いろいろな意味でドキドキハラハラした観劇が
終わった
月組 宝塚大劇場公演
ロマン・トラジック
『桜嵐記』
スーパー・ファンタジー
『Dream Chaser』
いつも
ウォーミングアップのつもりで
ダメもとで申し込む
友の会第1抽選方式
今回試しに
通常公演のSS席とともに
申し込んでみたら
当たった
あまりにも先だから
第2抽選で
もっと早い日をとも思ったけど
コロナの感染状況が悪化するなか
2度も行くのはさすがにちょっと…
中年の体力と時間的にもちょっと…
フトコロはもっと…
と
一発勝負に出ることにして
アジサイも色あせ始める頃になって
ようやく来宝した
営業時間前の大劇場門前
右にキャトルレーヴ
左に殿堂の列
整理券制
時間制限ありの殿堂で
ちゃんと撮れるか
ドキドキ
改札前
ポスターは脇によけられ
代わりに
この表示がここだけでなく
館内いたる所に
人が集まる時間になると
会話を控えるように
とのアナウンスも
ひっきりなしにされてた
改札
左から
紙のチケットのみのレーン
入場認証等のレーン
SS席専用レーン
中年が並んだのは
真ん中のレーン
エスカレーターを
2つのぼって
2階B席へ
開演直前
青いスクリーンは
たゆたう水面と思われる
花組『アウグストゥス』を
劇場で観なかった中年
久しぶりのオーケストラ生演奏
指揮はおなじみ
佐々田愛一郎先生♡
中年が
すごく好きと思った歌
どれだろか
壁のポートレート
月組生はDream Chaser姿
専科の一樹千尋だけが
後醍醐天皇姿
配役表
日本史でおなじみの楠木正成
その息子
楠木正行(まさつら)が
主人公の物語
楠木正成さえも
えーと何した人だっけ?
となってる中年
そのまた息子の話と言われても…と
中年の乙女心の食いつきは
今ひとつだった
というわけで…
泣くつもりは
ありませんでした!
…が
マスクの中で
鼻水までたらして
(汚くて堪忍)
泣いてしまいました
楠木3兄弟が
本当に魅力的に描かれてた
登場シーンでたちまち
落とされてしまった
中年の乙女心
珠城りょう
as 正行(まさつら)
武芸に秀で人望も厚い
バランスの取れた長男
鳳月杏
as 正時(まさとき)
本当は戦よりも料理が好き
心優しい愛妻家の次男
でっかいイノシシも
おいしく丸焼きにできる
月城かなと
as 正儀(まさのり)
戦好き
粗野だけど
優しさも垣間見える三男
このうるわしい3兄弟に対して
敵対する北朝の
高師直(紫門ゆりや)
&高師泰(蓮つかさ)兄弟が
ま〜〜〜ヤラシイ!
特に
好色の師直
紫門ゆりやあっぱれと
言いたくなるぐらい
救いようなくヤラシかった
2人が仕える足利尊氏(風間柚乃)は
キリッと高潔な感じで
好感が持てたけど
3兄弟の少年時代を
正行/白河りり
正時/詩ちづる
正儀/一乃凛
と若手の娘役が演じてるわけだけど
これがまた
大柄な輝月ゆうまとの対比もあってか
本当に子供が演じてるように見え
驚いた
クライマックス
四條畷の合戦で
苦戦する3兄弟の姿に
父正成に連れられた
幼い3兄弟の姿が重ねられて
上田先生反則〜!って思った
泣かされました
冒頭で
南北朝時代について
大河ドラマの家康よろしく
わかりやすく説明してくれる
老人(光月るう)がいて
それが一人生き延びた正儀だと
ラストでわかる
話しかけてた相手は
歳を取った弁内侍だということも
『タイタニック』もそうだけど
そういう
時の経過に弱い中年
キュンと切なくなってしまいました
上田先生って
本当に悲劇が得意
…なような気がする
中年が初めて観た上田作品
2016年 花組
トラジェディ・アラベスク
『金色の砂漠』
上田先生のデビュー作は
2013年
月組 バウホール公演
『月雲の皇子』
殿堂で
『Memories of 珠城りょう』の
映像を観て
珠城りょうと鳳月杏が
兄弟役を演じたことを知った
サヨナラショー
鳳月杏の
必ず兄上の力になります!
に続いて始まる歌も
『月雲の皇子』の歌なんだなあと
観てみたくなりました
最後は
駅の構内に貼られてた
ちょっとおもしろいこちらを
食わず嫌い映画は観させるし
日本史にも目を向けさせる
ヅカ作品
おそるべし
・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...
当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!