今年は11月の上旬に初雪かと思えば一週間後には夏日など、ジェットコースターのように一日単位で気象が激変するので、ちょっとした冷たい風に頭痛がしたり、少し動いただけで大汗をかいたりと、夏の放熱から冬の保温への身体の切り替えが上手くできない感じだ。
それでも、小春日和になれば、紅葉を見に出かけたくなるもので、久々に新潟市の鳥屋野潟周辺のスポーツ公園へ出かけてみた。
新型コロナ感染者が全国的に急増する中で、遠出は控えるにしてもせめて近間の公園で気持ちを晴らそうと思う人は少なくないようで、小さな子ども連れの家族や高齢の夫婦、犬を連れた散歩など、賑わいとまでいかない位の、むしろほどよく感じられる人出であり、日々続くコロナ禍の気詰まり感を少しは和らげてくれる。
少しピークを過ぎて落葉が進み枝が青空を背景にして少し寂しげなイチョウの並木でも、公園内のベーカリー「BAKE UP 1YAISM(べいくあっぷいちやいずむ)」で買った焼き立てのカレーパンを頬張り、黄色い葉の絨毯を踏みしめて歩くと、ちょっとした小旅行気分だ。
通りすがりに元気な声で思わず見やった小さな子供たちは、お休みの父親との久々の時間を目一杯楽しみ尽くしたいらしい。未就学くらいの兄弟から「次は△△の遊びをしたい」とねだられ、若い父親が「これから始めて夕飯の準備に間に合うかな…」と答えると、間髪入れずに「今日は外食に決まっているでしょ」と横にいた若奥様がピシャリ。連休や息抜きは会社勤めの人ばかりのものではないとの主婦の気持ちを滲み感じる。そういえばこの三連休は明日の"勤労感謝の日"のお陰だが、本日は"いい夫婦の日"であったなあ。
(ほのぼの散歩2020.11.22終わり。「ほのぼの散歩2020.11.28(心の座標点)」に続きます。)
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