黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

コマなし自転車の練習とコーチング(3)現状の把握

2010年08月18日 | はるの子育てコーチング日記
コマなし自転車シリーズ、3回目の今日は「現状の把握」についてです。


さて、ようやくコマなしを練習する環境が整ったので、
公園へいざ出陣です


事前に仕入れたママ友情報によると、
大人が後ろから支えつつ、気が付いたら手を離しているという、
私も経験した昔ながらの自転車練習法はもう古いのだそうで、
今は、できればペダルは取り外して、
(専用の工具が必要で、自転車屋さんでお願いできるそうです)
サドルにまたがりながら、両足でペタペタと歩く練習をすればいいのだとか。
慣れてくると、足でけりけりしながら、スピードも出していけます。
これでバランス感覚を養っていきます。

自転車に乗るということは、要するにバランス感覚やハンドル操作が重要なのです。
これができるようになると、
あとはペダルに足を乗せてこぐだけなのですが、
これはバランスが取れてハンドルがふらつかなければ、
驚くほど簡単にできます。

うちもこの方法で、レッツチャレンジ


面白いことに、風は左ばかりに傾き、花は右ばかりに傾きます。
それぞれのクセってあるみたいです。

その都度、
「左(右)に傾いているよ」
「ハンドルがふらついているよ」
「前、みてる?」
「今、いい感じだったよ!」
「上手!上手!」
「その調子!その調子!」
「大丈夫!できてきてるよ!」
などと、今どういう状況かを伝えてあげます。

「もうっ!何やってるの!」
「あ~あ~
「ダメじゃない!」
「ほら、○○してていってるでしょ!」
というようなことはいってはいけません。



スミマセン、言いまくってました
いってはいけないと思いつつも、
つい口からでちゃいますよね。
いってしまった!と思ったら、
先ほどの現状を伝える言葉をその3倍くらいの量、声かけするようにしました。

何事もトライ&エラーです。

練習している本人も、つい
「またダメだった・・・」
「まだできない」
という風に感じてしまいまがちです。

だからこそ客観的に、
「さっきよりも○○がよくなったよ」
「もう少しで乗れそうだね」
と伝えてあげることで、
現状を認識して、少し先へ視点を動かすことができるのです。


次回は、コマなし自転車の練習とコーチング(4)共感する です。