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琵琶湖周遊の旅(5)坂本ケーブル
昔ながらの風情に浸り 街並みを味わいながら 歩いて 延暦寺行きの坂本ケーブル駅に到着しました。 比叡山鉄道線(ひえいざんてつどうせん)は、滋賀県大津市のケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅に至る比叡山鉄道のケーブルカー路線です。
国の登録有形文化財 ケーブル坂本駅
あの「萩の露」は駅舎の売店でも販売されていました。
僧侶が発車を待つ姿も比叡山ならではの光景でしょうね。
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比叡山延暦寺への東側のルートで、坂本ケーブルと呼ばれています。延長は2,025mで、1966年に群馬県の伊香保ケーブル鉄道が廃止されて以来日本最長のケーブルカーとなっています。
路線距離(営業キロ):2.0km 軌間:1067mm 駅数:4駅(起終点駅含む)高低差:484m 最大勾配333‰ 最小勾配170‰
途中にほうらい丘駅ともたて山駅の2つの駅があります。車両は1993年から1号車の「縁」号と2号車の「福」号という愛称の付いた新車両が運行されています。1号車の「縁」号に乗車しました。
また、ケーブル延暦寺駅、ケーブル坂本駅の両駅舎は、1927年の開業以来の建物で1997年に国の登録有形文化財に登録されています。
車内照明や前照灯などの電源には、車内に搭載した蓄電池が使用されているのだそうです。(外部から車両を引っ張って運転するので動力のための電源の供給は必要ないのだとか)。 この日乗車したケーブルカーは電池で動く車両だと思ったら動力は別だったのですね。
従来は架線から電源を供給していましたが、架線柱が1927年の開業以来のもので老朽化してきたことから、2006年に電源を蓄電池化し、架線からの電気で蓄電池の充電を行うケーブル延暦寺駅、ケーブル坂本駅の両駅構内を除いて、2007年4月末までに架線を撤去したそうです。
これにより視界がすっきりし、 また倒木などで架線が切れることがなくなり短時間での復旧が可能となったそうです。 たしかに 琵琶湖が良く見えます。 快晴ならもっと鮮やかに撮影できたのでしょうが....。
役割を終えた架線柱のうちの1本は、その一部がケーブル坂本駅の入口わきにモニュメントとして保存されています。
ケーブル比叡山駅 国の登録有形文化財
2キロの傾斜地を登り ケーブル延暦寺駅に到着しました。 天候回復 気温20度。 延暦寺根本中堂まで10分くらい山道を歩きます。
最澄が開いた天台宗の総本山 延暦寺(えんりゃくじ)は、滋賀県大津市坂本本町にあり、標高848mの比叡山全域を境内とする寺院です。延暦寺の名より比叡山、また叡山(えいざん)と呼ばれることが多いみたいです。
このあと 延暦寺 根本中堂に参拝し お坊さんの話を聴き、季節外れですが 大晦日に必ず出てくるあの鐘楼で 鐘をつく予定です。
To be Continued
ケーブルカーについてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部抜粋 しました
今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。
昭和35年修学バス旅行で延暦寺を訪ねました。
群馬県伊香保ケーブル鉄道が有ったのですね。
「千日回峯行」の事を知ってから
一度訪ねたいと思っていて、昨年実現しました。
私は、京都・大原側から入ったのですが、
心が清められる様な感じを覚えました。
阿闇梨さんに会えないかな~なんて
少しワクワクしながら歩きましたが、
お会いできなかったです。
坂本はじっくり歩いた事も無く、
秋に訪ねたいところがまた増えました。
いつもブログお立ち寄り有難うございます。
コメント書き込み有難うございます。
1966年までは伊香保ケーブル鉄道が日本最長のケーブルカーだったのですねえ。
ほんとに 毎々 旅は勉強になりますね。
「丼」
「萩の露」その後は どこへ行っても あるんですね。ケーブル坂本駅にも販売しているなんて 夢にも思いませんでした。
「萩の露」は もう一度 延暦寺の記事の次あたりでまたまた登場しそうです。
「丼」