西京極 紫の館

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5分で読める!誰かに話したくなる怖いはなし 『このミステリーがすごい!』編集部/編 宝島社

2024年09月28日 21時43分46秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
小説家の小田が行きつけのバーでJから聞いた話  不気味な仮面をかぶり、道端に寝そべっている男。先輩は「近づくな、無視しろ」と言って……(「寝そべり男」小田雅久仁)。引っ越し直後の私の元に、前住人宛ての郵便物が届き続ける。ついにはとんでもないものが誤配され  (「前の住人の話」斜線堂有紀)。ほか『近畿地方のある場所について』背筋、『ぼっけえ、きょうてえ』岩井志麻子ら豪華執筆陣による全30話の恐怖。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆★★★
  独創性 ☆☆☆☆★
 読み易さ ☆☆☆☆☆

【西京極の読後感想】
長いものでも20ページ、短い話なら僅か1ページで完結するショートショート怪談集。とにかくサクサク読める。通勤途中で読める。めっちゃ怖いかと言えば、そこまでではないが、岩井志麻子や平山夢明、澤村伊智などホラー小説の名手たちが書いているので、ホラー小説への入門書としては最適。その中でも、背筋「私たちのおばけ」、尾八原ジュージ「置き傘」、澤村伊智「お化け」あたりが僕のお気に入りです。他にも『5分で読める!』シリーズがあるみたいなので、機会があればそれらも読んでみようかな?

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