5.28~大慌て!~

破水疑惑の白黒をハッキリさせるため、
内診台へ。

内診台に座る途中でもジョロっと、
生温かいモノが出ました。

ホントは、検査薬を使って破水かどうかの判定を
するのですが、医師は私のオマタを診てスグに
「これは破水です。前期破水(陣痛からではなく、
破水から始まるお産)ですから、赤ちゃんが細菌に
感染するおそれがあります。今日中、遅くても
明日の朝には産まないと非常に危険ですから、
このまま入院です。子宮口を開くためにバルーンを入れます」。

私が、「入院の荷物を取りに帰ってもイイですか?」
と尋ねると、「今も言った通り、一刻を争うんです! 
荷物は家族に持って来てもらいなさい!!!」と叱られました。

そして師長さんには、爪を切っていなかったために叱られ、
「お産は待ったなしなんですから、準備は早めに
しておかないとダメです!」とまた医師に叱られ……。

33歳にもなって、こんなに叱られるなんて、
なんとも情けない……。

スグに看護師さんと助産師さんに連れられて
2階の処置室へ行き、ジョリジョリ剃毛されました。

剃毛されながら、「電話してもイイですか?」
と看護師さんに尋ねると、「イイですよ~」と言ってくれたので、
まずは旦那さんに電話。

「なんかね、やっぱり破水で、今日中に産むみたい。
入院準備してあるバッグ持って来てくれる?」と私が言うと、
旦那さんも動揺していました。

この日旦那さんは夜勤で、12時半頃出勤する
予定だったので、立ち会えそうもありませんでした。

旦那さんの次に、この日会う予定だった友達に電話し、
「大変申し訳ないんだけど、破水しちゃって、
今日お産することになっちゃって……」と伝えると、
「エーッ! 頑張ってね!!!」。

剃毛を終えると、次は浣腸。

わが人生初です。

浣腸の効果はてきめんで、スグに便意が……。

思ったほど、腹痛はありませんでした。

浣腸が終わると、今度は病室へ連れていかれ、
点滴の投与。

病室には荷物が置いてあり、
旦那さんが届けてくれたようでした。

ブドウ糖とともに、陣痛促進剤を徐々に投与していきました。

点滴を受けながら旦那さんに電話をすると、
「会社、無理矢理休ませてもらったから、立ち会えるよ。
また今から行くから」。

ひとりで産むモノと思っていたので、とっても安心しました。

促進剤の点滴を始めると程なく、陣痛らしきモノが始まりました。

でもまだ、重い生理痛程度。

そのうちに旦那さんがやって来ました。

促進剤の量が増える度に陣痛は痛さも回数も増え、
段々旦那さんと会話する余裕もなくなってきました。

ですが助産師は、「子宮口を開かせるために、
ベッドから起きて動いて」と、拷問のようなことを笑顔で
言いました。

なんとか体を起こしましたが、それ以上はムリ!
お腹が痛すぎる!!!

陣痛の間隔が短くなってきたところで、
無痛分娩の準備が始まりました。

背中と腰にカテーテルを入れるのです。

これがまた大変で……。

この続きは、次に続きます。
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5.28~これってまさか!?~

今回から、こまめを出産した日のお話を
少しずつしていきたいと思います。

このブログを読んで下さっている(奇特な)方は
ご存知かと思いますが、今週の火曜日に
転院先の病院から元の産院へ戻り、
妊娠38週の健診を受けました。

そのとき、「今週末あたりに陣痛が来るかも
」と医師に言われ、アセアセしていた私。

そしてこの日、膣炎の治療もしてもらい、
その影響で「水のようなモノが出る」と言われました。

言われた通り、帰ってから水のようなモノが
チョロチョロ出ていました。

しかし……トイレに行く度に生温かい水のようなモノが
ジョロっと出るので、段々不安に。

ま、まさか、破水じゃあないよね!?

日付は変わり、5月28日の午前3時頃。

寝ていてもジョロっと生温かいモノが出てくる感触があり、
慌ててトイレへ駆け込みました。

すると、シッコスをして立ち上がろうてしたときにジョロっと、
また生温かいモノが。

う~む、なんか様子がおかしい気がする……。

でも陣痛らしきモノはナイし、やっぱり治療の影響?

そう思って布団に入ると、10分もしないうちにまたジョロ。

トイレに行くと、変えたばかりのおりものシートがグッショリ。

どうしよう、産院へ連絡したほうがイイかな?

でも、「この治療をしたあと、破水と間違えて慌てて来る人、
けっこういます」って医師が言ってたしなあ……。

なあんて迷っているうちにウトウトしてしまい、結局朝に。

起きてから、フツーに洗濯して旦那さんの朝食や
お弁当を作っていました。

その間もジョロジョロは続き、かなり不安に。

羊水は「生臭い」と聞いていたので、
おりものシートのにおいをクンクンしてみると、
なんか生臭いような気がしました。

思い切って産院へ電話をすると、
「診察してみないとわからないので、来院して下さい」
とのこと。

なんだかモノスゴい胸騒ぎがしてきたので、
洗濯物も干さずに、旦那さんに
「もしかしたら破水しているかもしれないから、
産院行って来る」と言って、スッピンで出掛けましたよ。

産院へ到着したのが9時半。

待合室には患者さんがたくさん待っていました。

実はこの日、友達が11時にわが家に来ることに
なっていたので、「もしかしたら会えないかも」
とメールを送信。

1時間は待たされると思ったのですが、
「破水かもしれない」ということで、
優先的に診てもらえました。

医師は問診で、「おそらく昨日の治療の影響でしょう」
と言い、念のため破水の検査をすることに……。

さてこの続きは、次に続きます。
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えー、今日もぉ!?

水曜日に出産してから、
毎日産院へやって来る義父母たち。

今日も来るそうです……。

もちろん、私のお見舞いにじゃあ
ありませんゼ、ダンナ!

こまめに会うためでありんす。

初孫とは、そんなにカワイイものなんですかねえ。

義父はニコニコこまめを眺めたり抱っこしたり
写メを撮ったりしているだけなのでイイのですが
……義母は、取りあえず声がデカくて、
ぶっちゃけうるさい……。(個室でよかった!)

こまめは私似と、看護師さんや私の友達は
言うのですが、義母は旦那さんの赤ちゃんの頃に
似ていると言い張り、こまめのすべてを「ウチの血だ」
と言うので、ちょっとうんざり。

こまめの世話のしかたにもああでもない
こうでもないと、うるさい……。

産後の疲労した心身にゃあキツいっス。

つか、退院後もちょこちょこわが家に
やって来るような気がしておっそろしーです。

はあぁぁぁぁ~。(深い溜め息)
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