4/23 ルヴァン杯 グループC 第5節 サガン鳥栖戦（佐賀・駅前不動産スタジアム）

連敗…グループリーグ突破危うし

カップ戦４試合を終えてサンガはグループ首位の札幌と並んで２勝１分１敗の勝ち点７。残り２試合を１勝１分けで乗り切れば自力でグループリーグ突破（札幌が柏に勝てば１勝でも決まるけど、他力本願はアテにしないでおこう）となる。コロナ療養中だったキジェ監督も本日から現場復帰。前節休ませていた主力メンバーも投入して何とか勝ちたい。

Ｊ１復帰して初めての長距離アウェイ遠征。コアサポメンバーの車に便乗し、午前３時に京都を出発。鳥栖市街に到着したのは11時。試合当日の鳥栖市街は時折小雨がパラつくあいにくの天候。亀岡新スタになってからめっきり雨に抵抗力がなくなったな。昔は「こんなもん雨の内に入らんわ！」と嘯いていたもんだが…

鳥栖のホームスタジアムはＪＲ鳥栖駅に隣接する駅近スタジアムで、そのネーミングライツが駅前不動産スタジアム…う～ん、まさに名は体を表してるな。以前に訪れた時は鉄骨は材質そのままの銀白色だったが、現在はスカイブルーとピンクにカラーリングされて華やかな印象に。

【サンガのスタメン】
　GK： 上福元
　DF： 長井、アピアタウィア、麻田、荒木
　MF： 福岡、金子、武田
　FW： 山田、大前、松田
　SUB： 若原、本多、井上、中野、山﨑、マルティノス、イスマイラ

スタジアム入場時に発表されたメンバーを見ると、現在の主力であるリーグ戦メンバーと控え中心のカップ戦メンバーのハイブリッド構成。ウタカと颯太をリーグ戦へ温存した事が吉と出るか凶と出るか…

今日の大旗は僕のパーサ旗１本だけ（苦笑）

【試合感想】
試合の方は…まぁ酷い内容やったね。前半開始直後、後半開始直後、そして試合終了間際にそれぞれ失点。鳥栖にしてみれば理想的、ウチにしてみれば盛り下がる事甚だしい試合展開でした。

まずプレスがかからない。というより鳥栖のプレスに圧されて、慌ててミスしてボールを奪われ終始攻め込まれた。特にダメだったのが大吾の左サイド。大吾の裏のスペースを再三攻め破られて将吾とアピはそのケアに右往左往させられていた。もし大吾を使うなら３バックにして両サイドを使われ難くしておくべきだったんじゃないだろうか？キジェさん、どうよ？

サンガの攻撃陣で頑張ってたのは天馬と将平くらい。他はみんなダメ。ぽっちゃり大前クン、キミは足元の技術がウリやったんちゃうの？それやのにあのトラップミスはアカンやろ？貴重な得点機を逃したよ。その大前に代わって後半から入ったカカも酷い。果敢にボールを追っていたのはいいけど、ポジショニングが悪くシュート態勢を取れない。同じく後半途中投入されたマルティノスから絶妙な浮き球クロスをゴール前で受けるもシュートは宇宙開発。ウタカ先輩ならコレは外さへんで、ホンマ。

【試合後】
今季初となる公式戦２連敗。主力温存して臨んだ試合とはいえ、悪い内容が続くとカップ戦のみならず６日後のリーグ戦にまで影響が及ばないか心配になってくる。この試合で判ったのは主力組とサブ組には体力面や技術面でかなりの差があるという事。これから夏場に向けてサブ組の底上げが必須なのだが…どうだろうか？

がっくりうなだれるサンガイレブン。サポーターもがっくり…

京都へ帰る途中、車中で「酷い試合やったな～」とボヤいたら、アウェイ札幌戦に行ってたサポから
「札幌戦に比べたらマシ」
と言われた。御尤も…

【試合結果】　鳥栖３－０京都

【観客数】　3,945人（うちサンガサポーターは150人くらい？）

【得点者】
　鳥栖 ： 福田5、岩崎50、藤原90+5

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK： 上福元5.5
　DF： 長井５（73分 本多５）、アピアタウィア５（73分 井上5.5）、麻田５、荒木４
　MF： 福岡5.5（73分 山崎4.5）、金子５、武田5.5
　FW： 山田５（HT イスマイラ4.5）、大前４（60分 マルティノス4.5）、松田5.5

【今日の私的MOM】
　松田 天馬 ： 精彩を欠く試合の中でも必死でボールを追い続ける姿勢を見せた