【試合前】
J1リーグも今日が最終戦。
今年のサンガは1stステージ4連敗に始まり8連勝。
2ndステージもここまで7勝7敗の五分の星。
降格の心配をする事もなくシーズンを終えようとしている。
それはそれで上々の出来であったとも言えるが、
ホームでの最終戦をきっちり勝って勝ち越して、有終の美を飾ってほしい。
昨年は仙台に西京極で昇格をプレゼントしたおかげで
試合後の選手パレードがイマイチしまらなかった。
今年こそ盛り上がらせてくれよホンマ。
この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。
GK:中河
DF:鈴木和、角田、辻本
MF:冨田、野口、石丸、鈴木慎
FW:朴智星、黒部、上野優
SUB:平井、中村、中払、松井、田原
この日までにチームから戦力外通告を受けた3選手が揃って先発。
キャプテンでありMrサンガであったMF野口。
J1復帰の立役者だったGK中河とFW上野優作。
メンバー選びに私情をはさまないタイプのゲルトにしては珍しい事。
彼ら3人にとって最後のサンガでのプレイになるかもしれない…涙出そう。
今日はサポも気持ちを前面に出そうという事で試合前の練習時から応援を開始!
いつもと違うこの気持ちが選手に届くものと信じたい…
【前半】
黙祷のあと、キックオフ!序盤の展開は予想通り。
引いてカウンターの市原、高い位置からのプレスで3トップへ繋ぐ京都。
ところがこの開始5分の時間帯に名手・慎吾がミス。
自陣内でキープしたボールを市原に奪われ後追いしてペナルティエリア内でファウル。
PKをとられてしまう。止めてくれっ!ピーコ(中河)!!!!!
だが、その願いも神サマには届かず…
ピーコの気迫の読みの先を越え、崔龍洙にゴール右隅に決められ市原に先制を許す。
この後も京都の左サイド和裕-慎吾をカウンターで攻め続けられ、苦しい展開。
そんな中またしてもアクシデント発生!
前線で健闘していた優作が相手との接触プレイで負傷。急遽松井に交代となる。
サンガ選手としての最後のピッチを去る優作…悔しいだろう。
♪うえーのゆーさく!ウォウ!ウォウ!
うえーのゆーさく!ウォウ!ウォウ!♪
サポーターからの声援を背に紫の勇者が一人消えていった。
俺達は忘れないぞ、優作!!
その優作の魂は交代で入った松井が受け継いでいた!
松井が左ボランチの位置まで守備にまわり、前線まで攻めあがる!
それまで攻め込まれていたサンガ左サイドが一気に活性化する!
そして…優作の魂を受け継いだ漢、松井が黒部との華麗なワンツーパスを決める!
市原のお株を奪うカウンターで、黒部から松井、さらに松井が市原DFの股抜きで再び黒部。
それを受けた黒部が右足を振り抜く!ゴール右隅に魂の同点ゴール!!!!
♪ウラウラウラウラーッ!べっかんこーっ!!
くろべー!くろべー!サーンガのくろべー!
くろべー!くろべー!ダダンダダンダンダン!ヘイッ!♪
ここからは一方的なサンガペースに!
選手の気迫と意地が伝わってくる緊張感のある試合となるが、
何度かあったシュートチャンスもお互い守りを崩すまでは至らず1-1のまま前半終了。
か…勝ちたい!意地でも…
【後半】
後半になっても状況は変わらず。
両サイドから積極的に崩しクロスをトップ3人に入れる京都。
徹底的に守りを固めて一気のカウンターを狙う市原。
応援する声もヒートアップする。
そんな緊張感ある一進一退に変化が出たのが後半18分。
市原MF佐藤からのパスをゴール前で崔がトラップ。
ゴール右へシュート!!!…と見せかけてGKとDFを引きつけ、ボールを左へ落とす。
そのボールを体勢をすばやく整えてゴール左へゴール!
あぁ…またしても勝ち越される…1-2。
(う~ん、あのフェイントは敵ながら天晴れとしか言いようがない)
しかし…この日のサンガは諦めない!
徐々に疲れから運動量の落ちてきた市原は攻めに積極性がなくなってきた。
それを突いたのは、この日今季最高のキレを見せていた右サイドの冨田。
後半26分。右サイドを駆け上がる冨田!
