこうしかあり得なかったかと
諦めにも似た気持ち



「娘役」には
娘役がいてこその男役だ
ということが語られている
「男役」に次いで書かれたこの小説も
娘役を主人公に語られたことで
男役について より多くを語っている

宝塚の人事異動である"組替え"についても
書かれていて
自分のヅカ経験の中で見てきた組替えを
思い浮かべながら読んだ



湖月わたるが専科から星組トップになった時
2番手だった安蘭けいはどんな思いだったろう
安蘭けいの方が2期下だったけど
プロフィールを見ると年齢は上らしかった

でも そうやって待ったおかげで
安蘭けいは「王家に捧ぐ歌」の
アイーダを演じる機会を得た
その歌唱力を存分に発揮して
安蘭けい宝塚時代の代表作のひとつになった

対談か何かで
安蘭けいが湖月わたるに
「私のことどう思ってますか」と聞いた時
「アイーダだと思ってる」と湖月わたるは答えた
そこを狙っての配役でもあったかと今改めて思う



湖月わたるの相手役だった檀れいにしても
月組トップ娘役の後でいったん専科に移り
間をおいての2度目のトップだった



そんな人事に一喜一憂することも含めての
ヅカファンライフ

中山可穂の小説のほうは
次はやっぱり
花瀬レオが主人公の話を読んでみたい
通称チャラ男で 男にも女にももてて
どちらとも付き合うらしい花瀬レオの
本当の愛のありかを見てみたい



ウィークデーの青空

2016年10月18日 | 散歩道
朝から
今日1日の青空が約束されたようないい天気



散歩道のコスモス
そろそろピークじゃないだろうか



定年フォトグラファーはいいなあ
いつでも好きな時に撮りに行けて

フルタイムで働いていると
花のピークと青空が
ちょうど重なる時に撮るのは
なかなか難しい



この前の休みに撮った写真
こうして改めて見ると
ほとんどピークに見える
悪くないかな



こんな日は
散歩ゴコロが騒いで
1日中そわそわと過ごすことになるだろうと
覚悟していたら
そんなことをろくに思う間もなく忙しく過ぎた



今日は
夏がちょっとだけ戻ってきたような日だった
裸足でぺたぺたと歩く床の気持ちよさ再び
そうそうこれこれ

「娘役」は今ここ
最後まで読めるかなと思ったら
風呂の湯が冷めだしたので
また明日


娘役 風呂読み中

2016年10月17日 | Memories of ZUKA
毎晩少しずつ風呂読み中の「娘役」
今はこのあたり



「男役」で月組だった花瀬レオが組替えになった
つまり
「娘役」の中の時間が「男役」を追い越した

「男役」は"セビリヤの赤い月"という公演の
公演期間中の話を軸に書かれている
「娘役」のオビにはこうあったんだった
"十年"



「娘役」の主人公野火ほたると
「男役」で 主人公永遠ひかるの2期上だった
花瀬レオは同期だ

物語の冒頭で ヤクザの片桐が紛れ込んだ公演は
ほたるたちの初舞台公演でもあった
年月は流れて
今読んでいる時点で ほたるたちは研8だ



ところで
昨日ライブ中継を見た「エリザベート」
フィナーレのデュエットダンスに
リフトはない

リフトを見るのは苦手とこの前書いたけど
「娘役」を読んでいたら リフトが見たくなった
案の定





ライブ中継

2016年10月16日 | Memories of ZUKA
映画館でのライブ中継を見た



ほとんどの人が既に席に着いている中
時間ぎりぎりで席に着くと
ここは宝塚かと錯覚するような雰囲気があった

劇場とは違うのは 誰も拍手しないところ
通常の映画と同じように黙って見入ったし
ずっとポップコーンの匂いがしていた



見どころを
カメラがクローズアップしてくれて
自分であちこち見る必要がないから
(見られないから)
そのぶん画面に集中できて
登場するたびに違うトート閣下の衣装を
じっくりと見た

本編後のショーの男役群舞の序盤では
大階段を降りてくる真風涼帆らも見たいのに
階段下の朝夏まなとばかり映すから
もどかしかった

それにしても
カメラが映すところしか見えなくて
カメラは朝夏まなとを中心に映すから
いつも以上に注目することになるわけで
改めて朝夏まなとのトートは
圧倒的な存在感だと思った
歌も 動きも すべてが



初めてライブ中継を見て
やはり劇場で見るに勝るものはないと思ったけど
千秋楽なんて滅多に見られないから
ありがたかった

第2幕のルキーニのアドリブは
通常よりも長めで
映画館で見てる私たちにも向けられたものだった

退団する天玲美音の
恒例の袴姿の挨拶があったし
通常はないカーテンコールが3回もあった

そのカーテンコールでの
朝夏まなとの挨拶がまた非の打ち所がなくて
感心するばかりだった
歌やダンスや芝居が上手くてかっこいいだけでは
トップは務まらないんだろうなと思った



そう思いながら
次期宙組トップ候補の真風涼帆は
隣りで何を思っているだろうと気になった
まだ気が早いけど
こんな人の後ではプレッシャーも大きいだろうと思うと
いやいやもしかすると
朝夏まなとトップ在任が通常よりも長くなって
組替えしてトップなんてこともあり得るのかな
とまで考えたりして
さすがにそれはないかな
組替えで宙組に来たんだし



この本の中に
元星組トップ柚希礼音との対談のページがあって
超クールに見える真風涼帆も
心の中はいろいろと揺れてるんだと知った
そして ますます応援したくなった