【サンガのスタメン&ベンチ】
GK:平井
DF:平島、秋田、森岡、中谷、角田
MF:石井、斉藤、徳重
FW:アンドレ、パウリーニョ
SUB:上野、倉貫、星、渡邉、西野
【試合レポート】
前々節・湘南戦、前節・福岡戦と連続でロスタイムに失点し、ドロー。
もはや昇格レースに生き残る為には1敗もできない残り8試合。
まさに選手、監督、クラブ全体で一丸となって臨まなければならないこの時期。
それが、試合前日に美濃部監督の解任発表。
なぜ今頃…個人としては釈然としない想いはあるが、
サポを名乗る以上、選手の奮起を信じて応援するしかない。
ただし、「内容より結果」とは思っていない。
そんな事ではJ1復帰してもまた1年でJ2に戻ってくるだけ。
だから「結果に伴った内容」で勝つ!
開場前のミーティング後も仲間内ではあったが今僕らにできる事は何かを話し合った。
悲壮感、危機感を持って煽る?
落ち込んでいても仕方ないと開き直って楽しめる応援をする?
それぞれ一長一短あるし、ゴール裏をひとつの方向で統一させるのは現実には難しい。
結論としては、個人個人がそれぞれ信じる事をやるしかない事を確認した。
僕はA席(サポーター席の右側のエリア)をいつもよりこまめに応援のお願いに回る事に。
その効果があったのかどうかは分からないが、ゴール裏の意識は高まったと思う。
サポーターと同様、気持ちを前面に出そうという意識は
試合の中の選手のプレイにも表れていた様に思う。
前線、中盤、DFライン、それぞれが「積極的」だった。
全体的に動き出しはサンガの方が早く、動きには連動性があった。
その連動性が前半25分のパウリーニョのゴールを生んだ。
ゴール前の混戦の中、こぼれ球を押し込む形の、所謂「泥臭いゴール」ではあったが、
そうであるが故に我々サポーターの胸に響いたゴールだった。
先制しても今日のサンガは引いたりしなかった。
もう一点を貪欲に獲りに行くサッカーを実践していた。
セレッソに攻め込まれるシーンももちろんあったが、
隙あらばカウンターから追加点を狙おうという意図は感じていた。
この試合、選手と我々サポーターとの間に、確かな絆を感じていた。
だが、後半開始5分の徳重の退場により、状況は一変した。
セレッソは実力的に今のJ2ではトップのチーム力だと思う。
そのセレッソ相手に数的不利な状況を作ってしまったら、正直厳しい。
退場した徳重の分は我々サポの応援で補う…そういう気持ちで応援を続けた。
案の定、徐々にセレッソのポゼッションする時間帯が長くなる。
ここが踏ん張りどころ。
完全に引き切ってしまっては相手の思う壺だし、これまでの教訓も生きない。
選手もそこは解っていたのだろう、引いてはいても反撃の機会は逃さなかった。
後半31分。こっちも相手も一番苦しい時間帯。
ここでカウンターから中盤の角田を経由したボールが
逆サイドの途中出場した大剛に渡る。
大剛は相手DFをひとりかわして最高の時間帯に貴重な追加点となるゴールを決める!
♪わ~たな~べ だいご~!バ~モバモバモだいごう!
わ~たな~べ だいご~!バ~モバモバモだいごう!♪
2点差は大きい!
ゴール裏サポーターは勝利を確信したはず。(少なくとも僕はした)
大剛自身も看板を乗り越えてゴール裏までアピールに来てくれた。
数的不利を跳ね返しての追加点だけに、それを油断とは言えないハズ。
だがサッカーの神様はどこまでもサンガには残酷だった。
後半40分、DF登録ながらボランチとして攻守に頑張っていた角田が負傷し、MF星に交代。
ここまでギリギリで踏ん張っていたDFのバランスが崩れる。
その崩れをセレッソは見逃してはくれなかった。
後半41分に柿谷、さらにロスタイムには古橋にゴールを許し、またしても引き分け…
勝てばこれまでの嫌な雰囲気を一気に払拭できる最高のシチュエーションだっただけに
このチャンスを活かせなかったのは悔やんでも悔やみきれない。
今日は誰も責める気になれない。
選手の気持ちは感じた。
サポの想いも分かった。
それだけにこのやるせない想いをどこにも持って行けなくて辛い。
ただ…辛い。
試合後、殊勲となるはずのゴールを決めた大剛が泣いていた。
退場した事に責任を感じているのか徳重が謝っていた。
僕同様、多くのサポは選手を責めなかったと思う。
ひょっとしたら今日の試合、引き分けた事でJ1復帰はなくなったかもしれない。
でも今日の試合、もっと大事なものが残ったのではないかと思う。
引き揚げる選手を送る歌はいつものサンガコールではなかった。
確かに今の我々の気持ちを一番表している歌だったと思う。
♪俺は叫び続ける サンガがある限り
サンガの誇り 胸に ララ 愛するサンガの為に…♪
【試合結果】 京都2-2C大阪
【観客数】
14,304人(KBS京都のキャンペーン効果で久々のオーバー1万だったが…)
【得点者】
京都:パウリーニョ25、渡邉76
C大阪:柿谷86、古橋89
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:平井6
DF:平島5.5、秋田6、森岡6、中谷5.5、角田6(85分 星5)
MF:石井5.5、斉藤5.5、徳重4.5(50分 退場)
FW:アンドレ5.5(64分 渡邉6.5)、パウリーニョ6
【今日の私的MOM】
なし : 勝てば文句なしに大剛だが、ドローでは…ね。
【サンガの順位】 4位 勝ち点72 (3位・仙台との勝ち点差1)
GK:平井
DF:平島、秋田、森岡、中谷、角田
MF:石井、斉藤、徳重
FW:アンドレ、パウリーニョ
SUB:上野、倉貫、星、渡邉、西野
【試合レポート】
前々節・湘南戦、前節・福岡戦と連続でロスタイムに失点し、ドロー。
もはや昇格レースに生き残る為には1敗もできない残り8試合。
まさに選手、監督、クラブ全体で一丸となって臨まなければならないこの時期。
それが、試合前日に美濃部監督の解任発表。
なぜ今頃…個人としては釈然としない想いはあるが、
サポを名乗る以上、選手の奮起を信じて応援するしかない。
ただし、「内容より結果」とは思っていない。
そんな事ではJ1復帰してもまた1年でJ2に戻ってくるだけ。
だから「結果に伴った内容」で勝つ!
開場前のミーティング後も仲間内ではあったが今僕らにできる事は何かを話し合った。
悲壮感、危機感を持って煽る?
落ち込んでいても仕方ないと開き直って楽しめる応援をする?
それぞれ一長一短あるし、ゴール裏をひとつの方向で統一させるのは現実には難しい。
結論としては、個人個人がそれぞれ信じる事をやるしかない事を確認した。
僕はA席(サポーター席の右側のエリア)をいつもよりこまめに応援のお願いに回る事に。
その効果があったのかどうかは分からないが、ゴール裏の意識は高まったと思う。
サポーターと同様、気持ちを前面に出そうという意識は
試合の中の選手のプレイにも表れていた様に思う。
前線、中盤、DFライン、それぞれが「積極的」だった。
全体的に動き出しはサンガの方が早く、動きには連動性があった。
その連動性が前半25分のパウリーニョのゴールを生んだ。
ゴール前の混戦の中、こぼれ球を押し込む形の、所謂「泥臭いゴール」ではあったが、
そうであるが故に我々サポーターの胸に響いたゴールだった。
先制しても今日のサンガは引いたりしなかった。
もう一点を貪欲に獲りに行くサッカーを実践していた。
セレッソに攻め込まれるシーンももちろんあったが、
隙あらばカウンターから追加点を狙おうという意図は感じていた。
この試合、選手と我々サポーターとの間に、確かな絆を感じていた。
だが、後半開始5分の徳重の退場により、状況は一変した。
セレッソは実力的に今のJ2ではトップのチーム力だと思う。
そのセレッソ相手に数的不利な状況を作ってしまったら、正直厳しい。
退場した徳重の分は我々サポの応援で補う…そういう気持ちで応援を続けた。
案の定、徐々にセレッソのポゼッションする時間帯が長くなる。
ここが踏ん張りどころ。
完全に引き切ってしまっては相手の思う壺だし、これまでの教訓も生きない。
選手もそこは解っていたのだろう、引いてはいても反撃の機会は逃さなかった。
後半31分。こっちも相手も一番苦しい時間帯。
ここでカウンターから中盤の角田を経由したボールが
逆サイドの途中出場した大剛に渡る。
大剛は相手DFをひとりかわして最高の時間帯に貴重な追加点となるゴールを決める!
