新潟久紀ブログ版retrospective

R6.1.8-R6.1.14新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年1月8日(月)
能登半島地震の深刻な被災状況や過酷な避難所生活等を報道で見るにつれ、大規模災害時の集団的避難先について平時に集落や自治会の単位で相互に協定しておく「疎開保険」の必要性を改めて痛感。非常時の移動方法など面的体系的な想定と俯瞰的調整が必要なので、国策として取組むべきと考えるが如何か。

●令和6年1月9日(火)
能登半島地震から9日経つも県災害対策本部の資料で新潟市の住宅被害は未だ"調査中"。液状化の規模は想定より広く、宅地内土砂流出等による家屋の傾き等は、空家の増加等も相まって対象数の把握と被害程度の評価が難しいのではと推察する。管内で被害少ない新発田地域振興局としては最大限応援したい。

●令和6年1月10日(水)
能登半島地震の余震に一月ほど警戒などと言われ、佐渡沖震源で新潟県内震度5などが発生すると、足元に近づいてきているようで気が抜けない。被災者のインタビューでは災害時に生死を分かつ行動が垣間見えるが、暫くは伝統や定例の催事や行動においても有事に救出される方策を考えて参加せねばと思う。

●令和6年1月11日(木)
新発田市内の河川で小水力発電施設の整備を進めている大成ロテックの役員さんと面談した。地域資源の活用で社会貢献する取組を工事進捗に合わせて地域の子供達等に見てもらう考えを聞き、県としても脱酸素とSDGsに通じるこの事業を情報発信して、地元への若者の関心が高まるよう関わることを約束した。

●令和6年1月12日(金)
新発田地域振興局長として地域の社会と経済の活性化を考えるが、規制による調整が本領の役所組織として、創造思考の知恵と財源を出してリードしようというのは難しさを感じる。アイデアが集まり、それらの支持率や実効性の担保に繋がる寄付を簡単に投じられるようなような、web掲示板が欲しいものだ。

●令和6年1月13日(土)
柏崎市の実家では昼間でもタクシー予約に難儀。運転手不足により新潟県内の各地で夜間は休業するとか外国人活用も現実味などと業界から聴かれるが、ライドシェアの議論はどうしたのか。保護すべきものに配慮しつつもその破綻を認めて代替により対応を持続させるための規制の調整が何故進まないのか。

●令和6年1月14日(日)
ショウエイの新ブランドスイーツ「バターの女王」を頂いた。昭和の想いに浸れるバタークリーム使いのスポンジ系ケーキは好きでも焼き菓子は重い感じが今一だったが、自家栽培した飼料や牛の飲み水にまでこだわった北海道別海町の指定酪農家の生乳100%使用だからなのか、品位を感じる軽さに驚いた。

(「R6.1.8-R6.1.14新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R6.1.15-R6.1.21新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea

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