我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

楽しからずや家庭菜園

2022-11-05 17:19:02 | 老いの暮し

楽しいと言うべきか

有り余る老いの退屈な時間を埋めるに

重要なアイテムとなっている、

家庭菜園を始めて10年ほど経つ、

友人に勧められ彼の借りた畑の一部を

30坪程また借りと言う形で借りている、

始めの頃はかなり苦痛であった、

耕運機を持たない土いじりは肉体労働だ、

鍬とスコップと鎌でやる農作業は体力を要する、

これも健康と実益を兼ねた労働と思いながらやってきた、

ところが次々と遊び相手を亡くしてしまった最近

時間を持て余し退屈するようになってきた、

そこで時間つぶしに目を向けたのが家庭菜園、

雑草が一日ごとに成長する夏を除けば

1,2時間程度の短時間労働なら

それほどの苦痛を感じなくなってきた、

逆に言えばこの農作業がなかったら

俺の毎日は退屈な日々になると思うと

かえって感謝しなければならない、

今は大根、ホーレンソウ、シュンギク、摘み菜などを

種から育てている、

どれも収穫は1か月ほど後であろう。