中央、縦に走りこんだ朴へ押さえの効いた絶妙のスルーパス!
それを受けた朴が狙いすましたシュートはゴール左に!
どぅぉぅてぃえぇぇぇぇんっ!!!!!
いいぞ冨田!やったぜ朴!これぞワールドクラス!
こうなったらもう京都の勢いはとまらない!
その2分後、キャプテン野口から左サイドの慎吾へパス!
慎吾が敵陣深く切れ込んで、中央へクロスをあげる!
そのクロスに飛び込んだのは松井のヘッド!!!
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォウル!!!!!!
逆転!大逆転!3-2!
これで勝ちを確信したのか、ここでキャプテン野口が交代。
♪のぐちひーろし、のぐちゴール!のぐちひーろし、のぐちゴール!
のぐちひーろし、のぐちゴール!のぐちひーろし、のぐちゴール!♪
今季リーグ戦最後の野口コールに送られて、また一人紫戦士がピッチを去った。
代わって入ったハライは元気にイエローもらいました。(笑)それもまた良し!
その後は市原に付け入る隙を与えず終了。
文字通り今季最終戦を勝利し、有終の美を飾った。
過去最高の順位、年間成績5位。素直に喜びたい。
試合終了後、今季限りで引退するGK中河は泣いていた。
でもその涙は後悔の涙ではなく、まぎれもない満足の涙だった。
ありがとうピーコ。
最終ラインに勇気を与えるキミの声は俺達の耳に永遠に残っていくよ。
♪ピーコ!ピーコ!ピーコ!ピーコ!ピーコ!
【試合結果】京都3-2市原
【観客数】 10624人
【得点者】
京都:黒部36、朴智星71、松井73
市原:崔龍洙5(PK)、63
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:中河5.5
DF:鈴木和5.5、角田6、辻本5.5
MF:冨田7.5(89分中村-)、野口5.5(75分中払5.5)、石丸6.5、鈴木慎6
FW:朴智星6、黒部6、上野優5.5(27分松井7)
【サンガの最終成績】
2ndステージ順位:7位(勝ち点:22)↑
年間総合順位:5位(勝ち点:46)↑
J1リーグも今日が最終戦。
今年のサンガは1stステージ4連敗に始まり8連勝。
2ndステージもここまで7勝7敗の五分の星。
降格の心配をする事もなくシーズンを終えようとしている。
それはそれで上々の出来であったとも言えるが、
ホームでの最終戦をきっちり勝って勝ち越して、有終の美を飾ってほしい。
昨年は仙台に西京極で昇格をプレゼントしたおかげで
試合後の選手パレードがイマイチしまらなかった。
今年こそ盛り上がらせてくれよホンマ。
この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。
GK:中河
DF:鈴木和、角田、辻本
MF:冨田、野口、石丸、鈴木慎
FW:朴智星、黒部、上野優
SUB:平井、中村、中払、松井、田原
この日までにチームから戦力外通告を受けた3選手が揃って先発。
キャプテンでありMrサンガであったMF野口。
J1復帰の立役者だったGK中河とFW上野優作。
メンバー選びに私情をはさまないタイプのゲルトにしては珍しい事。
彼ら3人にとって最後のサンガでのプレイになるかもしれない…涙出そう。
今日はサポも気持ちを前面に出そうという事で試合前の練習時から応援を開始!
いつもと違うこの気持ちが選手に届くものと信じたい…
【前半】
黙祷のあと、キックオフ!序盤の展開は予想通り。
引いてカウンターの市原、高い位置からのプレスで3トップへ繋ぐ京都。
ところがこの開始5分の時間帯に名手・慎吾がミス。
自陣内でキープしたボールを市原に奪われ後追いしてペナルティエリア内でファウル。
PKをとられてしまう。止めてくれっ!ピーコ(中河)!!!!!
だが、その願いも神サマには届かず…
ピーコの気迫の読みの先を越え、崔龍洙にゴール右隅に決められ市原に先制を許す。
この後も京都の左サイド和裕-慎吾をカウンターで攻め続けられ、苦しい展開。
そんな中またしてもアクシデント発生!
前線で健闘していた優作が相手との接触プレイで負傷。急遽松井に交代となる。
サンガ選手としての最後のピッチを去る優作…悔しいだろう。
♪うえーのゆーさく!ウォウ!ウォウ!
