新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年4月8日(月)
コロナ禍明け初の年度始めで、新発田地域振興局勤め2年目にして部長ら幹部達との新年度顔合わせ会を開催できた。自己紹介では多様な勤務経験で培われた知見が各々から垣間見えて、この一年チームとして仕事していく上での頼もしさを感じた。その実力が遺憾なく発揮できるような環境づくりに努めたい。
●令和6年4月9日(火)
数年前から執務室に置かれているシクラメン。昨年は初夏まで次々と花を咲かせていたのが頼りなく長い茎を伸ばして数輪のみ開花し、他の蕾は途中で枯れてしまった。昨夏の猛暑の影響か、年を重ねての限界か、暖房の風当たりが強すぎたのか。耄碌した自分と重なるようで寂しくて次期は何とか再生させたい。
●令和6年4月10日(水)
新潟県庁では若手職員達による政策提案を毎年募り一部を事業化しているが、長年かけて蓄積した多種多様な知見が退職により蒸散することこそが問題では。年輩と若手によるリバースメンタリング的タッグで改革と創造を生み出すことが重要ではと思うが、巨大な組織は私の想い届かぬ”レテ(忘却)の河”だ。
●令和6年4月11日(木)
新潟県新発田地域を縦貫するJR羽越本線100周年を機に、その鉄路が沿うように走る日本一小さな山脈「櫛形山脈」を活かしての鉄路利用増と地域活性化の私案をまとめ、リアリティを感じたくて大峰山に登る。有名な山桜には早い分、眺望を独り占めできたし、この山脈によりもっと誘客できると確信できた。
●令和6年4月12日(金)
新発田地域の建設業界の経営改善や人材確保などの参考にしたくて柏崎市の阿部建設に伺う。順調そうに見える水面下での試行錯誤や失敗談を気さくに話してくれる社長からは、新築間もない新社屋の建設を殆ど口出しせずに若手に任せたというエピソード等、若者のやりがいが定着に繋がるキモを教えられた。
●令和6年4月13日(土)
新潟県が広く抱える日本海沿岸部で、若者定住のための所得確保にはどうすればと考える。客単価や回転率が高い飲食店や食品販売が浮かぶが、時折気まぐれに通り過ぎる人達をどう取り込むか。県北の鶏卵業者が始めたレストラン「#海辺のテーブルエッグ」でランチを頂くと、一つのモデルのように思えた。
●令和6年4月14日(日)
桃使いのケーキと聞くもプリンの様な見た目に??となるが、フォークを入れると抵抗なく中に潜む桃のスライスに至る。新潟市ルーテシアの「桃のシブースト」は更に生クリームとスポンジを抱くココナッツタルトが底を支えて味覚と食感のグラデーションに感嘆とさせる。洋酒の効き具合も大人を楽しませる。
(「R6.4.8-R6.4.14新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「新発田地域振興局長の細々日記「R6.4.16アウトドア系視察」」に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
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☆「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。
☆「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
①「へたれ県職員の回顧録」の初回はこちら
②「空き家で地元振興」の初回はこちら
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