新潟久紀ブログ版retrospective

新発田地域振興局長の細々日記「R5.5.11地域振興視察(その4)」

 新潟県としての予算や権限の執行最前線が地域機関。その一つ新発田地域の振興局長に着任したからには出来るだけ早く管内を把握したくて、数日間にわたる懸案箇所の現地視察を開始した。正直なところ土地勘が薄いのだが、地域振興にはヨソ者の視点も求められていると考えて貢献できることを探りたい。

◆◆◆R5.5.11地域振興関係の管内視察での思い◆◆◆

◆キネス天王シェアオフィス
閉校した新発田市立天王小学校がITやDXの拠点に向けたシェアオフィス化したというので視察。”校舎”内はセンス良い設えで居るだけで誰かとコラボして何か創造したくなる空間。IT系のみならず長岡技科大の農業系技術ラボや旅行代理店、運輸会社も入居を始めていて、県としても広域的展開など支援したい。

◆旦飯野神社(あさいいのじんじゃ)
近頃は地震頻発なので、災難から守るという御神霊石を擁する阿賀野市「#旦飯野神社」を訪問。境内に点在する社や縁起石等を回遊すると各々に丁寧な解説が付してあって小さなテーマパークのよう。歩道の安全対策や随所の案内板など隅々まで配慮が行き届いていて平日午前でも駐車場に車が絶えない訳だ。

◆五十嵐邸ガーデン
広域的な誘客策を考えるため阿賀野市にある豪農の館を活かしたコンベンション施設「#五十嵐邸ガーデン」を視察。庭園を眺めながらの会食の映像を報道で見ていたが、実際に見て結婚式と大型披露宴まで余裕で催せる邸宅と敷地の優美雄大さに圧倒された。突然の見学にも優しい応対に運営の上質も感じた。

◆新潟阿賀野リゾート・スノーピークグランピング
阿賀野市の豪農の館跡「五十嵐邸ガーデン」に隣接するのが「新潟阿賀野リゾート #スノーピークグランピング」。少し洒落たバンガローかと思いきや、高級な造作のコンテナ型ハウス内にベッドやリビングが配され、タープの下に野外チェア等がある。"キャンプ"とは異次元の富裕層の遊びを初めて覗き見た。

◆村杉温泉郷「ねがいの小路」
阿賀野市の村杉温泉は、こじんまりだが上質な宿屋が健闘していて地域振興における重要な財産。賑やかな温泉街は無いが、少し小高い竹林を上ると何やら由緒ありげなお堂や根元から分かれた大木の"めおと杉"、清らかな湧水などがある。各々物語など付して誘導すれば入浴前の散策にもっと使われるのでは。

◆五頭山麓「うららの森情報発信館」
三桁国道の山あいにある阿賀野市「五頭山麓うららの森情報発信館」は農産物直売と土産販売、飲食など典型的施設なれど、平日午前でもそこそこ来客がある。地元農家の不整形でも新鮮な野菜もの中心の無理しない品揃えが固定客を押さえ、運転中に一息つきたくなるロケーションが奏功していると見受けた。

◆五頭山麓いこいの森
新発田地域振興局管内には多様な登山ルートや山遊びの場があり、中でも対応レンジの広い「#五頭山麓いこいの森」をシーズン本格化前に視察する。10年ほど前に県が整備を支援したトイレは阿賀野市の管理により良い状態と確認。若くて山に馴染まない都市部住民へ親しみやすさと利便性をPRしたいものだ。

(「新発田地域振興局長の細々日記「R5.5.11地域振興視察(その4)」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズを現在進行形の日記形式で続けていきます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆現在進行型の仕事遍歴あります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「局長日々」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事