うえーのゆーさく!ウォウ!ウォウ!♪
サポーターからの声援を背に紫の勇者が一人消えていった。
俺達は忘れないぞ、優作!!
その優作の魂は交代で入った松井が受け継いでいた!
松井が左ボランチの位置まで守備にまわり、前線まで攻めあがる!
それまで攻め込まれていたサンガ左サイドが一気に活性化する!
そして…優作の魂を受け継いだ漢、松井が黒部との華麗なワンツーパスを決める!
市原のお株を奪うカウンターで、黒部から松井、さらに松井が市原DFの股抜きで再び黒部。
それを受けた黒部が右足を振り抜く!ゴール右隅に魂の同点ゴール!!!!
♪ウラウラウラウラーッ!べっかんこーっ!!
くろべー!くろべー!サーンガのくろべー!
くろべー!くろべー!ダダンダダンダンダン!ヘイッ!♪
ここからは一方的なサンガペースに!
選手の気迫と意地が伝わってくる緊張感のある試合となるが、
何度かあったシュートチャンスもお互い守りを崩すまでは至らず1-1のまま前半終了。
か…勝ちたい!意地でも…
【後半】
後半になっても状況は変わらず。
両サイドから積極的に崩しクロスをトップ3人に入れる京都。
徹底的に守りを固めて一気のカウンターを狙う市原。
応援する声もヒートアップする。
そんな緊張感ある一進一退に変化が出たのが後半18分。
市原MF佐藤からのパスをゴール前で崔がトラップ。
ゴール右へシュート!!!…と見せかけてGKとDFを引きつけ、ボールを左へ落とす。
そのボールを体勢をすばやく整えてゴール左へゴール!
あぁ…またしても勝ち越される…1-2。
(う~ん、あのフェイントは敵ながら天晴れとしか言いようがない)
しかし…この日のサンガは諦めない!
徐々に疲れから運動量の落ちてきた市原は攻めに積極性がなくなってきた。
それを突いたのは、この日今季最高のキレを見せていた右サイドの冨田。
後半26分。右サイドを駆け上がる冨田!
中央、縦に走りこんだ朴へ押さえの効いた絶妙のスルーパス!
それを受けた朴が狙いすましたシュートはゴール左に!
どぅぉぅてぃえぇぇぇぇんっ!!!!!
いいぞ冨田!やったぜ朴!これぞワールドクラス!
こうなったらもう京都の勢いはとまらない!
その2分後、キャプテン野口から左サイドの慎吾へパス!
慎吾が敵陣深く切れ込んで、中央へクロスをあげる!
そのクロスに飛び込んだのは松井のヘッド!!!
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォウル!!!!!!
逆転!大逆転!3-2!
これで勝ちを確信したのか、ここでキャプテン野口が交代。
♪のぐちひーろし、のぐちゴール!のぐちひーろし、のぐちゴール!
のぐちひーろし、のぐちゴール!のぐちひーろし、のぐちゴール!♪
今季リーグ戦最後の野口コールに送られて、また一人紫戦士がピッチを去った。
代わって入ったハライは元気にイエローもらいました。(笑)それもまた良し!
その後は市原に付け入る隙を与えず終了。
文字通り今季最終戦を勝利し、有終の美を飾った。
過去最高の順位、年間成績5位。素直に喜びたい。
試合終了後、今季限りで引退するGK中河は泣いていた。
でもその涙は後悔の涙ではなく、まぎれもない満足の涙だった。
ありがとうピーコ。
最終ラインに勇気を与えるキミの声は俺達の耳に永遠に残っていくよ。
♪ピーコ!ピーコ!ピーコ!ピーコ!ピーコ!
【試合結果】京都3-2市原
【観客数】 10624人
【得点者】
京都:黒部36、朴智星71、松井73
市原:崔龍洙5(PK)、63
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:中河5.5
DF:鈴木和5.5、角田6、辻本5.5
MF:冨田7.5(89分中村-)、野口5.5(75分中払5.5)、石丸6.5、鈴木慎6
FW:朴智星6、黒部6、上野優5.5(27分松井7)
【サンガの最終成績】
2ndステージ順位:7位(勝ち点:22)↑
年間総合順位:5位(勝ち点:46)↑
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます