25日(火)早朝、有馬のミエコさんから連絡あり、京都へ。
10時半梅田待ち合わせ、阪急にて河原町。来たバスに飛び乗り
終点「上賀茂」。うちの祖先の地。何かの縁。明治初年まで
居住していたと聞いている。
上賀茂神社
明神川沿いに社家町を歩き賀茂川を渡って堀川通りからバス乗車。
三条京阪でバスを乗り換え東山の永観堂へ。連休明けの平日というのに
すさまじい人出。
永観堂
永観堂門前拝観券売り場長い行列。柵越しに見る庭、見事な紅葉。
さすが、と思ったがあまりの大人数と何より「拝観料」千円!!!。
国内の神社仏閣でこの拝観料は初めて。ボッタクリじゃ!!
おそらくこの日でも一万人は入っているだろう。入るのやめた。
南禅寺
歩いて南禅寺。さすがに道々紅葉美しい。粟田口、青蓮院、知恩院を
抜け、円山公園。久し振りのコース。
清水のライトアップを見るつもりだったが、天気がおかしく陽が射して
いるのに雨やまず。また少々歩き疲れたので四条通りに出た。
四条烏丸「酔心」
新京極、寺町をうろつき、錦市場を抜けて烏丸へ。駅の地下、南、
居酒屋「酔心」。17時開店と同時に入る。20時頃まで飲む。
阪急梅田でミエコさんと別れ、それからがアカン!!。
21時頃だったと思うが少々飲み足りなく「毎日」に行く。
普段はおとなしく黙って飲んでいるのだけれど、隣のサラリーマンが
話しかけてきたのでしゃべりまくる。
混んできて間に顔見知りの常連さんが入ってきた。
痩身で背が高く暗い感じの人。寡黙というか声を発しているのを
聞いた事が無い。20数年の常連さん。
ふと見ると手に大岡信氏の「折々のうた」確か岩波新書版、持っている。
古書店で50円で買ったと。ちょっかい出してしまった。
掲載されているので一番好きなものは、とか・・・。
梁塵秘抄「遊びをせんとて・・・」ぼくの一番のお気に入り、というと
驚いた。全文、朗々と吟じだした。あの狭い店で。慌てた。店内、
異様な雰囲気。やはり少し変人。・・・しかし変人、好き。
ご本人、「閑吟集」が最も好きだという。鎌倉だったか室町か頃の
確か歌謡集。室町か。知識豊富。国語の教師かと思ったが「毎日」の
奥さん、いや、普通の会社員と言う。
二人で盛り上がりメッチャ飲む。奥さん驚いていた。この人がこんなに
しゃべったのは初めて見た、と。
しかし酔っ払った。どう帰ったのか・・・。2万1千歩。