時々やらかす失敗がありまして、
さぁ出来た!と<投稿>ボタンをクリックした途端
パスワードを入力するログイン画面に
もちろん記事は消えてしまってます。
パソコンの横の本棚に嵐コーナーがありましてついつい切り抜きや
映画のパンフなんかを見だして時間がかかりすぎたせいでしょうか?
なぜ?
なので他へ気が行ったときは下書きで投稿しておくのですが忘れることも
はぁ~~~
では気を取り直していきましょう
もちろん主題歌は『トビラ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
妄想ドラマ 『 トビラ 』 (8)
夏美の言葉に驚いて、俺は絶句した。
輝かしい未来へのトビラを開けたばかりだというのに
いきなりすべてを取り上げられるかもしれない不安。
視力を失えばもう絵を描けなくなる。
沈黙の時が流れ、やがて夏美が立ち上がった。
「私、もう行かなくちゃ」
「ああ、俺もこれから家に帰ってみるよ」
「智くんのことお願いね。彼、両親は事故で亡くなっているの」
「そうか・・・」
俺は改めて智のことを何も知らないことに気がついた。
目の前のあいつはいつも俺たちの話を楽しそうに聞くばかりで、
自分のことは話したがらなかった。
人には話せないほどの苦悩を抱えこんでいたのか。
顔を見てもなんと声をかけていいのかわからない。
重い足取りでアパートに帰ると智はいなかった。
部屋の隅に置いてあるスケッチブックが目に入った。
そういえば一度も見せてもらったことがない。
草花をスケッチしてみただけと言っていたのに、
描かれていたのは、夏美と俺ばかり。
別の一冊を手に取るとカズ、潤、翔も出てくる。
笑顔や真剣な横顔、楽器を演奏している姿もあった。
花の絵なんて一枚も有りはしない。
数冊のスケッチブックは全部俺たちで埋め尽くされていた。
不意に目の奥が熱くなった。
雑誌で見た智の絵は俺にはよくわからない抽象画だったのに
これはいったい何なんだよ。
あいつが不安に怯えながらも自分を支えていたのは俺たちの存在なのか・・・
歌っているときだけは不安と絶望から開放されたと言うのか。
一人で抱え込んで馬鹿な奴。
午後に、いつもの場所に行った。
カズの家の倉庫。
俺たちの古巣。
昔はレストランで使ってないテーブルや椅子、厨房の道具なんかが
無造作に積まれていたが今はない。
カズが自分のスタジオにするために稼いだ金をつぎ込んで改装していた。
改装といっても防音のためのボードが貼られてエアコンとトイレがついたくらいだ。
それでも昔に比べれば格段に快適になっている。
すでにみんな来ていた。
ただ何かいつもとは違う空気が流れているように感じる。
智は俺を見ていつものように微笑んだ。
そして座ったまま低い声で言った。
「今日はみんなに話があるんだ」
「何だよあらたまって。気持ち悪いな」
カズの無理して明るく言った声が虚しく響く。
「みんな座って」
翔も何か感じとったのか隅に置かれた椅子に俺たちを呼んだ。
小さなテーブルの周りに並べられた色もデザインもバラバラな椅子。
俺はのろのろと歩いて空いている椅子に座った。
話があると言いながら考え込んでいる智に潤が言った。
「何?ちゃんと聴いてやるから話せよ」
「俺、入院して手術しなくちゃいけない。今日病院に行ってきた。
前から設備の整った病院で検査してもらえって、紹介状渡されてた」
「どこが悪いの?」
「検査入院してみないと詳しいことはまだわからないけど、俺そのこと隠してジェイストの仲間になった・・・すまない・・・」
智の言葉に3人は厳しい表情になった。
流れを止めた空気が濁っていくようで息苦しい。
沈黙を破って翔が聞いた。
「長くかかるってこと?」
「たぶん。今度のライブはみんなが許してくれるならやりたい」
「それは俺たちだってこれにかけてる。そのために頑張ってるんだし。でも大丈夫なのか?」
「大丈夫」
「何で大丈夫だって言えるんだ?」
俺は苛立つ心を抑えて聞いた。
「今は体の具合は悪くないからすぐにどうこうというわけじゃ」
「そうか、チケットも売れてるし智が大丈夫なら・・・」
「だめだ!俺がついて行ってやるから今すぐ入院しろ!」
思わず大きな声が出た。
「どうしたんだ相葉?」
みんなが驚いて俺を見た。
「智、もし手遅れになったらどうするんだ!何で本当のことを言わない?
俺たちはお前が好きだよ。大切な仲間だよ。それなのに・・・」
悔しくて情けなくていつのまにか涙が頬を伝っていた。
-----------つづく----------
なーんか暗くなってすみません
10回くらいで完結の予定です。もうしばらくお付き合いを。
バジルとミント(10歳)の会話
バ 「なんかさぁ、相葉くんのナレーションで嵐5人のドラマだったはずなのに
いつの間にか相葉くん主演のドラマになってる」
ミ 「相葉くんの目線で書くってことは相葉くんが主人公ってことでしょ」
バ 「そっか」
ミ 「えー!今頃気がついた?」
バ 「はい」
ミ 「信じられん」
私も信じられん。アホ過ぎて
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パソコンの横の本棚に嵐コーナーがありましてついつい切り抜きや
映画のパンフなんかを見だして時間がかかりすぎたせいでしょうか?
なぜ?
