4/29 第10節 アビスパ福岡戦（京都・サンガスタジアム）

写真：試合前の練習風景。この段階ですでにビショ濡れ…
連敗阻止ならず…今年もやってきた正念場

ルヴァン杯でアウェイ２連敗。それもその２試合だけで大量７失点。いくらターンオーバーしたと言ってもコレは酷い。この嫌な流れを、２週間ぶりとなるホームゲームで何としても断ち切りたい！そのＧＷ３連戦の緒戦、相手はアビスパ福岡。昨シーズンは堅守速攻スタイルでクラブ史上最高となる８位フィニッシュも、今年は苦戦を強いられ現在15位。過去の対戦成績も悪くなく、チーム再起動には打ってつけの相手である。

シーズン中盤に向けた大事な一戦の当日は朝から結構な雨。せっかくのＧＷだが客の入りは期待できなさそう。亀岡に着いてみてもやっぱり雨。その上傘もまともにさせないくらい風も強い。そそくさとスタジアム入場し、パーサ旗をセットする。

【サンガのスタメン】
　GK： 上福元
　DF： 白井、井上、麻田、長井
　MF： 武田、金子、福岡
　FW： イスマイラ、ウタカ、松田
SUB： ウッド、メンデス、アピアタウィア、本多、荒木、山田、山﨑

どうやら今日のスタメンに名前のないオギ、颯太あたりは怪我みたい。カップ鳥栖戦で痛んだマルもメンバー外。ウタカ砲に期待したいところだが果たしてどうか？堅守の福岡相手となると１点を争う堅いゲーム展開が予想されるが…

【試合感想】
試合は予想通りの最小スコア、ウノゼロで決着。残念ながら唯一のスコアはサンガではなくアビスパ山岸のゴールによるものだった。

失点シーンは前半12分、右サイドを攻略されて綺麗なクロスをゴール前に入れられフリーの山岸に合わされた。このところのサンガの失点シーンはいつも相手をフリーにしている印象がある。人を見ずボールウォッチャーになってしまってるよな～。

攻撃面ではとにかくシュートが打てない。試合後のスタッツを見るとサンガのシュートは前半２で後半はわずか１。福岡も前半５本のみで後半０なので、とにかくチャンスがない試合だった。そうなった理由としてはウタカをがっちりマークされて仕事をさせてもらえなかった事と、中盤のセカンドボールをことごとく福岡に拾われた事。前半39分、サンガが細かくパスを繋いで一真がネットを揺らしたシュートがＶＡＲで無効判定されたのが悔やまれる。上福元の退場と言い、どうもウチにとってＶＡＲは相性が良くない。

見せ場の少ない試合で終盤、途中出場の大吾が惜しいシーンを作ってくれたが、結局そこまで。ウタカを抑えられると得点出来ないという課題が浮き彫りになった試合でした。

【試合後】
雨含みのピッチが影響したのかサンガイレブンの動きも重く、パスミスも目立った。ストレスの溜まる敗戦となった。これで公式戦３連敗。複数失点しなかった事と失点シーン以外は守備が安定していたのは収穫と言えなくもないが…それだけじゃあなぁ。


【試合結果】　京都０－１福岡

【観客数】　10,403人（この悪天候にしては結構入ったな…負けたけど…）

【得点者】
　福岡 ： 山岸12

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK： 上福元5.5
　DF： 白井５、井上5.5（HT アピアタウィア5.5）、麻田5.5、長井５（73分 荒木5.5）
　MF： 武田5.5、金子５（73分 メンデス5.5）、福岡５
　FW： イスマイラ4.5（HT 山田５）、ウタカ５、松田5.5（63分 山﨑5.5）

【今日の私的MOM】
　荒木 大吾 ： 途中出場でゴールの気配は漂わせていた…んだけど、ね