♪わ~たな~べ だいご~!バ~モバモバモだいごう!
わ~たな~べ だいご~!バ~モバモバモだいごう!♪
2点差は大きい!
ゴール裏サポーターは勝利を確信したはず。(少なくとも僕はした)
大剛自身も看板を乗り越えてゴール裏までアピールに来てくれた。
数的不利を跳ね返しての追加点だけに、それを油断とは言えないハズ。
だがサッカーの神様はどこまでもサンガには残酷だった。
後半40分、DF登録ながらボランチとして攻守に頑張っていた角田が負傷し、MF星に交代。
ここまでギリギリで踏ん張っていたDFのバランスが崩れる。
その崩れをセレッソは見逃してはくれなかった。
後半41分に柿谷、さらにロスタイムには古橋にゴールを許し、またしても引き分け…
勝てばこれまでの嫌な雰囲気を一気に払拭できる最高のシチュエーションだっただけに
このチャンスを活かせなかったのは悔やんでも悔やみきれない。
今日は誰も責める気になれない。
選手の気持ちは感じた。
サポの想いも分かった。
それだけにこのやるせない想いをどこにも持って行けなくて辛い。
ただ…辛い。
試合後、殊勲となるはずのゴールを決めた大剛が泣いていた。
退場した事に責任を感じているのか徳重が謝っていた。
僕同様、多くのサポは選手を責めなかったと思う。
ひょっとしたら今日の試合、引き分けた事でJ1復帰はなくなったかもしれない。
でも今日の試合、もっと大事なものが残ったのではないかと思う。
引き揚げる選手を送る歌はいつものサンガコールではなかった。
確かに今の我々の気持ちを一番表している歌だったと思う。
♪俺は叫び続ける サンガがある限り
サンガの誇り 胸に ララ 愛するサンガの為に…♪
【試合結果】 京都2-2C大阪
【観客数】
14,304人(KBS京都のキャンペーン効果で久々のオーバー1万だったが…)
【得点者】
京都:パウリーニョ25、渡邉76
C大阪:柿谷86、古橋89
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:平井6
DF:平島5.5、秋田6、森岡6、中谷5.5、角田6(85分 星5)
MF:石井5.5、斉藤5.5、徳重4.5(50分 退場)
FW:アンドレ5.5(64分 渡邉6.5)、パウリーニョ6
【今日の私的MOM】
なし : 勝てば文句なしに大剛だが、ドローでは…ね。
【サンガの順位】 4位 勝ち点72 (3位・仙台との勝ち点差1)
今日は、あまりに悲壮な思いで行ったので、サンガの点が入るたびに涙がチョチョ切れてたんですよぉ(笑)。
勝てなかったのはすごく悔しいですが、でも、試合を見ていて大丈夫だ!って思いました。
それが確認できただけでも行ったかいがありました。
次節に期待です!
お疲れ様でした。
このレポート書いていて悔しさが甦ってきました。
でも終った試合をいくら悔やんでも仕方ないですから。
切り替えていきます。
まだ終った訳じゃありませんからね。