手術の事。

２２日に経食道エコーやっている。とにかく胃カメラより
きついと言う。ゼリー状の麻酔薬、ノドの奥に止めて１５分、
飲み込まないように！・・・。無理や！緊張でかなり飲み込む。

固く目を瞑っていたのでどんな器具かしらない。挿入。
ムリムリ、ムリ・・・飲み込めない！涙流してやめてくれッ！。
再度麻酔薬。たぶん種類の違う。なんとか管、飲み込め終了。

で、２６日。アタシの誕生日！。
早朝よりサブ医師病室に来て本日の手順丁寧に説明くれる。
お酒がお強いそうですネエ、どれくらい？、エッ！そんなに！。

８時頃、下準備に看護士さん。この方、ウチの近所の人で幼少の
ころから知っている。３０そこそこになられているはず。先方も
アタシの事見知っている様子。いーやだ！下半身丸出しゆだねる。

定刻１０分前、連れられて２階手術室。白く冷たく分厚そうな扉。
広い教室みたいな部屋に１５～６人若い医師。内、女性４人ほど。
そうか、インターンか！。主治医とインターン代表が挨拶くれる。

全部脱いで手術台に上がってください！・・・アルコールお強い
そうですネ！。また～～。死んでもかまいませんから麻酔、睡眠薬、
強く効かせて下さい！！。周辺で小さな笑い。意外に気持ち余裕あった。

仰向けに寝転んで強く目を閉じそれから５時間ばかり目を開けなかった。
全身に明るい光を感じ、誰かが首筋胸元両手下半身消毒していた。
右腕に点滴用の注射針。麻酔しまーす！睡眠剤入れまーす！の声。

しばらくして、意識ありますか？　明確に！・・・繰り返し。
やっぱり効かんナア・・・の声。お酒、強いらしいから・・・。
＊＊君、ナンチャラを～ミリ増量、って主治医の声。１５分待とう！。

なが～い時間に感じられた。その間、んなら右は君がやってみるか？
とか聞こえる。若いが主治医、この手術に関しては名医の誉高いのに
インターンにやらすんかい！！、とか、意識、落ちない。効かない。

１５分経ったんだろう、・・・意識ありますか？・・・ございます。
ＸＸ使おう！・・・。なんか追加したみたい・・・。
数分したらドスゥン！！って感覚で意識なくなった。

夢を見ていた。一面に淡い３層の色彩。青、黄、赤、接するところは
ぼやけて・・・。今、意識無くなって夢の中にいてるんだ、と明確に
分っていた。　　後で教えてもらったんだけれどその間、３時間。

ハーイ！終わったよ！上手くいったよ！・・・成功成功！・・・て
聞こえていたような・・・。痛くも熱くもかゆくもなんも無し！！。
うっすらと意識戻りかけた病室、首筋、両太腿、含め５本の管。

ナカナカに貴重な体験。