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まだ高校生の頃、雪が降り出すと、おにぎりをこさえ、固形燃料と
飯盒をリュックに詰めて、駅へ。バスに乗り上石釜で降り、暫く
道路沿いに歩くと、背振山系の金山に登る登山口が見えてきます。
滝川沿いに山道を登ると花乱の滝を経て、金山へと続く山道を、登ること
約2時間半で、標高967mの金山の頂上へ着きます。そこから椎原峠を
通り、標高1055mの背振山頂へ縦走して、板屋峠から椎原へ出てバスで
帰るのですが、このルートを何度も登りました。
椎原峠から背振山頂への道々で、写真のような樹氷を見ることができます。
尾根が東西に延びており、北側の博多湾から吹き上げる風が、枯れた木々に
樹氷を作るのでしょうか。兎に角それが見たくて山に入りました。
僕が登山部に所属していたとか、そういう事では有りません。せいぜい
宝満山に、年に3、4回登る程度でしたが、平地に雪が降ると、何故だか
金山から背振へ縦走したくなったのです。
同じルートを、友人と夏に登ったときの印象が深かった為かも知れません。
その当時から用心深く、おにぎりの他に、必ず「乾パン」を持って行きま
したね、非常食用に。今は、山とて登らなくなりましたが、寒くなり、雪
でも降りそうになると、当時を思い出します。
今は中高年の登山が盛んですが、せいぜい尾根歩き、それも気候が良い
時に、登るくらいが妥当な所でしょう。
山は、頂上が望めても、無理なら「引き返す勇気」が必要です。
慣れた山道も、雪に覆われると違った印象を与え、道を誤ります。
山の事を書いている内に、なんだか登りたくなりました。
その前に、まずはトレーニングから始めなくてはいけませんね。