いよいよスタートさせちゃう?興味ある方はお付き合いを![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
主題歌は嵐の最新曲『トビラ』で![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
ただし、私の頭の中の妄想ですので、登場人物のキャラクター、固有名詞等、
すべて実際の嵐くんたちとは何の関係もございません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
5人にドラマをやってもらうとしたら・・・・です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_zzz.gif)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
妄想ドラマ 『 トビラ 』 (1)
「ヤバイ!」
時計を見たら思わず声が出た。
俺の声に驚いた通行人が振り返る。
今日は会社の先輩、藤岡さんに誘われた・・・いや強制された合コンの日。
完全に遅刻だよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
遅刻どころじゃない。お開きになる頃かも。
俺の名前は相葉雅紀23歳、大学を出て社会人2年目に突入したてのサラリーマン。
仕事は出来る人だけど、藤岡さんの合コンにかける意気込みには
正直ついていけない。
こんな日に限って取引先の社長に捕まるんだからついてない。
店に駆け込むとみんなが席を立って帰る準備をしているところだった。
男女合わせて全部で20人近くいるみたいだ。
今までで最大規模の合コン。
たしか友達が勤めてる銀行の本店の女の子達とか言ってたな。
ちょっと惜しかったかも。
すぐに俺に気がついて藤岡さんがやってきた。
「おう!相葉くんいいところに来た」
藤岡さんはご機嫌でしかも俺のことを君付けで呼んだ。気持ち悪い。
「すみません。いつもの社長に捕まっちゃって」
「いいんだよ。それも仕事のうちだからさ。それより俺、今から二次会」
「あのう、それで俺は?」
藤岡さんは急に声をひそめて
「2対2で行く段取りつけたからお前はいいよ」
「なるほどね・・・」
「それよりさ、今日おまえんとこに泊めて欲しいやつがいるんだけど。あの女の子に囲まれてるやつ」
目をやるとビジネススーツの中に一人だけ学生風の男が女の子たちに囲まれてニコニコしている。
「誰っすか?」
「学生のときの後輩」
「なんだかもててますね」
「馬鹿。もててるんじゃなくて、なんて言うか女の子に警戒心を持たれないんだよな。」
「ふ~ん」
「男として意識されてないってこと。お前の変わりに急にひっぱってきちゃったから頼むよ」
口調は優しいが俺に断るという選択肢は与えられてない。
藤岡さんは返事を待たずにそいつを俺に押し付けると店から追い出した。
「えーっと、俺は相葉雅紀。藤岡さんの会社の後輩なんだけど君は?」
返事がない。振り返ると店先にディスプレイしてある、花が寄せ植えされた樽になにやら書いている。
「まずいよ!なにしてんの」
「美味しかったからお礼にちょっと絵をねプレゼント」
あきらかに酔っている。しかもかなり。
そのあとは最悪。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
疲れて腹は減ってるのに、初対面の酔っ払った男を肩に捕まらせ、
そいつのでっかくて重いバッグを持ち、タクシーを探す。
でも店の前の道路ではタクシーは拾えず、大通りへ出た。
俺より小柄なくせに酔っているせいかやたらと重い。
手を離すと地面に寝てしまうし、さっきまで女の子に囲まれて普通に話していたのが信じられない。
やっと捕まったタクシーでマンションとは名ばかりの俺のアパートにたどり着いた時は
へとへとになっていた。
部屋に上がるなりそいつは床に倒れこんで眠ってしまうし、だいいち名前すら聞いてない。
それが俺と大野智との出会いだった。
-------------つづく------------ 2話へ
さて次回は潤くんも登場予定です
ドラマも展開し始めるかな?
にのちゃんも登場かも?翔くんはもうちょっと待ってね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
主題歌は嵐の最新曲『トビラ』で
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ただし、私の頭の中の妄想ですので、登場人物のキャラクター、固有名詞等、
すべて実際の嵐くんたちとは何の関係もございません
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5人にドラマをやってもらうとしたら・・・・です
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妄想ドラマ 『 トビラ 』 (1)
「ヤバイ!」
時計を見たら思わず声が出た。
俺の声に驚いた通行人が振り返る。
今日は会社の先輩、藤岡さんに誘われた・・・いや強制された合コンの日。
完全に遅刻だよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
遅刻どころじゃない。お開きになる頃かも。
俺の名前は相葉雅紀23歳、大学を出て社会人2年目に突入したてのサラリーマン。
仕事は出来る人だけど、藤岡さんの合コンにかける意気込みには
正直ついていけない。
こんな日に限って取引先の社長に捕まるんだからついてない。
店に駆け込むとみんなが席を立って帰る準備をしているところだった。
男女合わせて全部で20人近くいるみたいだ。
今までで最大規模の合コン。
たしか友達が勤めてる銀行の本店の女の子達とか言ってたな。
ちょっと惜しかったかも。
すぐに俺に気がついて藤岡さんがやってきた。
「おう!相葉くんいいところに来た」
藤岡さんはご機嫌でしかも俺のことを君付けで呼んだ。気持ち悪い。
「すみません。いつもの社長に捕まっちゃって」
「いいんだよ。それも仕事のうちだからさ。それより俺、今から二次会」
「あのう、それで俺は?」
藤岡さんは急に声をひそめて
「2対2で行く段取りつけたからお前はいいよ」
「なるほどね・・・」
「それよりさ、今日おまえんとこに泊めて欲しいやつがいるんだけど。あの女の子に囲まれてるやつ」
目をやるとビジネススーツの中に一人だけ学生風の男が女の子たちに囲まれてニコニコしている。
「誰っすか?」
「学生のときの後輩」
「なんだかもててますね」
「馬鹿。もててるんじゃなくて、なんて言うか女の子に警戒心を持たれないんだよな。」
「ふ~ん」
「男として意識されてないってこと。お前の変わりに急にひっぱってきちゃったから頼むよ」
口調は優しいが俺に断るという選択肢は与えられてない。
藤岡さんは返事を待たずにそいつを俺に押し付けると店から追い出した。
「えーっと、俺は相葉雅紀。藤岡さんの会社の後輩なんだけど君は?」
返事がない。振り返ると店先にディスプレイしてある、花が寄せ植えされた樽になにやら書いている。
「まずいよ!なにしてんの」
「美味しかったからお礼にちょっと絵をねプレゼント」
あきらかに酔っている。しかもかなり。
そのあとは最悪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
疲れて腹は減ってるのに、初対面の酔っ払った男を肩に捕まらせ、
そいつのでっかくて重いバッグを持ち、タクシーを探す。
でも店の前の道路ではタクシーは拾えず、大通りへ出た。
俺より小柄なくせに酔っているせいかやたらと重い。
手を離すと地面に寝てしまうし、さっきまで女の子に囲まれて普通に話していたのが信じられない。
やっと捕まったタクシーでマンションとは名ばかりの俺のアパートにたどり着いた時は
へとへとになっていた。
部屋に上がるなりそいつは床に倒れこんで眠ってしまうし、だいいち名前すら聞いてない。
それが俺と大野智との出会いだった。
-------------つづく------------ 2話へ
さて次回は潤くんも登場予定です
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にのちゃんも登場かも?翔くんはもうちょっと待ってね
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