「危なかった!」のブログに書き忘れていたことがあります
ソレは、那珂川上流に有る南畑ダムが決壊寸前だった・・ということ
です。貯水能力を超え、また崖崩れまで起きていたのです。
緊急放水をしなければ、危うい状況だったようですが、下流域の状況が
危うく、放水を先延ばしにしたのです。時間と共に雨量も減り運良く
ダムも川も決壊せずに危機を脱したことは、ある意味奇跡的な出来事
だったのかもしれませんね。日曜日(26日)の雨が、後一時間も降り
続いていたらどうなっていたか、想像したくないです。
今日も河川敷を歩いて来ましたが、いまだ濁流が流れていました
水嵩は昨日に比べたら3M位は下がって居たでしょう。昨日歩けなかった
場所も、今日は歩けました。ただ、濁流が流れた傷跡はそこかしこに残っ
ていました。
そんな中、餌がとれない鷺は川岸に立って濁流を恨めしげに見ていました
ヒドリガモも、何時もの中洲を終われて人が近づくのを警戒しながら川縁
で休んでいました。五位鷺は頭が良いようで、支流から流れてくる場所に
いて、濁流から飛び跳ねる小魚を見事に嘴で捕っていました。
何時も緋鯉を見かける場所も、流石に濁流とあっては、何処かに避難して
居るのでしょうか。川の流れが清流に戻るのは何時になるのでしょう。
また悠然と泳ぐ姿が見たいものです。
記録的雨量を記録した24,25,26日の3日間でしたが、28日までは小康
状態で29日にはまた、前線が活発になると予想されています。梅雨明けが
何時になるのか、まだ判らない状態です。