新潟久紀ブログ版retrospective

R6.11.18-R6.11.24新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年11月18日(月)
新発田地域の各界で活躍される方と地元メディアとの懇談会にお招きいただいた。地元新聞の記事に載ることが今だに地域内外へ影響力が大きい中で、個人商店の紹介等が増えているなどジャーナリズムとして少し首をかしげることも増えた。地域社会の改善のための構造とか仕組への鋭い考察を期待したい。

●令和6年11月19日(火)
新潟県行政の多部門が集まる地域機関である新発田地域振興局として、職員に業務の縦割りを超える一体感を持って欲しくて各分野の若手職員と意見交換した。管内を縦貫するJR羽越本線を活かした地域振興をテーマにしたら、業務との関係性に関わらず多様な指摘や発案が得られたし、共感形成の場とできた。

●令和6年11月20日(水)
新発田地域振興局各部署から若手職員を集めての、JR羽越本線を活かして域外から若者を呼ぶための意見交換会では、鉄路利用となれば、飲酒など乗車中の楽しみ方や着いた駅からの移動方法や探勝行楽等のタイパコスパ別モデル選択肢をパッケージ的に情報発信した方が良いなど、皆が"自分事"的に考えてくれた。

●令和6年11月21日(木)
新発田市出身で香港の飲食店経営等の起業家「熊谷幹樹」さんが、郷土で地元の資源や食を活かした誘客施設により世界から新発田に人を呼び込む事業を開始した。地元資材利用のサウナ施設先行開業を機に二紙で同時報道されたが、「サウナ開業」と「世界をつなぐ」の違う見出しに考察力の格差を感じる。

●令和6年11月22日(金)
新潟県の2024年夏場の海水浴客75万人は前年比22%減で10年前の1/3。梅雨長の一方で猛暑で暑すぎたり、レジャー多様化等の理由は分かるが、県外客の割合は過去最高なので特長ある海浜が長く広がる新潟への誘因として開拓の余地は大きい。役所は賑わい創出に腐心するが”構造”や”仕組み”の視点が不足では。

●令和6年11月23日(土)
新潟市の菓子店「ルーテシア」で”栗のシブースト”が期間限定で販売と知りギリギリでゲット。カスタードとメレンゲによる崩れそうな柔らかさのところを絶妙にプリン形態に保つ表面がキャラメリゼされた香で大人びており、中のクリームにゴロゴロと2種類の栗片が隠されている。食べる芸術品のようだ。

●令和6年11月24日(日)
取材と称して一方的にカメラのレンズとマイクを向けられたときの威圧感は経験者にしかわかるまい。公人の記者会見では基礎調べ不足による稚拙な質問が増えている上に、騒動や対立の構図を作らんがための誘導質問に鼻息荒くする姿にうんざりすることも頻繁だ。メディアハラスメントの議論が増えそう。

(「R6.11.18-R6.11.24新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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