西京極 紫の館

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My Best Movie & Book 2019

2019年12月30日 13時54分34秒 | 日々の雑感
年末恒例の僕のムービー&ブックのベスト3の発表です。

まずは映画。
今年は劇場で70本、Netflixで3本の計73本観ました。
昨年の82本に比べるとちょっと減りましたが、その分2回観た映画も何本かあったので、
まぁこんなもんでしょう。

内訳でいうと☆5つ満点評価が4本。
☆4つが25本。☆3つが31本。☆2つが10本で、
☆1つの最低評価が3本。
比率は例年とほ同じくらいでした。

1位 ジョーカー 監督/トッド・フィリップス

現代の分断社会への痛烈な批判を、アメコミヒーロー映画の形を借りて描いた本作。
脚本、演出、演技のすべてが完璧で、観ていて衝撃を受けました。
まさに現代版『タクシー・ドライバー』と言える映画です。
日米共に大ヒットしましたが、間違っても続編なんか作ろうと思わないように!

2位 ファースト・マン 監督/デイミアン・チャゼル


元々内省的なSFは僕の大好きなジャンル。
それが人類初の月面着陸したアームストロング船長のお話だってんだから面白いに決まってる。
同じ方向性の『アド・アストラ』とどっちにしようか悩んだ末、やっぱりこっちを2位にしました。
地味ですが、観終わってからも色々考えさせられる良い映画だと思います。

3位 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 監督/J.J.エイブラムス
世間では賛否両論あるようですが、僕は「スター・ウォーズの終わりはコレでイイ」と思ってます。
生みの親のジョージ・ルーカスでさえ監督したら「コレじゃない」って批判されるんだから、
敢えて火中の栗を拾ったJ.J.には感謝しかないっす。「よくぞ、SWを終わらせてくれた」と。

以上がベスト3。
次点は惜しくも『ファースト・マン』に競り負けた『アド・アストラ』。ブラピは良い映画に出る。


次に本のマイベスト3。

今年はマンガの紹介が1作で、小説等のレビューは19タイトルでした。
その中で満点評価は1作のみ。
ちょっと忙しくて本を読む時間が取れなかったな。

1位 アリス殺し 小林泰三/著

初めて読んだ小林泰三ミステリーでしたが、
お話自体も面白かったし、文体も平易で読み易い。
この作品を読んで以来、本屋で「クララ殺し」「ドロシー殺し」を探していますが、まだ見つからない。
来年中には探し出して読もうと思ってます。

2位 騎士団長殺し 村上春樹/著

単行本は昨年に発売されていましたが、文庫化されるのを待って今年ようやく読了。
ぼんやり曖昧な終わり方をする物語ですが、それが却って心地よかった。

3位 独白するユニバーサル横メルカトル 平山夢明/著

グロとエロ満載でありながら、内在するテーマはいたってシリアス。
文体も工夫が凝らされていて、著者の才能がハンパない事が解ります。
好みは分かれるかもしれませんが、僕は好きです。

最近歴史小説で「面白い!」と思えるものにあまり出会えてません。
その代わりに今まで読んだ事のないジャンルや作家さんの小説を読む機会が増えました。

令和元年もあと34時間ほど。
来年も新しくて、面白い映画や本と出会えるといいな~と思ってます。


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2 コメント

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ブロガーベスト10 (aq99)
2020-01-20 19:15:31
いつもベスト10でお世話になっております。2019年のブロガーが選んだベスト10が完成しました。ぜひご覧くださいませ~。では、今年もよろしくお願いします。
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aq99サンへ (西京極 紫)
2020-01-20 22:58:23
コメントありがとうございます。
ブロガーのベスト10の記事拝見しました。
僕のベスト1だった『ジョーカー』が総合でも1位でしたね。
社会問題をここまでアメコミ映画で表現するなんて凄いと思いました。
今年も宜しくお願い致します。
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