なので他へ気が行ったときは下書きで投稿しておくのですが忘れることも
はぁ~~~
では気を取り直していきましょう
もちろん主題歌は『トビラ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
妄想ドラマ 『 トビラ 』 (8)
夏美の言葉に驚いて、俺は絶句した。
輝かしい未来へのトビラを開けたばかりだというのに
いきなりすべてを取り上げられるかもしれない不安。
視力を失えばもう絵を描けなくなる。
沈黙の時が流れ、やがて夏美が立ち上がった。
「私、もう行かなくちゃ」
「ああ、俺もこれから家に帰ってみるよ」
「智くんのことお願いね。彼、両親は事故で亡くなっているの」
「そうか・・・」
俺は改めて智のことを何も知らないことに気がついた。
目の前のあいつはいつも俺たちの話を楽しそうに聞くばかりで、
自分のことは話したがらなかった。
人には話せないほどの苦悩を抱えこんでいたのか。
顔を見てもなんと声をかけていいのかわからない。
重い足取りでアパートに帰ると智はいなかった。
部屋の隅に置いてあるスケッチブックが目に入った。
そういえば一度も見せてもらったことがない。
草花をスケッチしてみただけと言っていたのに、
描かれていたのは、夏美と俺ばかり。
別の一冊を手に取るとカズ、潤、翔も出てくる。
笑顔や真剣な横顔、楽器を演奏している姿もあった。
花の絵なんて一枚も有りはしない。
数冊のスケッチブックは全部俺たちで埋め尽くされていた。
不意に目の奥が熱くなった。
雑誌で見た智の絵は俺にはよくわからない抽象画だったのに
これはいったい何なんだよ。
あいつが不安に怯えながらも自分を支えていたのは俺たちの存在なのか・・・
歌っているときだけは不安と絶望から開放されたと言うのか。
一人で抱え込んで馬鹿な奴。
午後に、いつもの場所に行った。
カズの家の倉庫。
俺たちの古巣。
昔はレストランで使ってないテーブルや椅子、厨房の道具なんかが
無造作に積まれていたが今はない。
カズが自分のスタジオにするために稼いだ金をつぎ込んで改装していた。
改装といっても防音のためのボードが貼られてエアコンとトイレがついたくらいだ。
それでも昔に比べれば格段に快適になっている。
すでにみんな来ていた。
ただ何かいつもとは違う空気が流れているように感じる。
智は俺を見ていつものように微笑んだ。
そして座ったまま低い声で言った。
「今日はみんなに話があるんだ」
「何だよあらたまって。気持ち悪いな」
カズの無理して明るく言った声が虚しく響く。
「みんな座って」
翔も何か感じとったのか隅に置かれた椅子に俺たちを呼んだ。
小さなテーブルの周りに並べられた色もデザインもバラバラな椅子。
俺はのろのろと歩いて空いている椅子に座った。
話があると言いながら考え込んでいる智に潤が言った。
「何?ちゃんと聴いてやるから話せよ」
「俺、入院して手術しなくちゃいけない。今日病院に行ってきた。
前から設備の整った病院で検査してもらえって、紹介状渡されてた」
「どこが悪いの?」
「検査入院してみないと詳しいことはまだわからないけど、俺そのこと隠してジェイストの仲間になった・・・すまない・・・」
智の言葉に3人は厳しい表情になった。
流れを止めた空気が濁っていくようで息苦しい。
沈黙を破って翔が聞いた。
「長くかかるってこと?」
「たぶん。今度のライブはみんなが許してくれるならやりたい」
「それは俺たちだってこれにかけてる。そのために頑張ってるんだし。でも大丈夫なのか?」
「大丈夫」
「何で大丈夫だって言えるんだ?」
俺は苛立つ心を抑えて聞いた。
「今は体の具合は悪くないからすぐにどうこうというわけじゃ」
「そうか、チケットも売れてるし智が大丈夫なら・・・」
「だめだ!俺がついて行ってやるから今すぐ入院しろ!」
思わず大きな声が出た。
「どうしたんだ相葉?」
みんなが驚いて俺を見た。
「智、もし手遅れになったらどうするんだ!何で本当のことを言わない?
俺たちはお前が好きだよ。大切な仲間だよ。それなのに・・・」
悔しくて情けなくていつのまにか涙が頬を伝っていた。
-----------つづく----------
なーんか暗くなってすみません
10回くらいで完結の予定です。もうしばらくお付き合いを。
バジルとミント(10歳)の会話
バ 「なんかさぁ、相葉くんのナレーションで嵐5人のドラマだったはずなのに
いつの間にか相葉くん主演のドラマになってる」
ミ 「相葉くんの目線で書くってことは相葉くんが主人公ってことでしょ」
バ 「そっか」
ミ 「えー!今頃気がついた?」
バ 「はい」
ミ 「信じられん」
私も信じられん。アホ過ぎて
バジルさんのブログを初めて拝見してから、はや二週間がたちぜ~んぶ読んじゃいました
私も娘と嵐を応援しております・・・というか
嵐のデビュー日が娘の誕生日だったのでCDをプレゼントした事から嵐的生活がスタートしました。
娘も私もにのファンでしたが、今にのは元彼
私は2年前からおーちゃんにバキューンされました
娘は嵐の幹事的応援体制をとりながら、関ジャニ∞の大倉様に恋しております
娘がいつか戻ってくるような気がします
これからもよろしく
楽しませてくださいね
ミントちゃんにもヨロシクです
それはすごいありがとうございます。
お名前からして当然おーちゃんにを打ち抜かれた方だと思っておりました。
ミントは潤くん→おーちゃん→にのちゃんと浮気者です。
最近は翔くんがいいとか言い出してますがデートは相葉くん!?とにかく嵐から他へは行かないようで
楽しんでいただけて嬉しいです